数字を言葉と考え、意味を理解しよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
深沢真太郎さんの
「入社1年目からの数字の使い方 第1章:社会人が毎日の仕事で期待されている数字の基本」
です。
あなたは誰かに説明する時、数字を使えていますか?
私はなるべく使うように準備をしています。
しかし、いざ説明するとうまく説明できていないです。
最近、よく「統計学」が重要を聞きます。
なぜなら、
何かを説明するときに、その数字が理由の一つになる
からです。
「~と思います」よりも、「この数値のため~です」
の方が納得してもらいやすそうですよね。
なので、説明する時・説得するときにうまく数字が使えるようになりましょう。
この章では、
相手に決めてもらえる数字の考え方
について書かれています。
仕事をうまく進めるために、ちょっとだけ数字が使えればよいのです。
出典:「入社1年目からの数字の使い方」より
「数学」を使うのではなく、「数字」使うのです。
難しく考えず、使い方を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 数学が苦手で、数字を使っていない人
- 説明するときにうまく数字が使えていない人
計算とは「言葉の組み合わせ」
数学の苦手な人なら、学生時代に
計算は公式にただ代入しているだけ
だった経験ありませんか?
私はそうでした。
式の意味は考えず、ただ公式の丸暗記です。
何を解いているのかも理解できていません。
仕事においてそれでは、相手にその数字の説明ができません。
なので、
計算は「言葉を組み合わせたもの」と考える
出典:「入社1年目からの数字の使い方」より
ようにしましょう。
そしてこのように、
まず欲しい数字が何かを考える
ようにしましょう。
先程の例によるところの”時給”ですね。
欲しい数字が決まれば、そのためにどの数字が必要かがわかります。
そして、その数字がわかればあとは計算するだけです。
このように、
数字を「言葉」として使う
出典:「入社1年目からの数字の使い方」より
ことで数字の意味がわかり、相手にも説明できるようになるのです。
「ちょっと」や「ほとんど」を数値にしよう
仕事で使う数字はたった2種類しかない
出典:「入社1年目からの数字の使い方」より
”実数”と“割合”
です。
実数
物の量を表す値
割合
複数の実数を比較して作られる値
”実数”はそのままの値ですので、そのまま使えます。
問題は、”割合”です。
この割合を計算せずに説明すると、
「ちょっと」や「ほとんど」
などの曖昧な言葉になってしまいます。
「目標にちょっと足りませんでした。」
そのちょっとはどのくらい?となってしまいますよね。
なので、数字を使うときは、この割合を計算して自分の答えを出すことを心がけましょう。
相手のモノサシにあった数字に変換する
数字を使って説明するとき、
相手のモノサシにあった数値を伝える
ことが重要です。
相手が想像しやすいモノサシに変換することで、
相手が納得できる数字
になるのです。
「〇〇g」よりも「大さじ××杯」の方が理解しやすいですよね。
このように、
どんなに正しい数字を使っていても相手が想像できなければ納得するのは難しい
です。
なので、
伝えたい相手のモノサシに合わせて変換された数字
出典:「入社1年目からの数字の使い方」より
にして伝えることを心がけましょう。
相手に、「そういうことね」と思ってもらうことが目的なのです。
まとめ
今回は、「相手に決めてもらえる数字の考え方」についての本を紹介させていただきました。
相手に納得してもらうとき、
数字を使って説明できることは重要
です。
なぜなら数字は、
決められる
出典:「入社1年目からの数字の使い方」より
からです。
物に値段が書いていないと候補にも上げにくいですよね。
値段があるから○×が決められるのです。
なので、数字を使って説明ができるようになりましょう。
ポイントは、
相手に「そういうことか」と理解してもらう
ことです。
そのために、
- 数字を言葉として考える
- 割合を「ちょっと」「少し」などではなく数字で説明する
- 相手のモノサシに変換して伝える
ことを心がけましょう。
この本では、他に「数字を使った報告の仕方」や「数字とグラフを使った資料作り」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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