必要なリスクのみ取るようにしよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
内藤忍さんの
「ウラ「お金学」講義 第4章:お金の「思考停止」を今すぐやめる」
です。
みなさんはお金の話は「下品」「よくない」と思いますか?
日本ではよくそう言われます。
「お金より大事なものはある」
確かにそうですが、お金もまた大事です。
なぜなら、その大事なものの中には、お金がないと手に入らないものもあるからです。
つまり、
お金という手段
は大事です。
この本は、その大事なものを「得るため」「守るため」の知識を与えてくれます。
その中でも、この章は、「守るため」の考え方の第一歩になります。
学校では、お金の授業はありません。
なので、自分から学んでいきましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- お金持ちになりたいと思っている人
- お金から自由になりたいと思っている人
常識はお金持ちの”非常識”
ニッパチの法則
出典:ウラ「お金学」講義より
みなさん、この法則をご存知ですか?
私は、この本で初めて聞きました。
ニッパチとは20:80の意味です。
つまり、
20:80の法則
であり
8割の富を2割の人が握っている
出典:ウラ「お金学」講義より
という意味だそうです。
そして、その差は一般の常識を、常識と考えず、自分にとって正しいかどうかを疑うことです。
その結果、その常識が正しいということも多々あります。
しかし、正しくないと感じた常識から、自分にとっては何が正しいかを検証しましょう。
その答えから、周りの人との差ができます。
お金のことをちゃんと考えよう
今の自分の財政状況に満足している人は、この記事を読んでいないでしょう。
つまり、この記事を読んでいるあなたは、今の自分の資産に満足していませんよね?
当然、私も満足していません。
それなのに、お金のことを考えないのは、
「現実を見たくない」ということが大きな原因
出典:ウラ「お金学」講義より
だからでしょう。
しかし、将来を考えるためには
現状把握は必須
です。
最初は辛いかもしてませんが、これが自分を満足させるための一歩になると考えるのです。
現状を把握することで、
「今から何をすべきか」・「今のまま継続すれば良いのか」
などがわかるようになります。
自分がどうなりたいか
まずは、どうなりたいかの目標を立てましょう。
よく、目標は
「お金持ちになること」・「とにかく1億稼ぐ」
という人がいます。
私ですw
しかし、自分のなりたい将来に本当にその金額が必要かも、考えましょう。
高い目標をクリアするには、その分の大きなリスクを取らなければなりません
出典:ウラ「お金学」講義より
自分の目指す将来にそこまでのリターンが必要でないなら、その分のリスクもとる必要はないのです。
将来を考えたときに、今の継続で良いとわかれば、無理なんてせずに継続でいいのです。
なので、何も考えずに
「ひたすら節約」
なんてことも一度やめましょう。
目標を設定した結果、しなくて良いと考えたなら、無理はしないようにしましょう。
将来お金が貯まっても、身体を壊しては元も子もないですからね。
お金にも働いでもらおう
日本人は
安心・安定
という言葉が大好きな人が多いです。
私も大好きです。
お金が減るリスクを取りたくないために、銀行に全て預金する。
ほとんどの人がしていることだと思います。
しかし、それは利子が高かった時の話にできた常識です。
そのころは、リスクを取らなくても、それに見合ったリターンがあったから、預金が常識でした。
しかし、現在は利子はすごく少ないです。
確かに、リスクはないですし、大金を預金できればリターンもあります。
しかし、ない人にとっては、預けるのみでは足りません。
そのため、お金にも働いてもらいましょう。
もちろん、ギャンブルをしようというわけではないですよ!
投資の勉強をして、自分に合ったリスクとリターンの投資を選ぶことで、お金にも働いてもらえるように、学びましょう。
また、自己投資だって立派な投資です。
自分にお金を使い、お金を作る知識や経験を得るのも立派な投資になります。
収入の複線化
自分もお金も一緒に働くことで、
収入の複線化が実現し、リスクも分散される
出典:ウラ「お金学」講義より
のです。
大抵の人は、働くのは自分のみです。
ということは、体調を崩してしまった時のリスクがあります。
そのためにも、自分とお金で収入の複線化をしましょう。
リスクヘッジをちゃんと考えることが、
安心・安定
につながります。
まとめ
今回は、「自分を守るためのお金の知識」についての本を紹介させていただきました。
この本は、題名に”ウラ”と書かれていますが、周りを騙して自分だけ利益を得るような”裏”なことは全く書かれていません。
ちゃんと考えれば気づける。
しかし、ちゃんと考える人の方が少ないような知識が書かれています。
また、その答えは人それぞれのため、自分で考え、本当に自分に必要なことのみを行うことが重要です。
まずは将来のお金の目標を考え、そこへ行くのに必要なリスクだけを取るようにしましょう。
リスクを全く取らないのも安心・安定ですが、
必要と考えたリスクは取り、無駄なリスクを取らない
のも安心・安定への一歩です。
この本では、他に「損得の考え方を変える」や「お金のバランスを考える」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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