ピアノをうまく弾けるための考え方|池田陽子・さいとうみどり・中村靖『もっとピアノが上手くなる子、ならない子』

楽器

楽譜どおりだけが音楽ではない

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

池田陽子さん・さいとうみどりさん・中村靖さんの

「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」

1:親の常識は音楽の非常識?

です。

ピアノって難しいですよね。

  • 昨日弾けたのに今日は弾けない
  • 弾くのと楽譜を読むので大変

などいろいろな悩みがあります。

なぜなら、

「まずこれをすればよい」と言うことがむずかしいから

出典:「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」より

です。

公式に当てはめたり丸暗記で弾けるようなものではありませんよね。

そのため、たくさんの人がピアノを習いに行きます。

一生
一生

自分ではわからないのだから、

できる人に教わりますよね。

この章では、

ピアノレッスンでの勘違い

について書かれています。

一生
一生

まずは一緒に勘違いを正しましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • ピアノが上手くなりたい人
  • ピアノを始めたばかりの人
  • なかなか成長が見えないと悩んでいる人

「楽譜どおり弾くことが音楽」と言う勘違い

ピアノの練習をするとき、

本物の音と同じ音が全然出ない

と思ったことありませんか?

楽譜というものがある以上、同じように引きたいと思うのも当然です。

一生
一生

それが正解だと思いますからね。

しかし、

みんなと同じにする必要はない

出典:「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」より

のです。

例えば、テレビのピアノコンクールを見たことありませんか?

そちらでは、

みんなが同じ曲を弾いて、その良し悪しで順位が決まるものもあります。

みんな同じ曲

つまり、

同じ楽譜を弾いている

のです。

しかし、同じようには聞こえませんよね。

楽譜の中でも、

弾く人の解釈で全然違う音を弾くことができる

のです。

それが、自分らしさです。

つまり、

楽譜どおり弾くことだけが音楽ではない

出典:「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」より

ということです。

先生はCDと同じ音が出ない

それがいけないことではないのです。

「間違えてはいけない」という勘違い

先ほど、

楽譜どおりだけが音楽ではない

と紹介しました。

つまり、

間違えたのに、褒めることもある

出典:「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」より

のです。

初めのうちはどうしても、同じように弾けるように練習します。

なぜなら、それ以外の答えを知らないからです。

一生
一生

答えが一つしか知らなければ、

それ以外が間違いと思ってしまいますよね。

しかし、楽譜どおりだけが正解ではないのです。

楽譜どおり楽譜どおりと考えてしまうほど心がこもりません。

楽譜どおりだけど心のこもっていない音と間違えたけど心がこもっている音なら、後者の方がよく聞こえることもあります。

そのため、

間違えてもいいから心を込めて弾く

ようにしてみましょう。

「腹式呼吸は難しい」という勘違い

音楽は腹式呼吸

出典:「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」より

で行うものだそうです。

なぜなら、肺呼吸では肩が動いてしまい、指が不安定になるためです。

しかし、

肺呼吸って難しい

と聞いてことありませんか?

基本は肺呼吸であり、腹式呼吸は特別な呼吸法と思っている人もいます。

しかし、実は腹式呼吸とは、

睡眠時の呼吸法

出典:「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」より

なのです。

一生
一生

寝ている時は、

みんな自然と腹式呼吸になっているそうです。

つまり、出来ないことではないということです。

一度、腹式呼吸について調べてみましょう。

私も、「禅」や「睡眠」の本で呼吸の大切さを学びました。

いきなりじゃ出来ませんでしたが、意識していくうちにできるようになりました。

奥付

題名:「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」

発行日:2004年04月05日第1刷発行

著者:池田陽子・さいとうみどり・中村靖

出典「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」より

まとめ

今回は、

ピアノレッスンでの勘違い

についての本を紹介させていただきました。

私がこの章を読んで学んだ一番のことは、

大事なのは楽譜どおりよりも音を聴く

ということです。

最初はどうしても、同じ音を目標にします。

一生
一生

それだけが答えだと思ってしまいますよね。

しかし、

楽譜どおりに弾くことだけが音楽ではない

出典:「もっとピアノが上手くなる子、ならない子」より

のです。

それが自分の音・それが出したい音なら正解の一つと考えましょう。

この本では、他に

「どうすればピアノが上手くなるの」や「ピアノのための雑学」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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