大事なのは「いま」です
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
和田秀樹さんの
「「感情の整理」で得する人損する人」
PART1:つねに「いま」の損得を考えよう
です。
誰だって損か得かなら得をとりますよね。
その場で「損」を取ったとしても、
その後の「得」のためですよね。
損得勘定という言葉がありますが、
いろいろなことを損か得かで考えることは誰にでもあること
です。
しかし、損か得かで考えられないものもあります。
その一つが、
感情
です。
- 周りを気にせずつい大声で喜んでしまった
- イラッとしてしまい、後先考えずに怒鳴ってしまった
- やらなければいけないことがあるのに、つい遊んでしまった
このように、感情に負けて損をとってしまうこと、誰にでもあります。
本書では、この感情を
損か得かで考えられる人のほうが
気持ちやこころのコントロールがうまくできる
出典:「「感情の整理」で得する人損する人」より
と書かれています。
この章では、
感情を損得で考える様になるにはどうすればいいか
について書かれています。
誰にだって、「つい」はあります。
つい怒鳴ってしまった。
つい遊んでしまった。
この「つい」をコントロールできる様になる方法を一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 感情のみで動いてしまう人
- 「つい」で後悔することが多い人
- 感情のコントロールできる様になりたい人
「いま」を大事にする
感情を損得で考えられる様になるには、
「いま」を大事にする
出典:「「感情の整理」で得する人損する人」より
必要があります。
過去でも未来でもなく「いま」ということですね。
何か昔に起きたことで、今でもイライラしたり悩んだりしていませんか?
その感情を持ったままでは、
全く関係ないことにまで影響してしまう
ことになりかねません。
以前、〇〇さんにすごく怒られた。
だから、その人を見るだけでイライラする。
このように、ただそこにいるだけ・視界に入っているだけで怒の感情が出てくることがあります。
それでは、他の選択も冷静にできないことありますよね。
まず、その怒の感情を抑える様にしましょう。
また逆に、周りから褒められて良い気分になったときに、何か頼まれたら考えることなく「いいよ」と言っていませんか?
確かに人から褒められることは嬉しいです。
あまり経験ありませんが、
僕も褒められるのは大好きですw
しかし、その嬉しい感情とその後の頼まれごとは関係ないことが多いですよね。
そこは一度冷静になりましょう。
褒められたのは過去に自分のことです。
変えられるかもしれないことを悩もう
大体の人には悩みはありますよね。
しかし、その悩みって変えられるものですか?
なんであんなこと言っちゃったんだろう。
自分ってなんなんだろう
など、悩んでもどうしようもないことで悩んでいませんか?
悩むなら、
悩んで考えて、行動してよかった
出典:「「感情の整理」で得する人損する人」より
と思えることを悩みましょう。
この悩みは得になることがあります。
せっかく悩むなら、
得を生む可能性のある悩みについて考える
様にしましょう。
マイナス感情を引きずるのがいけない
感情を損得で考えるということは、
損する感情を持ってはいけない
と考えていませんか?
人に対してイラっとするだけでもダメ
この様に考えても無理ですよね。
誰だって、ちょっとしたことにイラッとすることだってあります。
一瞬のマイナス感情まで抑え込むというのは、ちょっとムリ
出典:「「感情の整理」で得する人損する人」より
なのです。
ちょっとイラっとした。
なんてことは誰でもどうしようもないことです。
大事なことは、
生まれてしまったマイナス感情を、いつまでも引きずったら損だ
出典:「「感情の整理」で得する人損する人」より
ということです。
ちょっとその人にイラっとしたからといって、いつまでもイライラするのは損です。
引きずらず、ゆっくり抑え込む様にしましょう。
奥付
題名:「「感情の整理」で得する人損する人」
発行日:2012年05月28日 初版1刷発行
著者:和田秀樹
出典:「「感情の整理」で得する人損する人」より
まとめ
今回は、
感情を損得で考える様になるにはどうすればいいか
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章を読んで学んだ一番のことは、
マイナスの感情を感じるのはしょうがないこと
ということです。
感情をコントロールすると考えても、
たまにイラッとしてしまうのをどう抑えれないいの?
と私は思っていました。
ダメとわかっていても気づいたら感じてしまいます。
しかし、一瞬の感情は抑えらるものではないのです。
大事なのは、
そのマイナスの感情を引きずらない様にする
ことです。
引きずって自分の中に貯めてしまうのでなく、
感じても流していく
様にしましょう。
感情は流れる川(フロー)のように保とう!
出典:「「感情の整理」で得する人損する人」より
ストックしていってはいけないということですね。
この本では、他に
「得したことをカウントしよう」や「損な性格って何」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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