普通のトーンに変換し冷静に考えよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
野矢茂樹さんの
「「ロンリ」の授業」
Lesson5:「ニセモノの説得力」
です。
仕事で上司や先輩に「こんなこともできないのか!」と怒鳴られたことありませんか?
自分が新人であったり、自信がないと相手の大きな声で怒鳴られるだけで、自分がいけないと思ってしまう人もいます。
その結果、
- 無茶なことまでやらされる
- 「あいつは怒ってもいい」と思われ吐口にされる
- 間違っていても「自分は正しいんだ」と相手に勘違いさせてしまう
などのことが起こり得ます。
上司から大きな声で言われると、萎縮してしまうのはわかります。
怒鳴られた時全てを受け入れては、自分にも相手にもよくありません。
なので、まずはその時の考え方から学びましょう。
この章では、
人に怒鳴られた時の考え方
について書かれています。
いきなり実行するのは難しいでしょう。
しかし、考え方を学び、少しづつ変えていきましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 人に怒鳴られると萎縮してしまう人
- 大きな声で言われるとつい「はい」と言ってしまう人
声の大きさ = 「説得力」ではない
まず、
声がでかければ 「説得力がある」というモノではない
出典:「「ロンリ」の授業」より
ということを理解しましょう。
「そんなこと知っているよ」と思う人が多いですよね。
仕事をしていると、
声を大きくして自分の意見を押し通そうとする上司
いませんか?
大きな声で言われたため、萎縮してしまう人も多いと思います。
その結果、無茶なことでも「はい」「わかりました」と言ってしまっては大変です。
上司や目上の人が言った言葉のため、説得力があるように聞こえるかもしれません。
しかし、
声が大きいだけの言葉は「ニセモノの説得力」かもしれない
と考えましょう。
考えさせたくないから、
声を大きくしているかもしれませんよね。
まずは冷静に
相手に怒鳴られた時、萎縮してしまう人が多いと思います。
しかし、そこをグッと堪えましょう。
大事なのは、
その発言内容を冷静に検討する
出典:「「ロンリ」の授業」より
ことです。
声の大きさや相手の立場ではなく、
内容が大事のなのです。
相手の言ったことを、普通の声の大きさに変換してみましょう。
もしかすると、
- 自分の都合のいいように決めつけていること
- 根拠のないこじつけ
があるかもしれません。
例えば、私は大きな声で「常識」という言葉を言われたら、
全てを疑うようにしています。
大事なことは、あなたが
冷静に検討する
出典:「「ロンリ」の授業」より
ことです。
これ以上怒鳴られたくないからと、全てのことに「はい」と言ってしまっては、後から大変なことになるかもしれません。
根拠が示されたら納得する
たとえ、相手が大きな声で言ったからと言って、全てが「ニセモノの説得力」とは限りません。
冷静に考えた結果、
相手の発言に根拠がある
ことだってあります。
つまり、
ニセモノの説得力と疑ったけれども本当の説得力である
ということもあるのです。
その時は、ちゃんと納得する必要があります。
たとえ、大きな声で言ったことでも根拠があれば自分も納得できますよね。
納得せずに言い返してしまったら、
あなたが「ニセモノの説得力」を押し通そうとしている
ということのなってしまいます。
奥付
題名:「「ロンリ」の授業」
発行日:2019年01日31日第1刷発行
著者:野矢茂樹
出典:「「ロンリ」の授業」より
まとめ
今回は、
相手の怒鳴られた時の考え方
についての本を紹介させていただきました。
仕事をしていると、怒鳴ってくる上司や取引先もいます。
その時、萎縮してしまい考えずに「はい」言ってしまっていませんか?
その結果、無茶な約束をさせられていることだってあります。
そうならないようにするために、
普通のトーンに変換して冷静に考える
ようにしてみましょう。
大きな声で言われるとつい萎縮してしまうのは仕方がありません。
しかし、そこでグッと堪えて考えましょう。
「声が大きい」 = 「正しい」ではない
のです。
冷静に考えて、納得できないことがあれば、それを伝える必要があります。
また、もし相手の言ったことに根拠があれば、
自分もちゃんと納得する
ようにしましょう。
間違っても、そこで無理やり自分の意見を押し通そうとしてはいけません。
さっきと立場が逆になってしまっていますよね。
怒鳴られたら、堪えて冷静に考えてみる。
その結果、
- 納得できなければ、そこを伝える
- 納得できれば、受け入れる
ようにしましょう。
大事なのは、
大きな声で言われてもちゃんと冷静に考える
ということです。
この本では、他に
「「だから」に反論する」や「問題を整理する」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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