相手の意見を受け入れた上で自分の意見を伝える
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
小堀宗実さんの
「茶の湯の宇宙」
第二章:もてなす
です。
仕事をしていると、
- お客様をもてなす
- 取引先の方をもてなす
こともありますよね。
このおもてなし、ちゃんとできていますか?
私は苦手です。
普段しない分、急に緊張します。
この章では、
茶道でのおもてなし
について書かれています。
茶道といえば、相手をもてなすものですよね。
どんな茶道でのおもてなしについて
学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 茶道でのおもてなしを知りたい人
- 人をもてなすということが苦手な人
間違っていても否定的に正してはいけない
相手と会話をしているときに、
これって〇〇ですよね
違います。××です。
と否定して正していませんか?
私はしていました。
正すことは必要ですよね。
確かに、間違いを正すことは必要です。
しかし、
「それは違います」と否定的に正してはいけない
です。
それでは、
相手に恥をかかせてしまい、場の雰囲気もしらけてしまう
出典:「茶の湯の宇宙」より
ことがあります。
人前で正されたら、恥をかかされたと思っても不思議ではありませんよね。
相手をもてなす以上、恥をかかせてはいけません。
これって〇〇ですよね
よく言われるんですよね。実は××なんですよ。
なかなかわかりにくいですよね。
のように、やんわりと返すようにしましょう。
大事なのは、
相手を受け入れながら、そこに自分の考えも明確に示していく
出典:「茶の湯の宇宙」より
ようにすることです。
型を理解して工夫することが創意工夫
茶道でも虹ネスでも、
創意工夫の精神
出典:「茶の湯の宇宙」より
は大事です。
茶道は方にはまっていて工夫なんてなさそう
と思っていませんか?
私は思っていました。
決まったこと以外は×というイメージでした。
茶道などの伝統芸能では、
まず型を身につけることから始めます。
出典:「茶の湯の宇宙」より
しかし、その型をもとに工夫できるところは工夫しているのです。
確かに、昔から全て同じとは考えづらいですよね。
工夫により変わっているものもあるということです。
大事なのは、
なぜ方がそのようになっているのか自分なりに解釈できる
出典:「茶の湯の宇宙」より
ことです。
その方の良いところを残したまま悪いところを改善する。
それが良い創意工夫です。
型を知らずに改善策を考えても、結界良いところもなくしてしまっているかもしれません。
使わないと思っていても備えておく
備えあれば憂なし
出典:「茶の湯の宇宙」より
聞いたことありますよね。
茶の湯では、いろいろな道具を使用します。
その中には、
急なアクシデントで使えなくなることもある
のです。
そのために、控えのものを準備してあるそうです。
このように、茶の湯の世界では、
ひょっとすると起こってしまうかもしれない、
不足の事態に対する準備の大切さ
出典:「茶の湯の宇宙」より
が強くあります。
相手をもてなす時も同様です。
- 雨は降らないだろうけど、傘を用意しておく
- もし相手の人がコップを落としてしまっても良いように予備を備えておく
このような思いつく備えをしましょう。
ちなみに茶の湯では、
変えたことが聞かれなくてもわかるように色の違うものを用意している
そうです。
変えたのかなと不安がらせること自体が
よろしくないそうです。
奥付
題名:「茶の湯の宇宙」
発行日:2011年06月30日 第1刷発行
著者:小堀宗実
出典「茶の湯の宇宙」より
まとめ
今回は、
茶道でのおもてなし
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章を読んで学んだ一番のことは、
どんなに間違ってても、相手の意見を受け入れた上で自分の意見をつ足ることが大事
ということです。
今までの私の経験上、相手が勘違いしている時、
- 重要でなければ、そのまま流す
- 重要なら、違うと伝える
ようにしていました。
失礼かもと思っていても、
他の方法が思いつきませんでした。
しかし、
そのまま正すことは相手に恥をかかせてしまう
ことにもなりかねません。
これって〇〇ですよね
よく言われるんですよね。実は××なんですよ。
なかなかわかりにくいですよね。
このように、相手の意見を受け入れた上で伝えるようにしましょう。
この本では、他に
「茶の湯での心の磨き方」や「茶の湯での清め、高め方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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