誤変換を減らすためにできること|河口鴻三『仕事力を高めるデジタル文章術』

ビジネス

ひらがなのまま使う単語も単語登録しよう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

河口鴻三さんの

仕事力を高めるデジタル文章力

第2章:デジタルの大問題=漢字変換をサクサクやる方法

です。

あなたは、漢字の誤変換をよくやりますか?

一生
一生

私は多いです。

このブログでも、1記事に3つほどは毎回あります。

それでもなかなか気づかないんですよね。

今は、デジタルで文章を作って伝えることが増えています。

メールであったり、Webページがそうですね。

一生
一生

「データ入力」や「文字起こし」という仕事があります。

つまり、デジタルで文章を書くことが仕事になるのです。

文字起こしなどの仕事をする場合、

早く正確にできることが大事

ですよね。

つまり、デジタルに文章化をする仕事の場合、

たくさん打てるというのは一つの仕事力

です。

その時に問題になるのが、

誤変換

です。

一生
一生

せっかく正しくひらがなで打ったのに、変換がちゃんとできていない

ということ誰にでも経験ありますよね。

誤変換を減らせる分、打てる量は増えます。

この章では、

変換を減らすためにできること

について書かれています。

一生
一生

誤変換を絶対にしないようにするのは、難しいです。

なので、できる限り減らせるように、できることをしましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • 文字起こしやデータ入力を仕事にしている人
  • 誤変換した後にイライラしてしまう人

変換が思うように行かない理由

まずは、変換が思うように行かない理由から知りましょう。

一生
一生

ちなみに、上の文の「知りましょう」も

最初は「Siriましょう」

と変換されました。

主な、理由は3つあります。

  • 同音異義語が多い
  • プログラムが「できる限り漢字に変換しよう」とする
  • 異なる単語を一気に入力している

です。

同音異義語が多い

日本語で誤変換が多い一番の理由は、

同音異義語が多い

ということです。

日本語を書くとき、最初はひらがなになります。

ひらがな → 変換 → ひらがな・カタカナ・漢字

つまり、

同音異義語は全てスタートが同じ

ということです。

そして、その後の変換結果は、文章からパソコンが考えるのは難しいのです。

そのため、自分次第になります。

自分が気づかなければ、そのまま誤変換になってしまうことになります。

プログラムが「できる限り漢字に変換しよう」とする

こちらは、プログラムの問題です。

自分としてはひらがなのままでいいものでも、

スペースキーを押せばパソコンは変換しようとする

ようにできています。

パソコンには、

変換できるけどしなくてい良い文字

を判別することは難しいのです。

その結果、誤変換になってしまいます。

異なる単語を一気に入力している

英語やフランス語などは、単語と単語の間は基本的に空白が入ります

しかし、日本語には空白は入らず、そのまま単語が続きます。

単語づつに空白が入る

英語

I’m very happy

フランス語

je suis très heureux

空白が入らない

日本語

私はとても嬉しい

そのため、日本語を打つとき、

そのままひらがなで一気に打ってしまう

ことが多いです。

その結果、思わぬ箇所で変換することもあり、誤変換になってしまうことがあります。

変換ミスを減らすため、単語登録をする

一つ目の「同音異義語が多い」ことの対策として、

自分がひんぱんに使う単語はなるべくたくさん単語登録しておく

出典:「仕事力を高めるデジタル文章術」より

と良いです。

よく使うけど読み方の難しい単語を単語登録することは、よく聞きます。

しかしそれだけでなく、

よく使う長い文章も登録する

ようにしましょう。

ごぶさた:ご無沙汰いたしております。

おせわ:お世話になっております。

おれい:お礼申し上げます。

出典:「仕事力を高めるデジタル文章術」より

このように長い文を登録することで、その中での誤変換が減らせます。

また、

変換したくないものも登録する

出典:「仕事力を高めるデジタル文章術」より

ようにしましょう。

つまり、

ひらがな → 変換 → ひらがな

で登録するということです。

いっぱい:いっぱい

いります:いります

このようにすることで、

ひらがなのままに変換

してくれます。

一生
一生

これにより、

2つ目の「できる限り漢字にしようとする」

も少しは減らせますね。

単語の切れ目に意識して変換する

3つ目の、「異なる単語を一気に入力している」については、

単語の切れ目を意識して入力し、なるべくこまめに変換する

出典:「仕事力を高めるデジタル文章術」より

ようにしましょう。

ひらがなで一気に書いてしまうため、

思ってもいないところに単語の切れ目を入ってしまい、誤変換になってしまう

のです。

なので、単語単語で変換しましょう。

スペースキーを押す回数は増えますが、

思ってもいないところに切れ目が入ることを減らすことができる

ようになります。

思ってもいないことろで変換されるため、誤変換が起きてしまうのです。

減らすためにも、単語ずつで変換しましょう。

まとめ

今回は、

「誤変換を減らす方法」

についての本を紹介させていただきました。

今は、デジタルで文章を作ること自体が仕事になります。

その時に大事なことは、

早く書けること・正確に書けること

です。

その場合、一番の敵は、

誤変換

です。

誤変換を経験したことのない人はいないでしょう。

それくらい、よく起こることですし気づきにくいことです。

そのため、少しでも減らせるようにできることをしましょう。

ポイントは、

  • よく使う単語や文は、単語登録をする
  • 単語づつでこまめに変換する

ようにすることです。

単語登録は、

変換したくない単語

も登録しましょう。

パソコンは、できる限り変換しようとしてしまうため、

ひらがなにまま登録することで、

変換結果をひらがなにする

ことができます。

この本では、他に

「発想力を高める方法」や「読みやすい文章のデザイン」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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