普段の自分を知り小さいストレスに気づけるようにしよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
川野泰周さんの
「集中力がある人のストレス管理のキホン」
第1章:頭がさえない。いつも疲れている…これってストレス?
です。
最近疲れが取れない
なかなか眠れない
そんなことありませんか?
今は、心の問題を抱えている人が多いと聞きます。
「うつ病」という言葉もよく聞きますよね。
その原因の一つに、ストレスや心の疲れがあります。
いつも何かを我慢していませんか?
しかし、
ストレスを溜めすぎると「うつ病」などになりかねない
ということは、今やたくさんの人が聞いたことがあると思います。
では、なぜそれでもストレスを溜めすぎてしまうのでしょうか?
それは、
多くの人はご自身の心の疲れやストレスに「気づけないでいる」
出典:「集中力がある人のストレス管理のキホン」より
からです。
気づく時にはかなり溜まった状態になってしまっている
ということですね。
そのため、
限界が来る前に気づけるようになるにはどうすればいいか
を学びましょう。
この章では、
ストレスを持続させない方法
について書かれています。
自分は大丈夫と思っていませんか?
私はそう思っていました。
それは、「大丈夫」なのではなく「気づいていない」だけかもしれません。
そのため、溜めすぎる前に溜めすぎない方法を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 寝ても疲れがなかなか取れないと思っている人
- 小さなことにもイライラしてしまう人
- 自分は大丈夫と思っている人
「溜めない」のではなく「コントロールする」
どうすればストレスを溜めないようにでいるだろう?
そう思っていませんか?
ストレスがたまらない身体になる
すごくいいですよね。
しかし、なかなかできることではありません。
それに、「溜まらない」と思っていたら、
気づいたら「溜まりすぎている」かもしれません。
そのため、考えるべきなのは、
ストレスと「溜めない」のではなく「コントロールする」
ことです。
「小さなストレス」は溜まるものと考えましょう。
大事なのは、
「小さなストレス」を「大きなストレス」にしないようにコントロールする
ということです。
「予防」と「対処」で、ストレスはコントロールできる
出典:「集中力がある人のストレス管理のキホン」より
のです。
普段の自分をまず知ろう
ストレスをコントロールするにはまず、
自分自身の状態に気づく
出典:「集中力がある人のストレス管理のキホン」より
必要があります。
小さなストレスは気付くのが難しいです。
なぜなら、
小さな我慢で頭の中ではストレスをないものにできるから
です。
ストレスが「ない」のではなく、
「ないように考える」ということです。
そして、その小さな我慢が癖になっている人は、我慢していることにも気づきません。
「我慢している」のが普通
と考えてしまっているのですね。
しかし、
- 小さなストレスは溜まっている
- 小さな我慢はしている
のです。
この「小さなストレス」「小さな我慢」を気づけるようになるには、
我慢していない普段の自分を知る
必要があります。
普段の自分がわかるから、
今の自分を比較ができるのです。
そのためにも、
普段の自分に気をかけてあげる
ようにしましょう。
その自分とちょっとでも違和感を感じた時が、「小さなストレス」に気づいた時です。
間違っても、
「我慢している自分が普通」と思ってはいけませんよ!
ほどよいストレスはプラスに働く
ストレス = ない方が良いもの
と考えていませんか?
私はそう思っています。
ストレスゼロが1番いいですよね。
しかし本書では、
適度なストレスが自分自身の成長につながる
出典:「集中力がある人のストレス管理のキホン」より
と書かれています。
実は、適度であればストレスはあっても良いものだそうです。
なぜなら、
ストレスをマイナスに捉えるのではなく、プラスに利用する
出典:「集中力がある人のストレス管理のキホン」より
ことができるからです。
マイナス | プラス | |
---|---|---|
この仕事苦手だなぁ | → | できるようになればもっと成長できる |
最近よく怒られているなぁ | → | 自分の欠点を教えてくれている |
このように、適度であればプラスに持っていくことも可能ということです。
大事なのは、その適度を見極めることです。
「適度」も越えれば「大きなストレス」になり得ますからね。
ここで言いたいことは、
ストレスゼロを目指す人に、適度なら「ストレス」もあって良いと考えるようにしよう
ということ、と私は考えました。
ストレスゼロを目指していなければ、
「適度」よりも「常に減らすこと」を考えた方が良い
と思います。
「適度」がわからない以上、その「適度」を目指すよりも
常に減らすことを考える方が安全と思いますからね。
奥付
題名:「集中力がある人のストレス管理のキホン」
発行日:2019年05月24日 第1刷発行
著者:川野泰周
出典「集中力がある人のストレス管理のキホン」より
まとめ
今回は、
ストレスで限界にならないためにすること
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章で学んだ一番のことは、
普段の自分を知り、ちょっとした違和感に気づけるようにする
ということです。
ストレスは、大きくなってからでは遅いのです。
その前に対処しましょう。
そして本書では、その対処は、
「マインドフルネス」を取り入れることが必要だ
出典:「集中力がある人のストレス管理のキホン」より
と書かれています。
「悩み」や「不安」を少し忘れ、
今この時の自分の状態のみに注意をおく
ようにしましょう。
マインドフルネスについてはこちらでも紹介しています
よろしかったらどうぞ
また本書では、
ストレスをゼロにすることができない
出典:「集中力がある人のストレス管理のキホン」より
と書かれています。
「自分はストレスゼロだ」という人もいます。
私も以前はそう思っていましたw
しかしそれは、ストレスに気づいていないだけかもしれません。
気づいた時には、「大きなストレス」になってしまっていることもあるのです。
そうなる前に、ストレスを持続させたいように心がけましょう。
先ほども書きましたが、
我慢している自分が普通の自分と思ってはいけません
その考えを続けることが、
「小さなストレス」に気づけない原因となり、
気づいたら「大きなストレス」になってしまう
危険があるのです。
他の本でも学びましたが、
「もっと自分を大切にしてあげましょう」
この本では、他に
「マインドフルネスとは」や「脳を疲れさせない休息の習慣」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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