メインまでに「わからない」と思わせないようにしましょう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
齋藤孝さんの
「頭のよさとは「説明力」だ」
第2章:「組み立て方」で説明は一気に上手くなる
です。
あなたは、自分の大好きなことについて友人から質問された時、上手く説明できますか?
私は上手くできませんでした。
伝えたいことはあるのに、
分かりやすく言葉にできない感じでした。
経験して気づくことですが、なかなか上手く説明できないんですよ。
- 話したいこといっぱいあるのに
- もっと伝えたいのに
そう思いながらも、上手く説明ができない自分に虚しさを感じたことがあります。
実は、
どんなに詳しくても上手く説明できるとは限らない
のです。
なぜなら、
「説明力」を身につけていない
出典:「頭のよさとは「説明力」だ」より
からです。
「知識」と「説明力」は全く別物ということですね。
学生の頃、テストでたくさんの問題を解いたことある人がほとんどでしょう。
しかし、そのテストの中に
自分の言葉で説明をする問題はあまりなかった
と思います。
数学の証明問題くらいではないでしょうか
つまり、
経験していないのだからできなくても不思議ではない
のです。
この章では、
どうすれば上手く説明できるようになるのか
について書かれています。
習っていないのなら習えばいいのです。
いっしょに「説明力」を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 上手く説明できない人
- 話が長いと言われたことがある人
出だしは聞き手の気持ちから
説明をするとき、出だしって大事ですよね。
この出だしで相手の心をグッと掴めれば、その人は聞きたいと思ってくれます。
そのためにも、
聞き手の気持ちから説明の出だしを考える
出典:「頭のよさとは「説明力」だ」より
ようにしましょう。
よく言う「キャッチコピー」というものですね。
いきなり説明をし始めてしまっては、相手も聞く姿勢になっていません。
まずは、
聞き手の心を掴むためのキャッチコピーを考える
ようにしましょう。
CMや周りの広告を見て、
自分が印象に残ったキャッチコピーを参考にしてみましょう。
具体例は相手に合わせる必要がある
説明をするとき、
何か具体例を使って相手にわかりやすく説明する
ことがよくあります。
専門用語を使うとき、相手が専門家でなければわかりづらいことがあります。
行っていることがわからなければ、
それ以降を聞いてもらえません。
しかし、その具体例って考えるの難しくないですか?
どう例えれば相手にわかってもらえるか
考えるの難しいですよね。
それは、
相手が誰かもわからずに例をこれに決めようとしている
からです。
なぜ具体例を使うのでしょうか?
わかりづらいことを理解してもらうため
ですよね。
その場合、
具体例は相手によって変える必要がある
のです。
つまり、具体例を使う場合は、
臨機応変に相手に合わせた例を引っ張ってくることが重要
出典:「頭のよさとは「説明力」だ」より
です。
相手がどんな人かわからないうちに、
例を決めることはできないということですね。
わかりづらい箇所は後回し
説明をするときは、
とにかく相手にわかってほしい部分から、まず説明は始めるべき
出典:「頭のよさとは「説明力」だ」より
です。
説明をしている時、
- 上司が急に口を挟んでくる
- 聞き手から質問が飛んでくる
ことありますよね。
自分の予定通りに説明させてもらえないことはよくある
ということです。
説明する内容を考えるとき、
「ここで質問がくる」なんて考えないですよね。
つまり、
一番のメインを最後に持っていくと聞いてもらえないこともある
のです。
今からメインというところで
「時間切れ」なんてこともあります。
それに、
聞き手にメインに行く前に「わかりづらい」と思わせたくない
ですよね。
「わかりづらい」そう思ったところで
聞き手は聞くのをやめてしまいます。
そのため、
わかりづらい箇所は後回し
出典:「頭のよさとは「説明力」だ」より
にしましょう。
大事なのは、
メインの箇所を聞いてもらうこと
です。
奥付
題名:「頭のよさとは「説明力」だ」
発行日:2019年09月11日 第1刷発行
著者:斎藤孝
出典「頭のよさとは「説明力」だ」より
まとめ
今回は、
どうすれば上手く説明できるようになるのか
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章を読んで学んだ一番のことは、
メインの説明までに聞き手に「わからない」と思わせないこと
です。
この記事でも、
- 出だしは聞き手の気持ちから
- 具体例は相手に合わせる必要がある
- わかりづらい箇所は後回し
の三つを紹介しましたが、全て聞き手に聞いてもらうための方法です。
そして、そのうち2つはメインの説明以外のことです。
説明をするとき、一番大事なことは、
メインの説明を相手に聞いてもらうこと
です。
そう聞くと当たり前のことのように思えます。
でも考えているときは忘れてしまうんですよね。
そのために、
メイン以外のところもちゃんと考えて作りましょう
ということです。
この本では、他に
「説明力とは何か」や「説明力の応用」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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