リスク管理の考え方|木原直哉『勝つための確率思考』[第1章 本当のリスクマネジメント]

ビジネス

期待値で考えよう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

木原直哉さんの

「 勝つための確率思考 第1章:本当のリスクマネジメント」

です。

この本は、プロのポーカープレイヤーの方が書かれており、「確率を考えて、いまどういう行動をすれば、より良い結果が得られるか」について書かれた本です。

つまり、リスク管理についての話です。

ビジネスにおいて、リスク管理は大変重要です。

管理でいていれば、急な事象が起きてもすぐ対応でき、良い結果が得られる可能性が高くなります。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • リスクマネジメントをできるようになりたい人
  • ”ギャンブル”でなく”投資”を始めたい人


期待値とは

期待値とは、

あることを試行したとき、その結果として得られる数値の平均値。

出典:勝つための確率思考より

です。

つまり、数をこなしていけばいずれ近づく数値です。

よく、ギャンブルなどに使われる言葉だそうですが、

  • この期待値が高いことは続けていけば、今が低くてもいずれ高くなっていく
  • 期待値の低いことを続けていけば、今は高くてもいずれ低くなっていく

という考えです。

実際、著者の方はプロのポーカープレイヤーですし、株のデイトレードで生計を立てているいわゆるプロの方からも、「期待値の高い勝負を続け流人がプロで、それを考えない人がアマチュア。」と聞いたことがあります。

どこに期待値があるか

残念ながら、世の中にはその期待値が「あるものとないもの」があります。

著者の方も、

期待値が上がるなら、限界まで、ひたすら努力する

出典:勝つための確率思考より

とおっしゃっています。

つまり、期待値の見えるもので、その数字を上げる方法があるなら、上げる努力をとことんするということです。

逆に、

悩んだところで期待値が上がらず、良い結果に結びつかないことは考えない

出典:勝つための確率思考より

とおっしゃっています。

すなわち、期待値のない確率では表せないものは考えないということです。

ビジネスでも絶対に成功させたいと思っているのなら、どこに期待値があるかないか、そのあるところをどう上げるかを考えましょう。

本当のリスクマネジメント

自分の行動に付随しているリスクとリターンを把握し、自らマネジメントしているかどうか

出典:勝つための確率思考より

つまり、自分にある”リスク””リターン”を知ることからです。

その二つを知り、

  • リスクよりリターンの方が自分にとって大きいことを続ける
  • リターンよりリスクの方が大きいことはやらない

これを理解し続けていくことがリスクマネジメントです。

まとめ

今回は、リスクマネジメントについての本を紹介させていただきました。

この本を読んで、わたしは困ったら願っているばかりで、この本でいう期待値のないことを期待しすぎていました。

でも、どうしようもないこと悩んでいたってどうすることもできないと考えて、もっと考えるべきことに集中したいと思います。

この本では、他に「最大のリスクとは」や「自ら選択する生き方」についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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