どんなに丁寧でもわからなければ伝わらない
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
尾形圭子さんの
「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」
第5章:攻めの気配りをマスターしよう
です。
仕事において、ビジネスマナーというものはあります。
そのビジネスマナーができている人は、
- 気配りができる人
- 感じのいい人
というイメージがあります。
しかし、著者の尾形さんは、
好感度アップだけのマナーを身につけるのでは、少々もの足りない
出典:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
とおっしゃっています。
一歩進んで、「また会いたいと思われる人」になっていただきたいと思うのです。

また会いたいと思ってもらえることは
仕事においていい事ですよね。
ではどうすれば、
「また会いたいと思われる」ような気配りができる
ようになるでしょうか?
この章では、
また会いたいと思われる攻めの気配り
について書かれています。

どのような気配りが攻めの気配りなのでしょうか。
一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 相手にまた会いたいと思われる人間になりたい人
- また会いたいと思ってもらいたい人がいる人
- ビジネスマナーを学びたい人
相づちで人間関係が良くなる

会話をするとき、相づちしていますか?

私はしてます。
昔のバイト先で上司の方に褒められてから
意識するようになりました。
「相づち」や「うなずき」は、会話においてとても大切な気配り
出典:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
です。
- 相づちをする
- うなずく
これは、あなたの話を聞いていますということを伝えていることになります。

ちゃんと話を聞いてくれる人と仕事がしたいですよね。
このとき大事なのは、
- ゆっくりはっきりと
- 相手が自分を見たとき
- 連続せず
行いましょう。
丁寧な「相づち・うなずき」は「上品な印象」にもつながります。
出典:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
そのため、「相づち」「うなずき」はちゃんとするようにしましょう。
聴き上手になる

「聴く力」で 相手の心をつかむ
出典:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
どんなに話すのが苦手な人でも、自分のことを認めてもらいたいものです。

つまり、話したいということです。
話したいけれども、
- うまく伝えられるかわからない
- 相手に悪い印象を与えないか不安
などがあるため、話せないのです。
そのため、自分は聴き役になりましょう。
理想は、
話す:聴く=3:7
出典:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
だそうです。
ちゃんと相手の話を聴き、しれを自分のどこに活かすかを考えましょう。
自分の話を活かしてくれた。
それがちゃんと話を聞いてくれた
になります。
普段話すのが苦手な人ほど、聴いてくれる人とはまた会いたいと思いますよね。
相手の立場に立って伝える

人と話す時、どうしても自分の思ったことをそのまま伝えていませんか?

当然、悪気があるわけではありません。
相手のためと思って伝えたことです。
その時、
言葉は丁寧に・間違えないように伝える
ことを心がけますよね。
その結果、
①言葉が丁寧すぎる
②一文が長すぎる
③相手の理解度にかかわらず一方的に進めている
出典:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
ということがあります。

〇〇していただきまして、次に××していただきまして・・・
これが何度も続いては聴く側は難しいですよね。
大事なことは、
相手の立場に立った伝え方
出典:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
です。
そのためには、
まず一文を短くすること
です。
長すぎると、途中でわからなくなったらその後は無理ですよね。
短く切って、相手に理解してもらう時間を作りましょう。

途中で「ここまでよろしいですか」
と確認するのもいいですね。
また、
説明文はできるだけ語尾を「です」「ます」
出典:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
にしましょう。
先程のように「いただきます」などの長い丁寧語するだけで、文字数が長くなります。

文字数が長いということは、
相手の聞く量が多いということです。
「です」も「いただきます」も共に丁寧語です。
「です」にしたから失礼ということはないですよね。
奥付
題名:「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」
発行日:2012年05月08日 第1刷発行
著者:尾形圭子
出典「一流企業100社で教えたビジネスマナー「気配り」レッスン37」より
まとめ
今回は、
また会いたいと思われる攻めの気配り
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章を読んで学んだ一番のことは、
伝えることは相手の立場に立って伝える
ということです。
相手がお客様・取引先の方であると、どうしても
- 丁寧に伝えなきゃ
- 間違えないように伝えなきゃ
と考えてしまいます。
相手の理解しやすさよりも、「丁寧」「間違えない」を優先してしまっている
ということです。

どんなに丁寧に伝えても、
伝わらなければ良い印象は受けませんよね。
大事なのは相手に伝わることです。
そのためにも、自分の説明がちゃんとわかりやすいかを注意しましょう。
この本では、他に
「初対面の人への気配り」や「一歩進んだ気配り」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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