夜ちゃんと眠るための「脳の使い方」|田中奏多『眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法』

体調管理

キリの「悪い」とき休憩する方が「脳が疲れない」

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

田中奏多さんの

「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」

第6章:究極の眠る投資④ -脳の使い方-

です。

日本人の平均睡眠時間ってどのくらいだと思いますか?

一生
一生

私は、6時間あるかないかだと思っていました。

2018年のデータになりますが、

日本の睡眠時間は世界ワースト1位

日本:7時間22分

出典:「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」より

です。

ちなみに

こちらのデータでは、

  • 全体の平均:8時間25分
  • 8時間を切っているのは日本と韓国のみ

です。

一生
一生

私は、ワースト1位ということよりも、

平均7時間超えていることに驚きました。

よく、「1日平均7時間は寝た方が良い」と聞いたことありませんか?

聞くということは寝れていない人が多いと感じていました。

実際、

  • ビジネスマン:仕事
  • 主婦:家事・仕事
  • 学生:テスト・バイト・遊び

などで7時間寝れていない人の方が多く感じます。

平均すら世界ワースト1位なのにそれ以上に寝ていないのです。

その理由に、

寝たいけれどもその時間が取れない

というのもあるでしょう。

一生
一生

時間が取れない人にもっと寝た方が良いと言っても、

「そんなのわかっている」ですよね。

誰だって寝られるなら寝たいのです。

しかし、その時間を作るのが難しいから睡眠時間が少なくなってしまっているのです。

では、どうすれば良いでしょうか。

「量」が増やせないなら「質」を良くするしかない

のです。

一生
一生

「量」が増やせない場合の話です。

本当は「量」も増やすべきです。

睡眠の「質」をよくするためには、起きている時の行動が重要になります。

睡眠の「質」を良くするには、食事・運動などもありますが、

脳を疲れさせない

というのもあります。

この章では、

夜ちゃんと眠れるようになるための「脳の使い方」

について書かれています。

「不安」や「後悔」が頭をぐるぐるしていてはなかなか寝付けません。

しかし、それを忘れるのも難しいですよね。

そのため、

まずはそれ以外のことで脳を疲れさせないようにする

ようにしましょう。

一生
一生

起きているときに「脳の疲れ」を取り、

睡眠で「身体の疲れ」を取るようにしましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • たくさん寝たいけれど睡眠時間があまり取れない人
  • 寝てもなかなか疲れが取れないと感じている人
  • 起きている時の効率化を考えている人

なぜ脳が疲れるのか

まず第一に、なぜ脳は疲れるのでしょうか?

一生
一生

疲れるということはその原因があるはずですよね。

それは、人は

意思決定をするごとに負担が脳にかかる

出典:「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」より

からです。

一生
一生

「今日何を食べよう」「どの服を着よう」なども

少しは脳に負担がかかるということですね。

なので、

あまり悩む必要のない意思決定はなくす

ようにしましょう。

例えば、

朝ベッドから起き上がって一番始めに何をするか

出典:「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」より

などです。

起きた後は、

歯を磨く・顔を洗う・トイレに行く・朝ご飯の用意をする

などいろいろすることがあります。

しかし、順番を毎回考える必要はないでよね。

自分の中での、朝のルーティンを作ってしまいましょう。

一生
一生

寝坊した時・すぐご飯が食べたい時などは別ですが、

普段は考えずにいつもの流れを作っちゃいましょう。

マルチタスクよりシングルタスク

今は皆、効率化を重要視しています。

そのため、「ながら作業」をする人が多いです。

これが、マルチタスクです。

一生
一生

時間は増やせないなら、一度に二つのことをしよう

と考える人が多いですよね。

確かに一度に二つのことができれば、効率はいいです。

このマルチタスクは、

  • 「身体の疲れ」は体力があれば大丈夫
  • 「脳の疲れ」は体力だけでは大丈夫ではない

のです。

一生
一生

頭で考えることは、「身体」でなく「脳」にきます。

そして、「脳の疲れ」が溜まってきたら注意が散漫になります。

それでは、

同時に行うことで二つともできていない

ということにもなりかねません。

そのため、マルチタスクよりも一つ一つのことを行うシングルタスクの方が「脳の疲れ」は残りません。

なので、「脳の疲れ」のためなら、

マルチタスクよりシングルタスクの方が良い

です。

自分の「注意」を避ける量には限度があります

出典:「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」より

時間に余裕があるのなら、無理して同時に行うのではなく、一つ一つ順番に行いましょう。

その方が「脳の疲れ」も残りづらいのです。

キリの「悪い」ところで休憩をする

この仕事がひと段落したら休憩しよう

そう思ったことありませんか?

一生
一生

誰でも、休憩するならキリの「良い」ところでしたいですよね。

しかし、「脳の疲れ」のためには、

休憩するなら、キリの悪いところ

出典:「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」より

の方が良いです。

なぜなら、

キリのいいところで休憩をしてしまうと、一度集中力が下がってしまうから

です。

下がった集中力はまた上げる必要があります。

その上げるときに、「脳に負担」がかかるのです。

つまり、「脳への負担」は、

集中を続けている時よりも集中力を上げる時の方が大きい

ということですね。

集中している時を10・集中していない時を0とします。

仕事中(集中力10) → キリが良いため休駅 (集中力0) → 次の仕事 (集中力10)

よりも

仕事中 (集中力10) → キリの悪いところで休憩 (集中力2) → 仕事の続き (集中力10)

の方が「脳の疲れ」は少ない

奥付

題名:「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」

発行日:2020年10月02日第1刷発行

著者:田中奏多

出典:「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」より

まとめ

今回は、

ちゃんと夜眠れるための「脳の使い方」

についての本を紹介させていただきました。

私がこの章で学んだ一番のことは、

キリの「悪い」ところで休憩をする方が脳は疲れない

ということです。

これは、この章を読まないと試すこともなかったと思います。

一生
一生

誰でもキリの「良い」ところで一段落しますよね。

この章を読んでから試しています。

今のところ、まだ「脳の疲れが少ない」という実感がありません。

一生
一生

もともと毎日爆睡しており、あまり疲れが残らない方でしたw

しかし、意外にもキリの「悪い」ところで休憩しても、ちょっとで仕事は始めれます。

一生
一生

思い出すのにもっと時間がかかると思っていました。

かつ、その思い出す時間で他の案が出てきたこともありました。

そのため、

アイディアに煮詰まっていたら途中でも休憩していい

と感じました。

一度試してみてはいかがでしょうか。

また、この章では睡眠の「質」を上げるための章でした。

しかし本当は、

睡眠時間をちゃんと取った方が良い

のです。

取らなくても良い方法ではありません。

「量」が取れないから「質」を上げざるを得ないのです。

時間が取れるのならちゃんと睡眠時間を取るようにしましょう

この本では、他に

「食事」や「運動」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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