世界観 + 7つの要素
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
ブランディング・ブランドマーケティング
最近よく聞きます。
モノやサービスを売るとき、ブランドにすることはとても重要なことの一つです。
- 高いけどiPhoneが良い
- 車はずっとCROWNに乗っている
- 困ったらGoogleで検索しよう
これらの言葉を一度は使ったことあるのではないでしょうか?
ここで言う、
iPhone
CROWN
これがブランドです。
そう思っている人は他が劣っていてもまた使用してくれます。
そのため、
自社の商品もブランドにしよう
ブランドにできれば売れてない商品も買ってもらえるかも
と考える人も多いです。
では、ブランドになるには何が必要でしょうか?
この章では、
ブランドになるための8つの要素
について書かれています。
有名な商品だからブランドになるんでしょ?
売れてないんだからブランドにならないよね
と諦めていませんか?
本書では、
どこにでもある、なんでもないもの、
とてもブランドになんかなりそうにないものでも、
ブランドにすることは可能
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
と書かれています。
一緒にブランドにするのに何が必要かから学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- マーケティングの勉強をしている人
- 商品開発の仕事をしてる人
- なかなか商品が売れなくて困っている人
世界観
ブランドになるための要素の一つ目は、
世界観
です。
と、いきなり世界観と言われても、
世界観って何?
となります。
世界観とは、
どんな変化を生み出したいか
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
です。
つまり、その商品があることで
- 何をできるようになるのか
- 何をしなくてよくなるのか
- どんな良いことがあるのか
などの得られる未来のことです。
視力が低くてもよく見えるようになる
メガネです。
携帯電話で情報もアクセスできるようになる
スマートフォンの世界観です。
このように商品を考える上での仮説であり目標が世界観です。
エッセンス
ブランドになるための要素の二つ目は、
エッセンス
です。
エッセンスとは、
世界観を具体的な価値に表現するもの
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
です。
メガネなら、
- 何を使って視力を上がるか
- どのようにして普段から装着できるようにするか
などを考えます。
つまり、世界観のための具体案ですね。
機能ゾーン・ブランドゾーン
ブランドになるための要素の三つ目は、
機能ゾーン・ブランドゾーン
です。
機能ゾーンとは、
製品・サービスが成立するために
必要最低限備えているべきもの
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
です。
つまり、その商品に絶対必要な機能のことです。
メガネであればよう見えること・スマホであれば電話機能などです。
またブランドゾーンとは、
そのブランドならではのとんがったモチーフ
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
のことです。
つまり、他の商品との違いのことです。
この二つは入れ替えることで考え方も変わってきます。
例えば、
スマホの機能がついた車を作りたい
この場合、機能ゾーンは車・ブランドゾーンがスマホの機能と考えます。
車にスマホのOSを入れれば良いと思います。
しかし、逆で考えてみましょう。
つまり、機能ゾーンがスマホ・ブランドゾーンが車の機能という感じです。
車の機能ってどういうこと?
と思うかもしれません。
車の機能とはもちろん運転のことです。
運転ができるスマホ
つまり、
車の形したスマホ
という感じですね。
スマホが視覚でなく車の形をしたイメージです。
このように機能ゾーン・ブランドゾーンはいろいろな考え方ができそうです。
カラー
ブランドになるための要素の四つ目は、
カラー
です。
カラーとは、
ブランドが脳内に刺さるように印象づけるためのもの
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
です。
色でそのブランドを表すこともできます。
バーバリーと聞くとたくさんの人が同じ色を浮かべるのではないでしょうか?
ロゴ
ブランドになるための要素の五つ目は、
ロゴ
です。
ロゴとは、
ブランドが脳内に刺さるために印象づけるための
独自マーク
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
です。
NIKE
TOYOTA
のように会社のロゴもあれば
AirJordan
Lexus
のようにシリーズのロゴもあります。
強いブランドならそのロゴマークを見るだけで、
あそこの商品だなぁ
とわかることができます。
どんな商品か知らなくても何回も同じロゴを見ればどんどん気になっていきますよね。
パッケージ
ブランドになるための要素の六つ目は、
パッケージ
です。
パッケージとは、
ブランド刺しさを表現する要素
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
のことです。
パッケージと聞くと、商品の袋やケースの面などの見た目のことを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかしここでのパッケージとは、BGMや立地場所などの見た目以外の特徴も含みます。
ネーミング
ブランドになるための要素の七つ目は、
ネーミング
です。
ネーミングとは、
世界観を示すもの
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
のことです。
その商品をどういう名前にするのか
これもブランドを作るうえで大事な要素の一つです。
短い方が覚えられやすいかな
一度聞いたら忘れないようなインパクトのある名前にしよう
など色々考えてネーミングをしましょう。
価格
ブランドになるための要素の八つ目は、
価格
です。
価格は、
「誰に買ってほしいか」「誰に買わせたいか」を
数字で宣言するメッセージ
出典:「「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる」より
です
せっかく良い商品でも、
- 高いから買えない
- 高いから安心
と価格によって与える印象は様々です。
そのため、価格をどうするかもちゃんと考えましょう。
その時大事なのは、
その商品を誰に買ってもらいたいか
です。
年齢
性別
親 or 子供
などで価格から受ける印象は変わります。
大人の高いと子供の高いは同じ値段ではなさそうです。
あくまで価格は商品を買ってもらう人にとってどう感じるかを考えて決めましょう。
使うのが子供でも買うのは親っていうことっもよくあります。
価格のマーケティングについてはこちらで紹介しています
よろしかったらどうぞ
終わりに
今回は、
ブランドになるための8つの要素
についての本を紹介させていただきました。
ブランドのための要素とは、
世界観
エッセンス
機能ゾーン・ブランドゾーン
カラー
ロゴ
パッケージ
ネーミング
価格
の8つです。
またこの8つの要素は、
世界観 + 7つの要素
という形です。
商品の世界観を決めて、そこにロゴやネーミングや機能などを足していくことでブランドができていくのです。
世界観が同じだからシリーズと見てもらえるのです。
この本では、他に
「世界観の考え方」
「ブランドのあり方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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