断ることを自分で決めてはいけない
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
森田汐生さんの
「気まずくならない! 自己主張のしかた」
第3章:相手との関係が気まずくならない「断り方」
です。
今やっている仕事で手一杯なのに上司に他の仕事も頼まれた
このようにこと話ならなければいけないのになかなか断れないことありますよね。
そのような時あなたはどうしていますか?
私の場合は、無理だとわかっていたら断るようにしています。
無理ものは無理なのでw
誰でも、
無理でも引き受ける
無理だから断る
のどちらかの人がほとんどだと思います。
その結果、
引き受ける
できなくて怒られる
断る
断ったことで評価を落とす
このようにどっちでもあまり良いことはないですよね。
できない以上「引き受ける」のは難しいですよね。
つまり大事なことは、
評価を落とさないように断るにはどうすればいいか
です。
断っても評価が落ちなければ、今はセーフですよね。
この章では、
相手に悪い印象を与えない「断り方」
について書かれています。
今できないことはどうしようもありません。
そのため、悪く見られない「断り方」を学びましょう。
そして、次は引き受けられるように準備しましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 頼まれたら無理でもOKしてしまう人
- 上司の評価を落とすのが怖くてなんでもOKしてしまう人
NGな対応の仕方
どう断るかを学ぶ前に、NGな対応の仕方を学びましょう。
NGな対応の仕方は本書に3つ書かれており、
- バッサリ切り捨てる
- 「ノー」とわかってもらえない
- 言葉で言わず態度で示す
の3つです。
ちなみに私はバッサリ断っていました。
大失敗ですw
バッサリ切り捨てる
一つ目のNGな対応は、
バッサリ切り捨てる
出典:「気まずくならない! 自己主張のしかた」より
です。
この仕事もやっておいてくれ
今忙しいからできません。
このようにバッサリ断るのはやめましょう。
どんなに断るべきときでも、
真っ向から否定するのは相手に悪い印象を与えてしまう
ことになります。
「ノー」とわかってもらえない
二つ目のNGな対応は、
「ノー」だとわかってもらえない
出典:「気まずくならない! 自己主張のしかた」より
です。
この仕事もやっておいてくれ
いや…その…あの…はい
このようにできないことをできないとちゃんと伝えないのはやめましょう。
返事がないことは、
相手にとって都合のいいように解釈することができる
のです。
引き受けていないけれども、断ってもいないですよね。
これでは、結局やることになりできませんでしたと伝えることになります。
言葉で言わずに態度で示す
三つ目のNGな対応は、
言葉で言わず態度で示す
出典:「気まずくならない! 自己主張のしかた」より
ことです。
この仕事もやっておいてくれ
はい。
はぁ〜 (聞こえるくらいのため息)
このように、
「できない」と伝えられないからと言って「察してくれ」というような態度はやめる
ようにしましょう。
これはもうできないと言っているのと同じです。
それなのに、ちゃんと言わないため余計相手にもイライラさせてしまいます。
上司のよっては、「何か悪いこと言ってしまったかな」
と心配させることもありそうですね。
ちゃんと言葉で伝える
断るときにまず大事なことは、
「言葉で」きちんと断ること
出典:「気まずくならない! 自己主張のしかた」より
です。
先程の3つ目のNGパターンの時にも書きましたが、
相手に「できない」と察してもらう断り方では誠意が伝わらない
です。
「誠意が伝わらない」=「良い印象は受けない」
ですよね。
つまり、
今の言い方でわかってくれないかなぁ
できる訳ないじゃん!
と思っていても伝わらないか伝わっても悪い印象になってしまいます。
そのため断るときは、
ちゃんと「今は〇〇のためできません」と自分の言葉で伝える
ようにしましょう。
相手を不快にしてしまう原因は、
「断ること」自体でなく、「断り方」にある場合がほとんどです。
出典:「気まずくならない! 自己主張のしかた」より
全員がそうとは言えませんが、
ちゃんと理由をつけて断れば悪い印象にはならないことが多い
のです。
それに、次頼まれた時に引き受けられれば、
その人に成長を知ってもらえますよね。
メリットや「イエスの部分」も一緒に伝える
断る時、
- 今は忙しくてできないんですよ
- こっちの仕事が終わってないんで難しいです
このように断ることありませんか?
この場合、ちゃんと言葉にして伝えているからいいと思いませんか?
確かに、ちゃんと伝えないよりは良いです。
しかしその時、
「断ることによる会社のメリット」や「自分ができるイエスの部分」
なども一緒に伝えるようにしましょう。
このように、
「なぜできないのか」や「どこまでならできるのか」も一緒に伝えることが大事
なのです。
そうすることで、
ちゃんと考えているんだとわかってもらえますよね。
そしてそれを伝えた上で、
最終判断は上司に任せる
出典:「気まずくならない! 自己主張のしかた」より
ようにしましょう。
「断る」場合、自分で判断してはいけない
ということですね。
奥付
題名:「気まずくならない! 自己主張のしかた」
発行日:
著者:森田汐生
出典:「気まずくならない! 自己主張のしかた」より
まとめ
今回は、
悪い印象を与えない断りかた
についての章を紹介させていただきました。
まず大事なことは、
相手を不快にしてしまう原因は、
「断ること」自体でなく、「断り方」にある場合がほとんど
出典:「気まずくならない! 自己主張のしかた」より
なのです。
そのため、
「ちゃんと言葉で断る」
ようにしましょう。
察してもらうのは、
どっちみち良い印象は与えないのです。
そして理由があって断る場合、その「理由」を伝える必要がありますよね。
その時に、
そのほうが会社にとって何がいいか・自分はどこまでならできるのか
を一緒に伝えましょう。
そして、
判断は上司に任せる
のです。
大事なことは、
「断る」場合は自分一人で判断してはいけない
ということです。
その結果それでもやってくれと言われれば、
やることになります。
この本では、他に
「聞いてもらえる切り出し方」や「ちゃんと伝わる話し方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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