少しだとしても本音の声を聞けるようにしよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
辻壮慈さんの
「「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法」
6章:アンケートは反応をあげる必須アイテム
です。
あなたの会社で扱っている商品を使ったお客様の生の声って知りたいですよね。
それがわかれば、こう改良すれば良いかなどがわかります。
その一つの方法が、
アンケート
です。
アンケートなんて誰も書いてくれないよ
書いてくれたとしても、それが本当のことかわからない
と思っていませんか?
私はそう思っていました。
そのため、アンケートにはあまり意味がないと考えていました。
しかし本書では、アンケートは
好循環に至るキッカケになる
出典:「「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法」より
と書かれています。
では、どんなアンケートにすれば良いのでしょうか?
この章では、
自分たちに好循環になるアンケートにする方法
について書かれています。
褒められてばかりのアンケートやただ書いてもらえるアンケートが良いアンケートではありません。
それではその結果から何も得られないかもしれません。
自分たちに好循環に至るキッカケになるアンケートがどのようなアンケートか
を一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- アンケートを取ろうと考えている人
- アンケートでは生の声は聞けないと思っている人
- お客様の声をどのようにしてもらおうか悩んでいる人
選択式ではダメ
お客様にアンケートを求めるとき、
なるべく面倒にならないようなアンケートにしよう
と考えますよね。
簡単なほうが書いてもらいやすくなりますよね。
そして、自分で考えて書くより選ぶほうが簡単です。
しかし、好循環に至るアンケートにするには
選択式のアンケートではダメ
出典:「「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法」より
です。
なぜなら、
選択式では本音でなく建前しか出てこない
からです。
書いてはもらいやすくなっても、
建前では好循環は生まれないということです。
選択でなく自分で書いてもらうアンケートなら、
書いた人の内容は本音である可能性が高い
です。
面倒なのにわざわざ書いてくれるのは、
本当に伝えたいことであることが多いですよね。
そのため、
たとえ書いてもらえる数が減っても記述式のアンケートにする
ようにしましょう。
10000人中の
200人が書いてくれた建前のアンケート
10人が書いてくれた本音のアンケート
欲しいのは10人でも本音のアンケートということです。
悪いところ・ダメなところは聞かない
アンケートをとる時、
- どこか至らなかった点はありますか?
- 改善して欲しい点はありますか?
など、悪いところはなかったか聞いていませんか?
そういうものだと思っていました。
自分たちの気づいていない×を教えてもらうためです。
しかし、
アンケートの鉄則は、「良いことしか聞かない」
出典:「「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法」より
です。
なぜなら、
悪い点・ダメな点を相手に考えさせてしまうとだんだん嫌いになってしまう
からです。
面倒なのにわざわざアンケートに答えてくれる
これはつまり、
嫌いではないから
です。
嫌いはなら書きもしないですよね。
それなのに、自分たちから悪い点・ダメな点を考えさせる必要はありません。
アンケートには良い点だけを書いてもらう
これが好循環に至るアンケートになるのです。
悪い点は自分たちで見つけて改善していくのです。
A4用紙1枚で質問は少なく
アンケートは、
A4用紙1枚で、質問も7つまで
出典:「「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法」より
にしましょう。
質問の数が20項目・30項目もあるアンケートってどう思いますか?
どんなに好きなことでも、
多すぎては書きたくなくなりますよね。
どんなに好意的な人な人でも、多すぎる質問は答えたくなくなってしまいます。
「これについてちゃんと伝えたい」
そのような感情は本当に好きな場合のみですよね。
あまり多すぎる質問はただでさえ書いてもらいにくいアンケートをさらに書きたくなくなるようにしてしまいます。
せっかく書こうとしてくれる人を逃がさないようにしましょう。
奥付
題名:「「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法」
発行日:平成30年01月11日 初版発行
著者:辻壮慈
出典:「「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法」より
まとめ
今回は、
自分たちに好循環になるアンケートにする方法
についての本を紹介させていただきました。
お客様の本当の声を聞くため、
アンケートに答えてもらいたい
これはよく考えられることです。
そのため、
どのようにすればみんな答えてくれるだろう
と考えていませんか?
私はそうでした。
そして、なるべく簡単にするのが良いと思っていました。
しかし大事なこととして、
アンケートは基本書いてもらえません
そのため、
どうすればみんなに書いてもらえるかを考えるのはやめる
ようにしましょう。
- 書くのが簡単
- 抽選で何かがもらえる
このようなアンケートでは建前の声が増えることが多いですよね。
欲しいのは、お客様の本音の声です。
そのためどうすれば書いてもらえるかでなく、
どうすれば本音の声を書こうと思ってもられるか
で考えましょう。
枚数の問題ではありません。
本音の声が聞けるのが良いアンケートなのです。
この本では、他に
「ダイレクト・レスポンスについて」や「広告の実践ポイント」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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