「印象」と「話し方」の一貫性
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
矢野香さんの
その話し方では軽すぎます!
第1章:人前で話す立場になったら、厳守してほしいこと
矢野香さんの
「その話し方では軽すぎます!
第1章:人前で話す立場になったら、厳守してほしいこと」
です。
あなたはスピーチなどの人前で話すことは得意ですか?
私は、得意ではありません。
自分の考えたことのみを話す場合はなんとかなります。
しかし、それ以外を付け加えると、すごくぎこちなく聞こえます。
私と同じような人多いのではないでしょうか?
私のように、役職のついていない人間ならそれでもいいでしょう。
しかし、ある程度の立場をお持ちの方はそうはいきません。
なぜなら、
立場が上がれば上がるほど、減点方式で採点されている
出典:「その話し方では軽すぎます!」より
からです。
聞く人は、
「立場が上の人ならこれくらいはできる」と考えて聴き始める
からですね。
そのため、
小さなことでも、できないと減点の対象になる
ことがあります。
つまり、立場のある人は、
確実性、信頼性を重視し、落ち着いた、重みのある「正統派スピーチ」
出典:「その話し方では軽すぎます!」より
ができればいいのです。
減点方式の場合、どれだけ減点させないかが重要ですからね。
この章では、
正統派スピーチで厳守すること
について書かれています。
人と違うスピーチを目指したいと思うかもしれません。
しかし、独自性のあるスピーチでは、減点方式では不利になります。
なので、正統派スピーチについても学んでみましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- スピーチをしても周りから軽くとられてしまう人
- 立場があって、スピーチが苦手な人
あなたの「印象」と「話し方」の一貫性
信頼を得るには、
「話し方と、あなたの印象の一貫性」
出典:「その話し方では軽すぎます!」より
を欠いてはならないのです。
つまり、どんなに好印象を持たれても、
話し方が軽すぎては信頼は得られにくい
のです。
大事なのは、
印象と話し方が同じでないといけない
ということです。
与えたい印象から逆算する
先ほど、
信頼を得るためには「印象」と「話し方」の一貫性が大事
と書きました。
なので、まず与えたい印象を決めましょう。
人に好印象を与える要因は、
「親しみやすさ」「活動性」「社会的望ましさ」
出典:「その話し方では軽すぎます!」より
の3つがあると言われています。
親しみやすさ
話しかけやすい・明るい
など
活動性
鋭い・リーダーシップある
など
社会的望ましさ
誠実・安心できる
など
なので、この中から相手に強く与えたい印象を決めましょう。
あとは、その印象に合わせた話し方を逆算するのです。
親しみやすさ
やや高め
ゆっくり
活動性
低めの声
ゆっくり
社会的望ましさ
やや高め
速く
そのため、どの要因を目指すかを決めた後、
意図的に話し方を変えてみると、印象操作の効果が実感できる
出典:「その話し方では軽すぎます!」より
のです。
有名人のスピーチを真似るのは危険
スピーチで思い浮かぶ人といえば誰ですか?
スティーブ・ジョブズが思い浮かびます。
あのプレゼンが今の正解であり、真似ようと考えたこともあります。
できませんでしたがw
私のように、有名な人のスピーチを真似したことある人多いのではないでしょうか?
しかし、その人たちのテクニックばかりに目を向けるのは危険です。
なぜなら、
「その人の与える印象」と「あなたが与える印象」が異なる
からです。
「話し方と、あなたの印象の一貫性」
出典:「その話し方では軽すぎます!」より
と書きました。
つまり、
印象が異なるのであれば、話し方だけを真似しても、同じように感じてもらえない
ということです。
似ていれば似ているほど、感じてもらえるのは
モノマネがうまい
ということでしょう。
なので、優先すべきことは、
相手に与えたい自分の印象
出典:「その話し方では軽すぎます!」より
です。
「話し方」よりも先に「印象」を決めましょう。
まとめ
今回は、「正統派スピーチで厳守すること」についての本を紹介させていただきました。
大事なのは、
「話し方と、あなたの印象の一貫性」
出典:「その話し方では軽すぎます!」より
です。
どんなに、話し方がうまくても印象と違えば、伝わり方は軽くなってしまいます。
そのため、まずは、与えたい印象を決めましょう。
そしてその後に、その印象を与えるための話し方のテクニックを学ぶのです。
この本では他に、
「軽い話しグセの改善方法」や「自己演出の基本」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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