孤独を恐れず自分の意見を持とう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
瀬戸謙介さんの
「子供が喜ぶ論語」
第3章:切磋琢磨できる友達をつくろう
です。
論語
ってご存知ですか?
論語とは、
孔子と弟子の会話を記したものであり、自分の成長やビジネスに役立つもの
とされています。
大河ドラマの「青天を衝け」がやっていた時にも
話題に上がりましたよね。
論語では、
君子
人格が立派な人
小人
そうでない人
と言う形でどう違うか比較することがが多いです。
そのため、自分がどうすべきはを教えてくれます。
その中でも本書は、
子供の成長のための論語
をまとめた一冊になります。
しかし読んだ私としては、
子供だけでなく大人にも喜ばれる論語
だと思います。
大人になっても成長したいですよね。
大人こそ成長したいと思う者です。
この章では、
ともに成長できる仲間を作るための論語
について書かれています。
一人で頑張るより一緒に頑張れる人がいる方が
モチベーションも保てますよね。
一緒にそんな仲間を作れる考え方を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 子育てをしている人
- モチベーションが保てなくなってきた人
- 信頼していた仲間に裏切られた人
ともに成長できる友人でどんな人?
子曰く、徳は孤ならず。必ず隣あり。
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
人格の素晴らしい人は孤立することはない。
必ず協力してくれる人がいるからです。
ずっと一人は怖いですよね。
しかし、一人になりたくないからと言って自分の人生を妥協していませんか?
このように、
自分だけが違うからといって自分の意見を消して周りに合わせる
と言う経験がありませんか?
私は、これはないんですよね。
みんなと違う方が面白そうと考える方です。
それでは、ずっと妥協し続けていないとその友人はいつか離れてしまうかもしれません。
そのように、
ずっと顔色を窺わないといけない人は共に成長できる人
とは言えないですよね。
自分の信念を通していけば、いずれ必ず、
自分を信じてくれる人が集まってくる者です。
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
相手に合わせないと、目の前にいる友人は離れてしまうかもしれません。
しかし、その理由がちゃんとあれば、
他に理解指定くれる人・信じてくれる人が自然と集まる
と言うことですね。
大事なのは、そちらを選んだ理由があると言うことです。
自分以外の全員が違う意見なんてことはありません。
少なかったとしても、自分と同じ意見の人が信頼できる人です。
そして、
そんな信頼できる人こそが同じ方向へ共に成長できる友人
なのです。
今は孤独になるかもしれません。
しかし、それを恐れず続けましょう。
気づいたら隣に信頼できる人がいるのです。
共に成長できるってどういうこと?
子曰く、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
人格のいい人は、お互いの意見を合わせて一つにまとめられる。
それ以外の人は、合わせるのではなく同じにする。
共に成長できる状況ってどのような状況だと思いますか?
お互いが同じゴールを目指して一緒に頑張っている状況
と私は考えました。
しかし、それだけでは足りません。
お互いがお互いの意見を尊重し合うことが大事なのです。
先程の論語では、
「和」と「同」
と言う言葉が出てきます。
「和」とは、
違うものが混ざり合って新しいものを生み出していく
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
ということです。
また、「同」とは、
自分の意思とは関係なく、他人の意見に合わせる
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
ということです。
つまり、
和
1 + 1 = 10
同
1 + 1 = 1
にすると言うことです。
これだけ考えると、
「和」の方が良いのは一目瞭然ですね。
問題は、1 + 1 = 10にできるかどうかです。
逆に1 + 1 = 1にするのは簡単です。
自分の意見を下げるだけで良いですからね。
どんなに良い関係でも全ての意見が同じとはなりません。
お互いの意見がぶつかることもあります。
そのとき、
話し合ってお互いが理解できる一つにまとめられる関係が共に成長できる関係
なのです。
信頼してもらうにはどうすればいい?
子曰く、人にして信なくば、其の可なるを知らざるなり。
大車輗なく、小車軏なくんば、其れ何を以ってかこれを行らんや。
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
人は、言っていることとやっていることが一致しなければ信頼してもらえない。
それくらい、言ったことを守ることは大事なことです。
人間関係は、お互いが信頼してるかいないかが大きいですよね。
そして、
言行一致が信頼の大本になる
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
のです。
- 毎回遅刻してくる人
- 言っていることとやっていることが違う人
- 約束を守らない人
そのような人を信頼することはできませんよね。
それは相手も同じです。
あなたが、約束を守らなくては、信頼してもらえません。
いい人間関係になりたいなら、
まずは信頼してもらえるような行動をする
ようにしましょう。
奥付
題名:「子供が喜ぶ「論語」」
発行日:2010年05月10日 初版発行
著者: 瀬戸謙介
出典「子供が喜ぶ「論語」」より
まとめ
今回は、
共に成長できる仲間を作るための論語
についての本を紹介させていただきました。
本書には、
自分一人では夢は実現できない
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
と書かれています。
私は、一人で夢を実現できる人もいると思っています。
2.3人はいてもいいんじゃないかなと思います。
私は見たことありませんがw
しかし、ほとんどの人が一人では実現はできません。
一人で頑張るより、
- 困ったら助けてくれる人
- 一緒に切磋琢磨してくれる人
- いいことがあったら一緒に喜んでくれる人
そんな人がいる方が絶対に自分も頑張れますし、夢の実現に近づけると思います。
そのためには、
自分が信頼される人になる
必要があります。
お互いが信頼し合うことが大事と言うことですね。
子曰く、徳は孤ならず。必ず隣あり。
出典:「子供が喜ぶ「論語」」より
たとえ今、周りと意見が異なったとしてもちゃんとした理由があれば理解してくれる人もきっといます。
その時、孤立したとしても、
その場にいる人だけが全てではないのです。
いつも相手の言うことに合わせるのではなく、自分の意見を言い続けていると、
気づいたら隣には自分を信頼してくれる人がいる
かもしれません。
その人が、共に成長していける人
と言うことですね。
この本では、他に
「高い志を持つこと」や「学ぶ目的」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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