できないことが見つかってよかったと思おう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
斎藤茂太さんの
「ほがらかに品よく生きる」
第1章:心に余裕を持つ
です。
あなたは劣等感って持ってますか?
私は負けず嫌いです。
そのため、昔はよく劣等感を持っていました。
劣等感とは、
他人に比べて自分が劣っていると感じる不安
出典:「ほがらかに品よく生きる」より
です。
人より劣っているものを見つけてしまうと、
僕なんかダメだ
などと考えてしまうことです。
人によっては、
たった一つのことが劣っているだけで自分の全てを悪く見てしまう
人もいます。
この劣等感を持ったら、
なくしたい
と思いませんか?
この章では、
劣等感を持った自分が嫌だと思ったときに考え方
について書かれています。
劣等感をなくしたい
そう思っても、自分を否定し続けていると行動に移すことも怖くなってしまいます。
自分を否定し続ける前にできること
を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 自分が嫌になってしまっている人
- 劣等感で辛くなっている人
- つい人を悪く言ってしまう人
劣等感は克服するための原動力になる
まず最初に、
劣等感はなくてはならないもの
出典:「ほがらかに品よく生きる」より
です。
劣等感を持ったということは、
自分の今苦手なこと・今はできないことが見つかった
ということです。
見つかったのならできるように努力すればいい
ということですね。
大事なのは、
今苦手・今できない
ということです。
劣等感からどんどん沈んてしまっている人は、
この「今」がなくなってしまっているように思います。
ただ、今できないだけです。
何をするにしても、初心者ならできなくてあたりまえです。
これは歳なんて関係ありませんよね。
そして、その今できないことを努力することで、できるようになっていくのです。
つまり、
劣等感があなたの知られざる能力を引き出す力になる
出典:「ほがらかに品よく生きる」より
かもしれないということです。
今できないこと・劣等感を持つくらいできなくて悔しいことが見つかった
ことに感謝しましょう。
まずは、劣等感は持っても良いこと
と考えるようにしましょう。
相手の弱みを探さない
ここまでで、劣等感は持ってもいいものと紹介しました。
劣等感を持ったときに、
その代わりに相手の弱みや劣等感を探す
ようにしていませんか?
ここは自分の方が勝っている。
と思いたくなるのはわかります。
しかし、それでは自分が成長しません。
なぜなら、
相手を落としても自分は成長しないから
です。
人の弱みは見て見ぬふり
出典:「ほがらかに品よく生きる」より
をしましょう。
自分を大きく見せたいからと人の弱みを言ったって、あなたの評価とは何も関係ありません。
逆に品性を疑われかねません。
劣等感はその人が周りから評価されていることから来るものです。
自分も評価されたい。
そう思って悔しくなりますよね。
相手を落としても自分の評価にはつながりません!
自分も同じように評価されるには、
自分もできるようになるしか道はない
のです。
そのため、劣等感をなくすために相手の弱みを探すことはやめましょう。
「負けたっていい」から余裕が生まれる
ここまでで、
劣等感は自分の成長のためになら持っていいもの
と紹介しました。
しかし、誰のどの部分に対しても勝ちたいと思っていませんか?
この人はこの部分・その人はこの部分で負けている。
だから勝てるように頑張ろう!
このようにたくさんのことで色んな人に勝とうと思うと心に余裕がありません。
毎日、あれもこれもやらなきゃでは大変ですよね。
努力しているのになかなか勝てないと、
相手を敵対視してしまう
ことにもなりかねません。
せっかく「知り合い」になったのに、親しにもなれず「張り合い」になってしまう
出典:「ほがらかに品よく生きる」より
のです。
それはいいことではありません。
それに、
全てにおいて知り合った人に勝たなきゃいけないことなんてありません
よね。
これは、負けたっていいや
そう思うことがあなたの心に余裕を持たせてくれます。
奥付
題名:「ほがらかに品よく生きる」
発行日:2013年04月22日 初版1刷発行
著者:斎藤茂太
出典「ほがらかに品よく生きる」より
まとめ
今回は、
劣等感を持った自分が嫌だと思ったときに考え方
についての本を紹介させていただきました。
この章を読んで私が学んだ一番のことは、
劣等感はあってもいいもの
ということです。
なぜなら、
自分の持った劣等感は向上心になる
からです。
劣等感を持ったということは、
できなくて悔しいと思った
ということです。
できなくて悔しい
だから、できるようになろうと考えることもできますよね。
劣等感を持ったということは、できないことが見つかったということです。
自分がやるべきなのは、
できるように努力すること
ですよね。
間違っても、
「相手を下げる」ようなことはしてはいけません。
つまり、
劣等感を持つことがいけないのはない
ということです。
そのまま、
- 「自分はダメだ」と否定すること
- 悪口や相手のできないことを周りに晒して相手を下げること
がいけないのです。
つまり、劣等感の解決方法は、
自分が追いつく
正解
相手を下げる
不正解
自分を否定する
不正解
ということです。
「自分はあの人より〇〇ができなくて悔しい」だから自分もできるようになろう
そう思えるようになれば劣等感は持っていいものなのです。
この本では、他に
「ほがらかに生きるには」や「楽しく生きるには」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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