”有るもの”からヒントを得て探してみよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
岩波貴士さんの
「お金をかけずにお金を稼ぐ[儲かる!ニッチ商売]気づきのネタ帳」
です。
こちらの本は序章・本章の2つにわかれているため、
1章の紹介ではなく、1冊の紹介させていただきました。
ニッチな商品を見つけてビジネスにしたい
そう思ったことありませんか?
ニッチとは、隙間という意味です。
つまり、
まだ誰も参入していない分野の商品を見つけて、その分野のビジネスの先駆けになりたい
ということです。
ビジネスにおいて早いことはいいことです。
ましてや、誰も手をつけていない分野なら尚更です。
そのため、
何が新しい商品・サービスになるだろう
と考えている人は多いです。
この本では、
そのニッチな商品を見つける型
を今までに出てきたニッチな商品の例とともに紹介してくれています。
なかなか探しても見つけられないです。
なので、今までの商品を参考に型から学んでみましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 新しいビジネスを考えている人
- 利益を出しやすい商品を探している人
今”有るもの”から”無いもの”を探してみよう
まず最初に
無いものを直接探すことはできない
出典:「お金をかけずにお金を稼ぐ[儲かる!ニッチ商売]気づきのネタ帳」より
のです。
なぜなら、
無いから
です。
あくまで、
「直接、目で見つけることはできない」
という意味ですね。
なので、”無いもの”を見つける時には、
「今ないもの」=「すべてのもの」-「今あるもの」
出典:「お金をかけずにお金を稼ぐ[儲かる!ニッチ商売]気づきのネタ帳」より
として考えてみましょう。
誰でも、
「まだ誰もやっていないビジネスはなんだろう」
と考えてしまいます。
しかしそれだけでは、見つけにくいですよね。
つまり、”無いもの”を探すのではなく、
今”有るもの”を手がかりにして探してみよう
ということです。
有るのが当たり前のものをなくしてみよう
あたりまえに「あるもの」をなくす
出典:「お金をかけずにお金を稼ぐ[儲かる!ニッチ商売]気づきのネタ帳」より
”有る”と”無い”は全く反対です。
つまり、
当たり前に”有るもの”をなくした商品は、まだ”無いもの”
の可能性があります。
少しわかりにくくなってしまいましたねw
例えば、ダイソンの「羽のない扇風機」を思い出してみてください。
以前までは、扇風機には羽があるのが当たり前でした。
それをなくした商品です。
このような、
あるはずのものをなくす「引き算的発想」
出典:「お金をかけずにお金を稼ぐ[儲かる!ニッチ商売]気づきのネタ帳」より
で探してみると見つける手がかりになることもあります。
私は、この発想はなくしてみた時の検証がとても重要だと思いました。
なぜなら、
- その無くしてみたものは、以前はなかったがあった方が良いから存在してる
- ないと商品の他の点で問題が起きる可能性がある
などのなかった場合どうなるのかを知る必要があるからです。
つまり、
有る時のデータはたくさんあっても、無い時のデータは少ない、またはないため自分で検証して集める
必要があります。
エデュテーメントの考え方
学生の頃、勉強が何よりも楽しいと思ったことありますか?
私はありません。
学生時代は、勉強が大嫌いでした。
私と同じ考えの人が結構と思います。
なぜなら、
勉強よりも遊ぶ方が楽しい
からです。
それならば、勉強も同じくらい楽しいと感じられれば勉強も好きになるでしょう。
実は、私は学生の頃はマンガすら苦手なくらい本が読めませんでした。
しかし、今では読書が大好きです。
読むだけで知らないことをたくさん知れるのは本当に楽しいです。
それが、
教育(エデュケージョン)とエンターテーメントを融合させた
「エデュテーメント」の考え方
出典:「お金をかけずにお金を稼ぐ[儲かる!ニッチ商売]気づきのネタ帳」より
です。
これは、何も勉強に限ったことではありません。
人の”悩み”や”苦痛”を”楽しみ”に変えることのできるものはとても良い商品と言えます。
例えば、「NintendoDS」はゲーム機ですが、
勉強するためのソフトもたくさん出ました。
これは勉強をゲーム感覚できるようにしたのです。
勉強嫌いの子供がゲームのように楽しみながら学べたのですね。
まとめ
今回は、「ニッチな商品を見つける型」についての本を紹介させていただきました。
今はネットが広がったため、商品やサービスによっては店舗を持たなくても提供することができます。
つまり、
初期費用を抑えることができる
のです。
初期費用を抑えることができるので、昔に比べて新しいビジネスを作ることのハードルは低くなりました。
そのため、たくさんの人がニッチな商品を探しています。
しかし、簡単には見つかりません。
なぜなら、
”無いもの”を探している
からです。
この本のように、
今ある商品やサービスを手がかりに、発想のフレームにあてはめて導き出してみましょう。
出典:「お金をかけずにお金を稼ぐ[儲かる!ニッチ商売]気づきのネタ帳」より
つまり、
”無いもの”を探すために”有るもの”からヒントを得る
のです。
この本では、他に「無いことを売りにする」や「記憶の連鎖を利用する」など、たくさんのフレームについて書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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