ブランドとは”記憶するもの”
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
今は世の中にたくさんのものがあります。
例えば靴一つとっても、
Nike
CHURCH’S
crocs
などたくさんのメーカーがあります。
実際もっとありますし、その中でもたくさんのシリーズに分かれています。
その中からあなたの商品を買ってもらう上で大事なのが、
ブランド
です。
この章では、
ブランドとは何か
について書かれています。
ブランディングできるかどうかで商品の将来が変わることはたくさんあります。
そのため、この記事ではそもそもブランドとは何かから学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- マーケティングの勉強をしている人
- 商品開発の担当をしている人
- 個人でお店をやっている人
製品以上のもの
第1にブランドとは、
製品以上のもの
です。
製品とは、その商品一つのことです。
しかしブランドは、その商品のことだけでなく、
- 原産国 (日本製・海外製など)
- ユーザーイメージ (そのブランドの商品を持っているとどうみられるかなど)
- 自己表現便益 (その製品が自分をより豊かに見せてくれるか)
なども表しています。
例えば、ブレゲなど高級時計をつけている人を見ると、
お金持ちなんだろうなぁ
と思う人が多いです。
また、ハーレーダビッドソンのバイクに乗っていると、
やっぱこのエンジン音がいいんだよねぇ
と思う人が多いです。
実際には、その製品の中身や性質はわからなくても、
ブレゲ
ハーレーダビッドソン
というブランドがそう思わせてくれる安心感があります。
このようにブランドとは、
その製品以上のことまで表現してくれる
のです。
企業の価値を上げるもの
第2にブランドとは、
企業の価値を上げるもの
です。
なぜなら、
企業価値はブランド価値に大きく依存している
出典:「マーケティング超入門」より
からです。
例えば、高級なバックを購入する場合、
知っているブランドの商品
知らないブランドの商品
ならあなたはどちらを買いますか?
“質が良くないことで有名”などは無しでおねがいしますw
大体の人が知っているブランドをの商品を購入します。
なぜなら、安心できるからです。
知っているブランドなら、
今までも問題なかった
ここの商品は有名だから大丈夫だよね
など自分や自分以外の人の意見があるため安心ができます。
しかし、知らないブランドの商品であれば、
もしかして偽物かも
ちゃんとした商品なのかなぁ?
と不安になることもあります。
値段が高級であればあるほど、知っているブランドが選ばれやすくなります。
では逆に、安価な商品ならどうでしょうか?
例えば、あなたはマスクを購入しようと思っています。
そのとき、
いつも使っているマスク
知らないメーカーの安いマスク
ならどちらを選びますか?
「とにかく安いものを」と考えている人は安いマスクを選ぶでしょう。
しかし、そうでないなら、
いつも使っているとこの方が安心
安すぎると効果が心配
と考えいつも使ってるマスクを買う人が多いです。
このように、ブランドが知られてることは、
その商品が選ばれやすくなる
ことに繋がります。
そうして商品が買ってもらえることで、
このメーカーは大丈夫
次もこのブランドを買いたい
と思ってもらえます。
それが、
企業価値を上げることに繋がる
のです。
見た目を統一するもの
第3にブランドとは、
見た目の統一性を表すもの
です。
なぜなら、
文字より絵の方が判断するのに時間がかからないから
です。
世の中にはたくさんのブランドがあります。
そのほとんどのものが、ロゴなどのマークがあります。
そのマークが目に入るだけで、
あそこは〇〇なんだなぁ
と判断することができます。
あっちにコンビニあるよ。って友達に言ったことありませんか?
これは看板のマークを見て判断しています。
走っている車のロゴを見て、
あの車格好いいなぁ。俺も次はあそこの車にしよう。
有名な人が来ている服を見て、
私もあそこの服を着たい
このようにブランドのロゴからその商品を繋げてくれます。
そのため、
ブランドとは見た目にも影響を及ぼす
のです。
ロゴマークが宣伝にもなるということですね。
終わりに
今回は、
ブランドとは何か
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、ブランドは
- 製品以上のもの
- 企業の価値を上げるもの
- 見た目を統一するもの
の三つを紹介しました。
一つにブランドと言っても、たくさんの価値があります。
そして、それらをまとめると、
ブランドとはユーザーが”記憶するもの”
です。
これは、良い意味でも悪い意味でも記憶されます。
そのため、商品を考える上でブランドを作ることもちゃんと考えるようにしましょう。
また、今では有名なブランドをパクったようなロゴや看板もよく見ます。
気づかず買ってしまって経験ある人もいるかもしれません。
その場合、最初は勘違いで買ってもらえるかもしれません
しかし、パクった商品としても認知されてしまうこともあります。
それでは信頼から離れてしまいます。
そのようなことはないように、独自のブランドを考えるようにしましょう。
この本では、他に
「経済って何」
「ブランドマーケティングの基本戦略」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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