見た目(ブランド)よりも内面 (ミッション)
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
岩田松雄さんの
「ブランド」
第2章:あなたをブランド人へと導く「ジョハリの窓」
です。
あなたの好きなブランドは何ですか?
私はAppleが大好きです。
iMac・macbook・iPod・iPhone・iPad・AppleTV
たくさんのApple製品が部屋にあります。
ブランド化
ものやサービスを提供している人にとっては、とても重要なことですよね?
ブランド化できれば、人が買うときの一つの判断材料になります。
- 値段が安い
- スペックがいい
- 使いやすい
人がものを買うときの判断材料はたくさんありますが、
好きなブランドかどうか
というものもあります。
ブランド化できることで、
このブランドなら、他よりも高くても欲しい
このブランドなら、試さなくても信用できる
と思ってもらうこともできます。
疑うことなく買ってくれる・値段が高くても選んでくれる
提供する側からすると、
これはとても嬉しいこと
ですよね。
では、どのようにすれば、ブランド化できるでしょうか?
この章では、
ブランドを作るときに考えること
について書かれています。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 商品開発を担当している人
- ブランド化を考えている人
ミッションを見つけよう
ミッションとブランドは表裏一体である
出典:「ブランド」より
つまり、
ブランド化するにはミッションが必要
なのです。
では、ミッションとは何でしょうか?
ミッションとは、
自分がしたいこと・提供したいこと
です。
- こんなことができるようなものを作りたい
- こんなことで困っている人を助けたい
のようなことですね。
周りの人が困っていることを本当に解決できるものを提供し続ける。
これにより、
これはいいもの(ブランド)だ
と思ってもらえるのです。
つまり、
自分自身が働く理由を掲げ (ミッションを作り)、
それを世の中に発信して認知されていく (ブランド化していく)
出典:「ブランド」より
のです。
なのでまずは、ミッションを見つけましょう。
〇〇に困っている人を助けたい
などから考えましょうということですね。
良いイメージはミッションから作られる
よく、
「〇〇のようなお店」「××っぽいサービス」を作ろう
と考えることありませんか?
ここに出てくる〇〇や××がブランドですね。
このように、いいイメージはブランドから来ていると思っている人が多くいます。
その結果、
見た目を同じようにしてしまい、パクリと言われる
ことになります。
しかし、ブランドとは、
ミッションを土台とした、いくつかのレイヤーの上に成立しているもの
出典:「ブランド」より
です。
つまり、良いイメージとは、
ミッションから作られるもの
なのです。
そのため、他のブランドを参考や目標にするのなら、
目を向けるべきなのは見た目ではなくミッション
です。
見た目を同じようにすれば、
同じように感じるわけではありませんよね。
大事なのは、内面ということですね。
コスト削減ではブランド化はできない
会社がうまくいかなくなったとき、
上の立場の人はよくコスト削減を考える
ようになります。
私の働いている会社もそうです。
この部署はマイナスだからと、人を減らしました。
その結果、できる範囲も減ったため、仕事も減りました。
しかし上司は、人件費を削ったことを自慢していました。
しかし、
コスト削減ではブランド化はできない
のです。
なぜなら、
コスト削減がミッションではないから
です。
無駄をカットするためなどであれば、コスト削減は必要です。
しかし、業績不振からのコスト削減は、
ミッション達成に近づいていない
のです。
辛い時期に、仲間のモチベーションを下げることは
なるべくしたくはないですよね。
ミッションを掲げてから、それがブランド化するまでには時間がかかります。
出典:「ブランド」より
その間に大変なことも訪れるでしょう。
しかし、
最初に考える解決策がコスト削減ではいけない
ということです。
会社を続けるため、コスト削減も致し方ないこともあるでしょう。
しかし、その前に他にできることがないかを探しましょう。
まとめ
今回は、
ブランドを作るときに考えること
についての本を紹介させていただきました。
この章で私が学んだことは、
大事なのは見た目 (ブランド) ではなく内面 (ミッション)
ということです。
私も、ブランド化は必要ということは以前に学んでいました。
しかし、いざ考えようとすると、
Appleみたいなシンプルなのがいい
くらいしか考えていませんでした。
まさに、見た目ですね。
実際考えるべきなのは、
- なぜシンプルなのがいいのか
- そのおかげで何が解決できているのか
などを考える必要があるのです。
Appleみたいなのがいい。
それでは結局、Apple製品に似た見た目の商品ができてしまいます。
それを世間ではパクリと言います。
外見や発信内容だけをテクニカルに訓練しても、決してブランドにはなりません。
出典:「ブランド」より
ブランド化はテクニックでは作れないということですね。
大事なのは、
そこまでに至ったミッション
なのです。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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