まずは自分の音を聴きましょう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
山本美芽さんの
「自分の音、聴いてる?」
第1章:なぜ、聞く力が大事なのか
です。
ピアノの練習をしている時、楽しいですか?
私はまだ初めて3ヶ月ほどなので楽しいです。
全然弾けてはいませんがw
私のようにまだ始めたばかりの人なら楽しいかもしれません。
しかし、なかなか弾けないと、
弾くこと自体が楽しくない
と思ってしまうこともありそうですよね。
進歩が感じられる方が楽しいですよね。
ずっとそのままでは楽しくなくなってしまうこともあります。
本書はそんな、
ピアノが楽しくなくなっている人のための本
です。
この章では、
なぜ聴く力が大事なのか
について書かれています。
「あなた、自分の音、聴いてる?」
出典:「自分の音、聴いてる?」より
私は、聴いているつもりでした。
しかし、この章を読んで、
「音を聴くこと」より「楽譜のとおりに弾くこと」
ばかり考えていたことに気づけました。
始めたばかりに人には、
私と同じような人多いのではないでしょうか。
この章を読むだけで、
こんな感じにできたら楽しいだろうなぁ
と思えますよ。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- ピアノを弾くことが楽しくなくなってしまっている人
- ピアノを始めたばかりの人
- 楽譜のとおりに弾くことを考えている人
「聴く力」とは
まず「聴く力」ってどんなものだと思いますか?
私は、「自分のどんな音を鳴らしているのか」を聴く
ということだと思いました。
本書での「聴く力」とは、
客観的に自分の音を聴けること
出典:「自分の音、聴いてる?」より
です。
なんとなく合っていましたね(^ ^)v
しかし、この本を読まないと気づけなかったことです。
一生懸命に自分の音を聴くことで、
- 自分の出したい音なのか
- 違うのならどう違うのか
- 今の音はよかった
などがわかるようになるのです。
色々な人の音を聴く・自分の音を聴く
これにより、
自分の音と他の人の音がどう違うのか判断ができるようになる
のです。
この判断できる力ことが、
聴く力
出典:「自分の音、聴いてる?」より
ということですね。
自分の演奏をチェックする
聴く力が大事な理由は、
自分の演奏をチェックする
出典:「自分の音、聴いてる?」より
ことができるからです。
ピアノを練習している時、
自分では気づいていない問題点を先生に指摘してもらう
ことありませんか?
弾くことに集中していると気づけないミスもあります。
「聴く力」が身につけば、
それが自分でチェックできるようになる
ということですね。
自分で自分の改善点がわかる方が
成長できるし楽しい方向に進んでいる
と思いますよね。
人と合わせる
あなたは、誰かと合わせてピアノを弾いたことありますか?
私はありません。
というより誰かに聞かせたこともありません。
学び始めた人には、合わせたことがない人も多いのではないでしょうか。
実は、この人と合わせるときに、「聴く力」が重要になるそうです。
どんなにうまく弾けたとしても、
自分だけ音やテンポが合っていなければよく聴こえません
よね。
周りの音を聴き、自分の音と比べる。
そして、自分が合っていなければ合うように調整する。
これが「聴く力」の大事である理由です。
そして、
他人と合わせて弾くことは、テンポ、音量や音色などの精度をあげて、
調整する訓練になる
出典:「自分の音、聴いてる?」より
と書かれています。
つまり、
人と合わせて弾くことが「聴く力」を養う練習になる
ということですね。
私もまずは、好きな曲をiPodから流しながら
自分も引いてみようと思います。
奥付
題名:「自分の音、聴いてる? 発想を変えるピアノ・レッスン」
発行日:2012年12月20日初版第1刷発行
著者:山本美芽
出典「自分の音、聴いてる?」より
まとめ
今回は、
ピアノを弾くにはなぜ「聴く力」が大事なのか
についての本を紹介させていただきました。
ピアノの練習と聞くと、
ピアノを弾くこと
と思っていませんか?
しかし、「聴くこと」にもっと集中すれば、
クリエイティブにプロセスを楽しむ練習、
自分なりの演奏のよさを自分でわかる力
出典:「自分の音、聴いてる?」より
が身につくのです。
つまり、ピアノを弾くということは、
自分の出している音を楽しむ
ということです。
「どう弾いているのか」でなく、
「どんな音を出しているのか」ということですね。
同じ楽譜なら、みんな同じ音というわけではないですよね。
それぞれ違う音があり、それぞれが正解だということです。
私も、楽譜を見ながら実際の音を聴いて違う箇所を何度も引いています。
そのときに、「何を押し間違えているんだろう」と考えます。
どんな音を出したのかは覚えていません。
これでは、楽譜のとおりにしか弾けませんよね。
もっと、自分の出した音も聴くようにします。
また、
ひとりで練習するよりも、
上手い人と一回合わせた方がずっと速く上達できる
出典:「自分の音、聴いてる?」より
そうです。
合わせることで「聴く力」が上達するからですね。
周りに上手い人がいるのなら、一緒に合わせてもらってはいかがですか?
この本では、他に
「聴くとは歌うこと」や「耳から音符を捉える」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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