続けていることがすごいこと
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
香山リカさんの
「比べずにはいられない症候群 第4章:常に勝ち続けなければいけないの?」
です。
つい、自分を周りの人と比べてしまうことありませんか?
その結果、
「自分はダメだなぁ」「あの人はいいなぁ」
などと考えてしまい、自分を下げてしまう人がいます。
私は自分大好き人間です。
なので、自分ならそのうちできるからいいやと考えてしまいます。
それでも、たまに「これが得意な人はいいなぁ」と考えることもあります。
このように自分を人と比べることで落ち込む人は、
常に自分より恵まれている人
と比べているように感じます。
それでは、落ち込んでばかりですよね。
それなら、比べない方がいいとすら私は考えます。
この章では、
努力の比べあい
について書かれています。
向上心や自信がないことをいけないと捉えては、せっかく続けている努力を続けるのも難しくなってしまいます。
考え方を変えてみましょう。
努力を続けることは良いことなのです。
それなのに、人と比べて自分を下に見るのはやめましょう。
続けている自分を褒めることもしてあげましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- すぐに周りの人はいいなぁと思ってしまう人
- 人と比べるのがくせになってしまっている人
向上心がないことも長所
向上心がないのは長所です
出典:「比べずにはいられない症候群」より
向上心のない人にとっては、向上心がある時点で羨ましく見えるそうです。
私は、仕事の休憩時間などに本を読んでいます。
ただ読んでいるだけでも、
勉強しようと思えていいね
と言われることがあります。
しかし、誰にでも向上心が必要でしょうか?
「向上心があるから他の勉強もする」「向上心がないから今やっていることに1点集中する」
どちらも良いことですよね。
今は、たくさんの人がマルチタスクやグローバル化を考えています。
でも、それをイヤイヤ続けてしまっては、自分が疲れてしまいます。
向上心がないのに無理して他のことも学ぼうと考える人ようなありません。
- 知識の幅の広い「ジェネラリスト」
- 1つのことがすごい「スペシャリスト」
どちらもすごいのです。
なので、
自分に向上心がないことで落ち込む必要はない
のです。
”負ける好き”は長所になる
出典:「比べずにはいられない症候群」より
向上心に関しては負けたって良いのです。
人より向上心がない分、やることが少なくなりマイペースにやっていけます。
休憩時間に休憩していけない理由はありません。
休める時に休むのは体調管理であり、とても大切なことです。
弱音を吐くことは体調管理になる
メンタルは強いのと弱いのではどちらが良いですか?
大体の人が強い方がいいと答えるでしょう。
そのためか、無理してメンタルを強くしようとしている人が多いように感じます。
しかし、
誰かの発言に傷つくこと、プレッシャーをかけられてストレスを受けることは、
恥ずかしいことでも情けないことでもありません
出典:「比べずにはいられない症候群」より
むしろ、我慢している方が後々危険に感じますよね。
傷ついたのなら、その時は自分を少し休ませてあげましょう。
それは、
「ちょっと休んだ方がいい」というからだからの呼びかけ
出典:「比べずにはいられない症候群」より
かもしれません。
メンタルが弱いことはいけないことと考える必要はありません。
他の人よりも早く身体の異変に気づけるのです。
大事なのは、その後の
”立ち直る力”
です。
それに私は、
メンタルの弱い人ほど準備がしっかりしている
イメージです。
怒られたくない分、できる限りの準備をしているのでしょう。
それは、とても良いことです。
自信がない ≠ 欠点
人と比べて自分を下げてしまう人は、
自分に自信がない
と考えてしまってます。
だからといって、自信がないことがいけないことでしょうか?
「自信がない = 欠点」というのはおかしなこと
出典:「比べずにはいられない症候群」より
です。
自信がない分、他の人よりも慎重に進むことを考えます。
ゆっくりでもちゃんと準備して進むことは良いことですよね。
世の中の全てがスピード勝負ではありません。
失敗が怖いなら慎重に進めば良いのです。
ゆっくりでも進んでいることは良いことです。
その人にはその人のペースがあります。
人と比べて遅いからダメと考えるのではりません。
毎日続けられることがすごいことなのです。
少し落ち込んだら、続けていることを褒めてあげましょう。
まとめ
今回は、「努力の比べあい」ついての本を紹介させていただきました。
- 向上心があること
- メンタルが強いこと
- 自信があること
どれも良いことです。
だからと言ってその逆がよくないことになりません!
慎重な人ほど、自分や周りの人の同じ感情に共感できます。
そして、無理のない自分たちのペースを続けられるのです。
大事なのは、
続けること自体がすごいこと
なのです。
全てのことがスピード勝負ではありません。
たまには人より遅くても続けている自分を褒めてあげましょう。
この本では、他に「人間関係の比べあい」や「ライフスタイルの比べあい」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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