まずは伝えたい箇所だけを「強く」「ゆっくり」
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
浅沼道郎さんの
「ゆっくり話すだけで、もっと伝わる!」
第2章:緩急強弱、そして間を意識せよ
です。
大事なプレゼンや発表の時、
緊張して早口になってしまう
ことありませんか?
私はあります。
私はできないことはしようとしないため、そこまで緊張しません。
それでも、練習よりも少し早口になっていることがあります。
そのような人はたくさんいます。
ならない人の方が少ないとすら思うくらいです。
しかし、自分にとって大事なほど緊張もしてしまうものですよね。
ではどのような人が、常に相手に言葉をつてることが上手でしょうか?
答えは、アナウンサーです。
ニュースを見てもわかる通り、
アナウンサーの読んだニュースはすごく聞きやすい
ですよね。
この本はアナウンサーの浅沼さんが書かれた本であり、
アナウンサーがどのようなことを意識して相手に伝えているか
が書かれています。
この章では、
緩急強弱と間
について書かれています。
プレゼンで原稿を読む
ニュースを読む
どちらも目的は相手に伝えることです。
せっかく、内容が良くても相手が聞き取れなかったら
良さが伝わるづらいです。
一緒に伝える技術を学びましょう、
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 発表やプレゼンの日はいつも早口になってしまう人
- 相手にうまく伝えられない人
意識するのは「緩急強弱」と「間」
緊張して早口になってしまう
そんな時あなたなら、どのようにしようと思いますか?
ゆっくり話そう
と思いませんか?
速く話してしまうのだから、ゆっくり話そう
そう思いますよね。
その結果どうでしょう。
ずっと一定のスピードで最初から最後まで読む
ことになる人もいます。
確かに早口よりは聞きやすいでしょう。
しかし、ずっと一定のリズムでは相手は眠くなってしまいます。
学校の授業などで眠くなった経験ありませんか?
聞いている人全員が興味を持ってくれてる訳ではないのです。
つまり、
ただゆっくりなだけでは眠くなってしまう
ということです。
なので、
緩急強弱、そして間を意識する
出典:「ゆっくり話すだけでもっと伝わる!」より
ようにしましょう。
ゆっくりかつ眠くならないように話すためには、
「緩急強弱」と「間」を意識してメリハリをつけること
が大事なのです。
緩急強弱のヒントは日常会話
緩急強弱のヒントは、
日常の自然な会話
出典:「ゆっくり話すだけでもっと伝わる!」より
です。
友人や家族と話す時、
伝えたいことがあれば、そこを強くゆっくり話す
でしょう。
なぜなら、
その方が伝わりやすい
からです。
そして、強くゆっくり話す箇所があるということは、
他の箇所はそこに比べて弱く速く聞こえる
ということです。
これが、
緩急強弱
です。
プレゼンである以上、伝えたい箇所というものが必ずあります。
全てをゆっくり話すのではなく、
絶対に伝えたい箇所だけ強くゆっくり話す
ことを意識しましょう。
ここだけは絶対に伝えたい
という箇所をピックアップしましょう。
他の箇所と強さ・スピードが違うだけで、
相手の耳に入りやすく感じる
のです。
「間」を使って相手に考えさせる
ただゆっくり話す場合、「間」というものがなくなります。
頭の中では、ゆっくりゆっくりばかりのため、
間を空けることに意識がいかないですよね。
では、この「間」というものは何のためにあるのでしょうか?
- 話題変更
- 時間稼ぎ (よく言えば時間調整)
- 自分を少し落ち着かせる
いろいろあります。
そのほかに、
「間」は、聞き手に対し、<考える時間>を与える
出典:「ゆっくり話すだけでもっと伝わる!」より
ことができます。
例えば、15分のプレゼンがあったとします。
15分ずっと話し続けていたら、
相手は自分の考えはなくただ聞き続ける
ことになります。
人によっては、着いていけず
途中で聞くのをやめてしまう人もいるかもしれません。
しかし、その間に「考える時間」を入れるとどうでしょうか。
そこで、
それを実現したらどうなるだろう
などと聞き手は考えをまとめることができます。
この間で、「なるほど」と思ってもらえたら、
もうこちらのペースですよね。
このように、
上手な「間」でこちらのペースに巻き込む
出典:「ゆっくり話すだけでもっと伝わる!」より
ことができるのです。
プレゼンの練習をするときに、読む練習をするだけでなく、
どこで相手に考えてもらいたいか
も考えてみましょう。
その箇所に少しの「間」を入れてみましょう。
長すぎる「間」はいけません。
相手も「大丈夫か」と不安になってしまいます。
まとめ
今回は、
「緩急強弱」と「間」を意識して相手に伝える方法
についての本を紹介させていただきました。
誰でも、人前で話すことは緊張します。
その結果、早口になり相手に聞こえにくくなってしまいます。
聞こえにくいプレゼンは、
どんなに内容が良くても相手には伝わりにくくなってしまう
のです。
せっかくいいものができたのに伝わらないのは
もったいないですよね。
なので、
緩急強弱、そして間を意識する
出典:「ゆっくり話すだけでもっと伝わる!」より
ようにしましょう。
緩急強弱で意識することは、
まずは伝えたい箇所を強くゆっくりにする
ことです。
それだけで、他の箇所との緩急強弱がつきます。
他の箇所は、それに慣れてから考えましょう。
また、
「間」は、聞き手に対し、<考える時間>を与えます
出典:「ゆっくり話すだけでもっと伝わる!」より
つまり、
「間」はうまく使えば内容について相手が考えてくれる
ということです。
そうなれば、もっと聞こうとしてくれますよね。
なので、
「緩急強弱」と「間」を意識する
ようにしましょう。
この本では、他に
「話すスピードを意識する」や「語彙を増やす」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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