何をすればいいか・数が多い・全てを説明しようとしている
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
浅田すぐるさんの
「「今の説明、わかりやすいね!」と言われるコツ 第1章:なぜ、うまく説明できないのか?」
です。
「今の説明、わかりやすいね!」
あなたは言われたことありますか?
私はありません。
自分なりに考えをまとめて説明をしているのですが、うまく伝わったと感じることの方が少ないです。
仕事をしていく上でこの”説明する能力”は、とても重要です。
なぜなら、就職・転職での面接や独立した後の取引など、
自分や自分が扱っている商品などについて
説明することはたくさんあるからです。
やっぱり、うまく説明できる人の方が説得力があると感じますよね。
私は、今働いている会社の中ではパソコンが得意な方です。
なので、パソコンやスマホのことをよく聞かれることがあります。
自分の中では、完全に理解できていることでも、それを人に説明してもなかなかうまく説明できないことがよくあります。
その度に思うことは、
「お互いの知識が違うためもっと噛み砕いた方がいいのかな」
「あまり噛み砕きすぎると説明が長くなってしまうな」
ということです。
この章では、
うまく説明できない3つの理由
について書かれています。
まずは、理由を見つけましょう。
理由さえわかれば、あとはその対策をするだけです。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 面接などで自分のことをうまく説明できない人
- プレゼンが苦手な人
「何をすればいいか」を説明できていない
「実践できる」という文脈があって初めて、価値を見出していける
出典:「「今の説明、わかりやすいね!」と言われるコツ」より
よく自社の商品を紹介するときに、
この商品はこんなことができます
と説明している人がいます。
それでは、機能の説明だけです。
相手にその商品を使って
「何をすればいいか」を説明できていない
のです。
相手にうまく説明できるポイントは、
見聞きした相手が「行動」できるか、「実践」できるか、「習慣化」できるか
出典:「「今の説明、わかりやすいね!」と言われるコツ」より
です。
つまり相手の人に、
何をすればいいかを理解してもらう
ことが大事です。
「数」が多すぎる
覚えられなければ、当然、実践もできません
出典:「「今の説明、わかりやすいね!」と言われるコツ」より
よく
「〇〇できる7つのコツ」「××になるために必要なこと5選」
などを聞きませんか?
これを全部覚えるのは大変ですよね。
先ほども書きましたが、
覚えていないことは実践もできない
のです。
この理由は、
数が多すぎる
出典:「「今の説明、わかりやすいね!」と言われるコツ」より
からです。
覚えられない数の説明をしては、実践してもらえず、実践して守らなければ相手にも実感してもらえません。
実感してもらえてこそ、説明がわかりやすかったと感じてもらえるのです。
なので、
まず自分自身で、「3つ以内にまとめ直す力」が必要
出典:「「今の説明、わかりやすいね!」と言われるコツ」より
となります。
”3つを超える” = ”わかりにくい説明”と捉えましょう。
全てを説明しようとしている
商品の説明をするとき、
いいところは全て言いたい
と思っていませんか?
私はそう思っていました。
デメリットを伝えるのも大事ですが、メリットは全部伝えて、
どれか一つでも刺さってくれれば
と考えていました、
しかし、
「わかりやすい説明」をするうえで優先すべきは「網羅性」よりも「代表性」
出典:「「今の説明、わかりやすいね!」と言われるコツ」より
です。
なぜなら、
説明が長いと結局まとまらない
からです。
先程の私のような、数打てば当たるのような考えではなく、
”これ”と”これ”と”これ”ができます
と伝えた方が、相手にとってはその商品は何ができるのか覚えやすいのです。
これは、「先程の数が多すぎる」とも同じ理由ですね。
なので、言いたいことが多すぎてまとめられないくらいなら、
情報を「捨てる勇気」を持ちなさい
出典:「「今の説明、わかりやすいね!」と言われるコツ」より
ということです。
いろいろ詰めすぎてわかりにくい説明よりも、全ては網羅できなくてもわかりやすい説明の方が良いということですね。
まとめ
今回は、「わかりやすいと思ってもらえない説明になる理由」についての本を紹介させていただきました。
就職・転職の面接や仕事での取引などで、自分や自社の商品の説明はあります。
その時、相手に
説明わかりやすい
と思ってもらいたいですよね。
説明するのが苦手な人はまず、
うまくできていない理由
を知りましょう。
その理由がわかれば、あとは対策を考えれば良いのです。
- 何をすればいいかを説明していない
- 数が多すぎる
- 全てを説明しようとしている
この章でのポイントは、この3つです。
この本では、他に「わかりやすい説明の条件」や「どうすれば説明上手になれるか」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント