やるべきことに優先順位をつける
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
ロバート・C・ポーゼンさんの
『ハーバード式「超」効率仕事術』
part1:いちばん大切な三つの考え方
です。
あなたは効率化と聞くとどんなことを思い浮かべますか?
- 書類は一眼でどこにあるかわかるようにする
- データはExcelなどのクラウドで管理する
- 皆それぞれ得意なことを行なってもらう
などが私は思い浮かびました。
私と同じで、主に時間管理をメインに思い浮かびませんか?
このように
効率化 = 時間短縮
と考える人が多いです。
しかし、時間を短くすることだけが、効率化ではありません。
このPartでは、
効率化に大切な三つの考え方
について書かれています。
こちらの本は、章で分かれていますが短いため、
Partで紹介させていただきました。
一緒に、上手な時間の使い方を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 時間をうまく使うのが苦手な人
- 仕事の効率化ができなくて困っている人
優先順位にそった目標設定
あなたは「何かをしている」ことに満足していませんか?
一時の私はそうでした。
毎日何かを勉強をしていることに満足していました。
実際は、全然頭に残っていないのにです。
私のように、ただ行なっていることに満足していてはいけません。
効率化を求めるのは、
最終的に達成したい目標がある
からです。
ただ効率化をしたいという人は少ないですよね。
「〇〇したい」だから効率化を考えるのです。
しかし、多くの人は、
大切な目標をかなえるための活動にほとんど時間を使うことができない
出典:「ハーバード式「超」効率仕事術」より
のです。
誰でも、目標達成のために「やるべきこと」を洗い出してはいます。
しかし、その全てをやろうとして全てが
ただやってるだけ
になってしまうことがあります。
大事なのは、
洗い出した「やるべきこと」に優先順位をつけること
です。
そして、その優先順位と今の自分の時間配分があっているかを確認しましょう。
優先すべきことがあるのに、あまり時間が使えていない
ということもあります。
私は一時期、休みの日は一教科1時間でいくつかの勉強をしていました。
その中には資格を取ることが目的のものもありました。
しかし、「資格を取ること」よりも「1日1時間」ばかり考えてしまったため、
気づいたら試験の日までに全て学べていない
ということがありました。
試験のないものはもっとゆっくりにし、
試験のある教科に時間を割くべきだったのです。
終点から始める
例えば、上司から「〇〇について調べてきて」と言われたら、あなたはどうしますか?
〇〇について、ネットで片っ端から調べる人多いと思います。
しかしそれでは、
報告する時にできるとは、調べたこと要約
ですよね。
その中に、上司が知りたいことがなかったらどうなるでしょう。
知りたいことがその中になければ、評価してもらえません。
調べる前に、〇〇の何について知りたいかを知る必要があったのです。
何を知りたいかが分かれば、調べる量も少なく済みますよね。
量が減ればその分、質を高めることもできます。
つまり、
終点から始める
出典:「ハーバード式「超」効率仕事術」より
ことが効率化につながるということです。
最初に必要な条件などを結論から抜き出しましょう。
先に条件を狭めることができるほど、
労力を節約できる
のです。
全てのことに完璧を求めない
仕事の中には、
時間がかかっても完璧を求めるものと完璧でなくてもスピードを求めるもの
があります。
このスピードを求めるものに対して、
完璧を求めてしまい時間がかかってしまう
ことをどう思いますか?
より早いことを求めているのであれば、それは良いことではないですよね。
つまり、
優先度の高いことにより多くの時間を割くことができるように、
「雑事に手間をかけない」
出典:「ハーバード式「超」効率仕事術」より
ことが必要です。
そのためにも、やるべき仕事が
どこまで完璧を求められているのかを先に知る
必要があります。
私は以前、ある資格で絶対に合格することを目標にしていました。
実際に、実際その資格は満点で合格できました。
しかし、後々調べると平均での合格までの期間の約1.5倍かけていました。
60%合格の中、100%を目指してしまったため、
より長い時間を使っていた
のです。
その分、他のことに時間が足りなくなってしまっては
本末転倒ですよね。
まとめ
今回は、
「効率化に大切な三つの考え方」
についての本を紹介させていただきました。
ポイントは、
- 優先順位をつける
- まずは終点に目を向ける
- 全ての完璧を求めない
の3つです。
まとめると、
優先順位の高いものにたくさん時間を配分する
ということです。
そのためにも、先に知っておくべきことを見つけましょう。
この本では、他に
「個人のスキル向上法」や「日々の生産性向上法」
についてなどが書かれています。
本書では、
時間管理は生産性の大切な要素だが、全てではない
出典:「ハーバード式「超」効率仕事術」より
と書かれています。
その他に、
- キャリアの目標設定
- 文章術などのスキルの向上
なども効率化には必要です。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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