休んだ人にこそちゃんとフォローする
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
清水健一郎さんの
「社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ」
第3章:リッツカールトンで経験した「モチベーションを高める環境作り」
です。
仕事へのモチベーションってあなたなら何で高まりますか?
- 役職アップ
- 給料アップ
- 上司の評価
- お客様の笑顔
などいろいろありますよね。
私の場合は、
「後輩に信頼されること」と「給料アップ」
です。
自分にとってのモチベーションは、自分で決められるため高めようがあります。
しかし、自分ではなく後輩のモチベーションとなるとどうでしょうか?
自分ではないため、高めてくれと言って高くなるものではありません。
しかし、一緒に仕事をする上で、
お互いモチベーションが高い方がいい仕事ができる
ことが多いように思いますよね。
みんな高めすぎて空回り
ということもありますがw
自分のモチベーションは自分で高められます。
なのであとは、
後輩のモチベーションを高められる環境作り
をしましょう。
この章では、
リッツ・カールトンでのモチベーションを高める環境作り
について書かれています。
モチベーションが高い方がお互いにとって良いですよね。
自然と高められるか環境について学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 一つのチームの責任者を任せられた人
- 現場の環境を良くしたいと思っている人
やる気が出る職場とは
やる気が出る職場ってどんな職場だと思いますか?
歩合制ならやった分給料が上がるため、
やる気が出る人が多い様に思います。
ある程度まではの話ですが。
リッツ・カールトンでは、従業員に認められている「3つの権利」について書かれています。
その一つが、
上司の判断を仰がずに自分の判断で行動できること
出典:「社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ」より
です。
当然、会社にとって良いことであることが条件です。
お客様の要望に対して、毎回上司の判断を仰ぐ
すごく普通のことです。
しかし、毎回聞かないといけないとなると、
後輩からすると自分でやっている感がない
ですよね。
自分で判断を下せないので、
そこでモチベーションを高めるは難しいです。
わからないことは上司に聞くのは当然です。
しかし、後輩にも自分で判断しても良いことがある方がやる気は出ますよね。
会社にとって良いと思うことなら、自分で判断しても良い
そういう環境がやる気のでる職場ということです。
いきなりその様にするのは現実的ではないように思います。
まずは、「会社にとって良い」=「自分にとって良い」
となるようにしてからだと私は思います。
「大切にされている」と実感してもらう
辛い時、大変な時、その気持ちを察して、フォローしてくれた相手のために、
「頑張ろう」と思わないものはいない
出典:「社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ」より
怪我や病気で会社を休んだことはありますか?
私は今のところありません。
元気だけが取り柄ですw
体調が悪いことは誰でだって起こりうることです。
その結果、会社を休むことになることもあります。
もし後輩が体調を崩して休んだ場合、会社での空気が気まずくなることもありませんか?
- 休んだ分誰かがその仕事もしなければいけない
- 人手が足りない
その様なことが聞こえてきそうですよね。
そんな時こそ、
ちゃんとフォローする
ようにしましょう。
なぜなら、
本人は休んでしまったことに不安を感じる
からです。
誰でも、
会社を休む = 周りに迷惑をかける
と考えてしまいます。
その結果、
- みなさんに申し訳ない
- 雰囲気が悪くなる
- 最悪クビになるかも
など不安に思ってしまいます。
あなたが一緒に働いているのなら、
「そんなことはない」とちゃんと伝えてあげる
べきです。
相手は、
不安を思っていることをなくしてくれる人のためにもっと頑張ろう
と思ってくれます。
それがモチベーションを高めるのです。
もちろん体調を崩さないにこしたことはありません。
それに、人手が足りないのを休んだ人のせいにするのは筋違いです。
もともとギリギリの人数にしている会社が悪いのです。
休んだ本人が責任を感じる必要は0です。
どれかが休んでしまった場合、
それに対して文句を言うのではなくちゃんとフォローできる職場がいい職場
なのです。
マニュアルを絶対にしない
あなたの職場にはマニュアルはありますか?
私の職場にはあります。
新人やまだ慣れていない人にはあった方がいいですよね。
結構マニュアルがある職場が多いと思います。
その目的は、
- 新人は、人に聞かなくても復習できる
- 作る側の人は、作ることによって新人にちゃんと教えられる
です。
何度も聞くのは申し訳ないと思ってしまう人もいますからね。
マニュアルがあれば聞かなくてもいいことができます。
また、上司によっては、マニュアル通りでないとダメだと言う人いませんか?
私の会社の上司は皆マニュアル人間です。
他の人の仕事を手伝ったら、
「手伝うな」と怒られましたw
これがいけません。
マニュアル通りでないといけないとしては、後輩のモチベーションは高くなりません。
なぜなら、
自分で考えて動くことをダメとしてしまっている
からです。
自分が「この方がみんなやりやすいだろうなぁ」と思っても、
マニュアルと違うからダメ
と言われてやる気が出る人がいるでしょうか?
せっかく良くしようと思っているのに、
マニュアルと違うからダメでは、
やる気も無くなりますよね。
マニュアルは作成しても絶対視しない
出典:「社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ」より
ようにするべきです。
大事なのは、マニュアル通りにすることではなく、
マニュアルを十分理解した上で臨機応変に動けること
です。
最初はマニュアル通りにできることが目的になります。
しかし理解してきたら、それだけではダメということですね。
そのため、
マニュアルは、必要なものですが、大切なものではない
出典:「社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ」より
のです。
奥付
題名:「社会人として大切なことは全てリッツ・カールトンで学んだ」
発行日:平成25年06月04日第1刷
著者:清水健一郎
出典:「社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ」より
まとめ
今回は、
後輩のモチベーションを高める方法
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章で学んだ一番のことは、
ちゃんとフォローできることがモチベーションに繋がる
ということです。
私は、今まで責任ある立場になったことがありません。
そのせいか、誰かが休んだ場合、自分がその人の分も動くようにしていました。
ただ動いていただけです。
休んだ人のフォローを考えたことありませんでした。
それだけではその人のモチベーションを高めることにはならない
ということがわかりました。
一つのチームの責任者を任された時、
自分一人がモチベーション高くてもなかなかうまくいきません
よね。
一緒に仕事する後輩のモチベーションを高くできることが成功に近づけるのです。
そのためにも、後輩のモチベーションの高め方を学びましょう。
最近よく聞く「ONE TEAM」ですね。
みんなで高めていくことが、いい結果につながるのです。
この本では、他に
「仕事をする上で大切なこと」や「人生で大切なこと」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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