そのときの五感を添えよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
近藤勝重さんの
「13歳から身につける一生モノの文章術」
4章:直接その表現を使わずにその内面を伝えてみよう
です。
楽しい・寂しい
などの内面的なことを文章にするのって難しいです。
そのまま「楽しい」を書いても、
どのくらい楽しいか伝わりづらいですよね。
では、どのように表現すれば相手に伝わりやすいでしょうか?
この章では、
内面を文章にして相手に伝える書き方
について書かれています。
文章を書くときの目的は、
相手に伝えること
です。
どうすれば、内面的なことを相手に伝わりやすいでしょか。
一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 文章を書くのが苦手な人
- 自分の感情をそのまま「楽しい」「悲しい」としか書けない人
- 内面の表現が苦手な人
そのまま書いても伝わりにくい
まず先ほども書きましたが作文を書くとき、
自分の感情をそのまま書いても伝わりづらい
です。
今の仕事は楽しい
なかなかうまくいかず悔しい
これでは、どのくらいかまでは伝わりづらいです。
内面のことを
読み手に伝えるには単なる心情吐露ではなく、
内面がうかがえる描写が必要
出典:「13歳から身につける一生モノの文章術」より
です。
五感の記憶を伝える
では、どう表現したら良いでしょうか?
まず、
五感の記憶を呼び起こす
出典:「13歳から身につける一生モノの文章術」より
ようにしてみましょう。
楽しい・嬉しい・辛い・悔しい
どんな感情にも自分の五感がついてきます。
- 視覚:どう見えて楽しかったのか
- 聴覚:どんなふうに聞こえて嬉しかったのか
- 触覚:どんな手触りで辛かったのか
- 味覚:どんな味がして悔しかったのか
などです。
このような、
視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚をつけることでその感情が相手にも想像しやすくなる
のです。
同じ経験をしたことがあれば、
そういうことかと思えますよね。
このように、
自分の感情を伝える時はその時感じた五感の記憶を思い出してみる
ようにしましょう。
奥付
題名:「13歳から身につける一生モノの文章術」
発行日:2017年07月10日 初版発行
著者:近藤勝重
出典:「13歳から身につける一生モノの文章術」より
まとめ
今回は、
内面を文章にして相手に伝える書き方
についての本を紹介させていただきました。
まず答えとして、
自分の内面は五感を添えて伝える
ようにしましょう。
どんなに、
楽しい!!!
寂しい・・・
と記号などを使っても内面はなかなか伝わりづらいです。
これは文章である以上どうしようもないです。
相手が目の前にいるわけではないですからね。
そのため、
相手がわかるような感覚もつけて伝える
ようにしましょう。
それが五感です。
身体中が元気になるくらい楽しい
自分の呼吸が聞こえるくらい静かで寂しい
のように他の人が想像できるような言葉を加えることで伝わりやすくなります。
この本では、他に
「話の核心を考える」や「例え上手になろう」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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