知ることで冷静に値段を判断できるようになろう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
山田真哉さんの
「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い”」と思わせなさい」
2日目:数字力
です。
問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい
こちらは本書の題名ですがあなたはできると思いますか?
私は思えません。
1000円でも高いと思ってしまいますw
本書は、これを
数字力
で紹介してくれています。
安心してください、
数学や暗算のことではありませんよ。
数字力を身につけることで、
日常の生活からビジネスの場面まで、得をすることが多い
出典:「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」より
と書かれています。
この章では、
数字力を使って安く見せる方法
について書かれています。
2000円の弁当を安く思わせられる。
それだけで価値があるように思えますよね。
一緒に数学力を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 仕事で数字をよく扱う人
- 数字が苦手と思っている人
- 本書の題名を見てどうやるか気になった人
数字力とは
まずは数字力とは何かについて学びましょう。
数字力とは、
数字のテクニック
出典:「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」より
のことです。
実際には造語だそうです。
つまり、
数字を使ってお客様や取引相手の方にどう見せるか
などのことですね。
そして数字力を手に入れるには、
「簡単な知識」と「集中したいしき」があれば十分
出典:「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」より
と書かれています。
決して、計算力ではないということですね。
次から、その数字のテクニックの内の二つを紹介します。
土俵変換
一つ目のテクニックは、
土俵変換
です。
土俵変換とは、
戦う上で不利な場合は、勝負する土俵を変えてしまうのが手っ取り早い
出典:「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」より
という物です。
つまり、
見せ方を変えよう
ということです。
似た商品を買うとき、比べるものの一つに値段があります。
その場合、大体の人は
同じ物なら安い方を買いたい
と思いますよね。
怪しいほど安い場合は別ですが
だからと言って、値段を相手より安くするのが正解でしょうか?
それでは、
- 利益が出ないかもしれない
- 相手がもっと安くするかもしれない
ですよね。
そのような時などに土俵変換を使用します。
このように、
お客様に同じ商品と思われないようにすれば良い
ということです。
同じ商品だから値段で比べられてしまうのですね。
このように土俵変換をすることで、
値段以外のところで判断してもらう
ということです。
アンカリング効果
もう一つが、
アンカリング効果
です。
アンカリング効果とは、
ある数字に引きずられて判断が左右されてしまうこと
出典:「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」より
です。
よく、
三つ商品が並んでいたら真ん中の値段とつい比較してしまう
ということありますよね。
このようについ一つの数字に引きずられて比較してしまうことをアンカリング効果と言います。
このように、比較対象を売る側で操作することを、
アンカリング効果
と言います。
奥付
題名:「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」
発行日:2012年12月18日 初版第1刷発行
著者:山田真哉
出典:「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」より
まとめ
今回は、
数学力って何?
についての本を紹介させていただきました。
まず数字力とは、
数字のテクニック
出典:「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」より
です。
テクニックを使うことで、相手への数字の印象を変えることができるのです。
この記事では、
- 土俵操作
- アンカリング効果
について紹介しましたが、本書には他のテクニックについても書かれています。
また、数字力は売る側だけでなく買う側にとっても大変重要な力になります。
なぜなら、
売る側が数字力を使ってきてもそこに気づけば冷静に自分で判断ができるため
です。
知らなければ気づけないことも、
知っていれば気づけますよね。
そのため、物を売る仕事をしていなくても数字力を学んでみましょう。
ちなみに、本書の題名の
問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい
出典「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い」と思わせなさい」より
についてです。
本書では、
「弁当」でなく「駅弁」とし隣に3000円・4000円の商品も置く
ということでした。
- 「弁当」でなく「駅弁」:土俵変換
- 隣に「3000円」「4000円」の他の駅弁を置く:アンカリング効果
ということですね。
「駅弁」と位置付けるというのは思い浮かびませんでした。
この本では、他に
「平社員会計学」や「社長会計学」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント