世の中にはたくさんの失敗から学べた商品があります
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
失敗は成功のもと
失敗は成功の母
よく聞く言葉です。
そのため、
失敗しても良いからどんどん挑戦してみよう
っていう人たくさんいます。
でも、
失敗したってそれがわかるとは限らない
失敗するなら挑戦したくない
と失敗を怖がってしまう人もいます。
なぜなら、まだ失敗から学んだ経験がないからです。
経験しないから怖いと思う人もいます。
この章では、
世の中の製品で失敗から学んだこと
について書かれています。
ただ無理やり挑戦させようとしてるだけじゃないの?
本当に失敗から何か学べるの?
と思っていませんか?
それなら、世の中の失敗から学んだことをまずは知りましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 失敗から学べるものなんてないと思っている人
- 挑戦するのを怖がっている人
- なかなか一歩目が踏み出せない人
ユーザー視点が大事
世の中の製品の失敗から得られたことの一つ目は、
商品は自社視点よりユーザー視点が大事
ということです。
なぜなら、
あなた方が見てる視点をユーザーが求めているとは限らないから
です。
これを教えてくれた商品が、
Amazon社が作ったファイアフォン
です。
今みなさんが使っているスマートフォンは主に、
iPhone
Android
の二つが多いです。
しかし、2014年にAmazonでもスマホを出していたのです。
それが、
ファイアフォン
です。
このスマホの特徴としては、
スマホで見るものほとんどを簡単に買える
というものです。
- あそこになる商品なんていう名前なんだろう
- 有名な人が持っているものと同じものが欲しいなぁ
そんな経験ありませんか?
そんな時、ファイアフォンをかざせばAmazonの購入画面にすぐ飛べる。
Amazonにあればすぐ購入できます。
これは、Amaoznというたくさんの商品を持っている会社があるからこそできることです。
Amazonはこの商品で、
世の中を丸ごとショールームに変える
出典：「世界失敗製品図鑑」より
という狙いがありました。
しかし結果としては、わずか1年強で撤退することになりました。
なぜなら、
ユーザーはスマホで買い物はあくまで機能の一つ
と考えていたからです。
確かにスマホで簡単に買い物ができるのは便利です。
でもその代わり、
- 他のアプリが揃っていない
- 通信機器としては他より弱い
ではどうでしょうか?
スマートフォン
とあるようにあくまで電話であり通信機器です。
ユーザーは買い物だけを見てはいなかったということです。
商品開発をするとき、自分たちで未来を想像することは大事です。
それに対してどんな機能が必要がで考えます。
でも、自分たちが想像する未来図よりも、
ユーザーが求めているものが何なのか
これが商品開発には大事ということです。
ようはバランスが大事なのです。
ただここに付け足すと、2024年現在ではスマホをかざすだけでGoogleで商品を調べてくれるスマホは出ています。
つまり、Amazonが想像していた未来図が実際に訪れています。
ファイアフォン自体は、未来図へ向けての工程がちょっと違っただけかもしれませんね。
やっぱり、Amazonはすごいです。
広めたいなら複雑にしすぎはダメ
世の中の製品の失敗から得られたことの二つ目は、
周りを巻き込みたいなら複雑よりも簡単に
ということです。
なぜなら、
簡単な方が周りも入ってきやすいから
です。
これを教えてくれた商品が、
Nintendo社のWiiU
です。
私も買いました。
Nintendoのハードといえば、
スーパーファミコン
NintendoSWITCH
など有名な商品がたくさんあります。
そんな中、WiiUは他のハードに比べてあまり苦労したハードになってしまいました。
なぜならWiiUは、
テレビ画面とは別にもう一つ画面があったから
です。
WiiUの特徴としては、テレビとは別にもう一つ画面があります。
そちらで別のものを表示することで、今までとは違うゲーム体験ができるようになっていました。
その中、ゲームのハード機は主に、
- 自社のソフトと一緒に発売する
- その結果ハードも売れる
- ハードが売れるから他社もソフトを発売する
- その結果もっとハードが売れる
という形が多いです。
そんな中、WiiUは今までと違って2画面が必要なため、他社からするとソフト作成の時点で新しい構想や費用が必要になります。
2画面だからできることが必要になりました。
その結果、
他者があまりソフトを開発しない
ということが起きてしまったのです。
それではソフトが増えていきません。
それに、ハード機はNintendo以外にも作っている会社はあります。
PlayStationやXboxなどがあります。
わざわざソフトを開発するのが複雑なところより、今まで通りでいいところの方で新しく開発したいと思う会社が多いです。
その商品を広めたいのなら、
特別感を出して複雑にしすぎない
ようにしましょう。
複雑すぎると周りがついていけなくなります。
ちなみに、
ハードの価格より中のチップの方が高額
これは結構有名な話です。
ではなぜ商売が成り立つのでしょうか?
それはソフトの利益で賄っているからです。
つまり、ソフトがたくさん売れないとそのハードは厳しくなってしまいます。
そのためにも、ソフトが増えることは絶対条件だったということです。
実際私はWiiUも好きでしたw
ゼルダとかバイオは面白かったです。
自信があっても視野は広くしよう
世の中の製品の失敗から得られたことの三つ目は、
自信があっても視野は広くして見るのが大事
ということです。
なぜなら、
理由のない自信のせいで簡単なことを見落とすことはあるから
です。
これを教えてくれた商品が、
セブンイレブンジャパン社のセブンペイ
です。
ニュースにもなっていたのを覚えています。
PayPay
楽天Pay
など今はたくさんのバーコード決済サービスがあります。
その中で約3ヶ月でサービスが終了してしまったのがセブンペイです。
原因は、
セキュリティの弱さによる不正利用がたくさんあったから
です。
当時から、バーコード決済サービスには2段階認証が一般的でした。
お金を扱える以上、認証は複数欲しいです。
しかし、セブンペイには導入されていませんでした。
そのため、IDとパスワードさえあれば不正利用できる状態だったのです。
なぜそんなことが起きたかというと、元々セブンぺいはセブンイレブンアプリの中に導入されたサービスでした。
そのため、
トップが”問題ない”と思っていた
のです。
セキュリティとは、日進月歩日に日にどんどん進化してます。
今まで良かったものが明日には危ないなんてこともない話ではありません。
だから、こまめにパスワードを変えようって言われます。
それなのに、自分たちは問題ないと視野を狭めてしまっていたのです。
どんなものでも、昔の当たり前が今も当たり前とは限りません。
どんなに自信があっても、
ちゃんと視野を広くして確認する
ようにしましょう。
終わりに
今回は、
世の中の製品で失敗から学んだこと
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、
- ユーザー視点が大事
- 広めたいなら複雑にしすぎはダメ
- 自信があっても視野は広くしよう
の三つを紹介しました。
どれもよく聞く話ですし、わかってると思うことかもしれません。
しかし、実際にそれをしなかった結果大変なことになった商品があります。
このように失敗から学べることもあります。
よく聞く話ほど誰かが失敗から学んだことのように感じます。
そのため、
失敗したってそれがわかるとは限らない
失敗するなら挑戦したくない
と言わず一歩踏み出してみましょう。
この本では、他にも
いくつかの商品から学んだ失敗
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
もう一度言いますが、私の中ではWiiUは好きなハードでしたw
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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