見たこともない風景には言葉が真っ先にたどり着く
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
細田高広さんの
「未来は言葉でつくられる 第1章:言葉は未来を発明する道具」
です。
新商品を考えるとき、
「商品からキャッチコピーを考える」「キャッチコピーから商品を考える」
あなたはどちらですか?
私は、商品から考えるものだと思っていました。
キャッチコピーはあくまで商品があってからつくられるものと考えていました。
私のように考えている人もいるのではないでしょうか?
しかし、それは商品を売るときのコピーであり、作るときのコピーではありません。
全く新しい商品は、
一行の戦略
出典:「未来は言葉でつくられる」より
から生まれるのです。
実際、私もこのブログを作るときは、
読むスピードが遅い自分でも毎日続けられる読書ブログ
というものを先に考えていました。
残念ながら月30冊本を買う余裕がなかったため、2日で1章になってしまいました。
しかし、毎日楽しく続けられています。
この章では、
なぜ言葉を先に作るのがいいのか
について書かれています。
新しい商品を考えるとき、まず考えるのは
新しい意味を持った言葉
出典:「未来は言葉でつくられる」より
です。
その言葉をコンセプトにして考えていきましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 新しいものを考えるのが苦手な人
- いつかは独立して新しいビジネスを始めたいと考えている人
言葉とは目的地になる
見たこともない風景には言葉が真っ先にたどり着く
出典:「未来は言葉でつくられる」より
なんの方向性も考えずにいきなり新商品を考えるのは難しいです。
なぜなら、進める方向がたくさんありすぎて何から考えればいいかわからないからです。
なので、まずは
未来を言葉
にしましょう。
未来を言葉にするということは、「目的地」つくりあげることだとも言える
出典:「未来は言葉でつくられる」より
どんなに理想的な目的地だろうと、目的地さえ決められれば、現状把をし問題解決をすればいいのです。
ビジネスにゴールはありません。
だから難しく考えてしまうのです。
なので、自分で一つの目的地を決めてから考えてみましょう。
目的地を決められれば、
そこに行くには何をすればいいのか・どこを治せばいいのか
を考えることができるようになります。
言葉の限界は思考の限界
言葉とはコミュニケーションの手段と考える人がほとんどでしょう。
言葉は、人と人が話す時に使うものですからね。
しかし、
言葉は思考そのものにも、大きな影響を与えています
出典:「未来は言葉でつくられる」より
つまり、
言葉として作れないものを実際に作るのはとても難しい
ということです。
なので、新しいものやサービスを作ろうと考えるとき、
まずは言葉として作れるか
から考えてみましょう。
予測するのでなく想像する
先に言葉を考えてから新しいものを生み出せる人は、先見の明がある人だと考えてしまいます。
つまり、誰にでもできることではないと思ってしまいます。
しかし、未来を言葉にするということは、予測するのではなく、
「こんな未来にしたい」という意思の中にある風景
出典:「未来は言葉でつくられる」より
から来るのです。
つまり、”見えるもの”を言葉にするのではなく、
”見たいもの”を言葉にする
のです。
実際に、パーソナルコンピューターができる前に
「パーソナルコンピューター」という言葉は生まれていたそうです。
このように、作る前に言葉として想像してみましょう。
想像は自由ですし、費用もかかりません。
まとめ
今回は、「新しいものを作る言葉」ついての本を紹介させていただきました。
新しいものを作るとき、まずは作りたいと思うものを言葉にして想像してみましょう。
それがコンセプトであり、目的地です。
その言葉が作れたら、あとは現状把握や問題の対策を考えることになります。
つまり、
何をすればいいかを考えやすくなる
ということです。
そして想像に先見の明は必要ありません。
自分が欲しいと思うものやお客様が欲しいと思うものを考えましょう。
欲しいと思うものを作ることができれば、自然とビジネスにな流のです。
この本では、他に「実際に発明した言葉」や「言葉を作る4ステップ」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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