心を落ち着かせるためのもの
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
龍村修さんの
「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」
第4章:ありのままを観る瞑想
です。
瞑想
最近よく聞きます。
今ではビジネスマンの中でも瞑想は良いことというイメージがあります。
ではその瞑想ってどんなモノでしょう。
静かにして座っていること・どのくらい静かにできるかの心の鍛錬
と思っていませんか?
その認識では、
- 座れないと瞑想はできない
- 落ち着きのない自分はダメだ
- 静かにできるのがなんでいいの?
などと思う人もいるでしょう。
しかし、そんなことはありません。
この章では、
瞑想とはどんなものか
について書かれています。
いきなり瞑想を始めるのも良いですが、
瞑想の正しい認識も学んでみる
ようにしましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 瞑想って何と思っている人
- 全然瞑想ができないと思っている人
- 瞑想なんて意味ないと思っている人
目的は”とらわれない心を育てること”
まず最初に、瞑想の本質的な目的は、
とらわれない心を育てること、
より大きな視点でものごとを見る力を養うこと
出典:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」より
です。
あなたは瞑想の目的を、
- 健康になること
- 集中力を高めること
- イライラをとること
などと思っていませんか?
以前の私は、瞑想は集中するためと思っていました。
結果的にそのようなことにもなることもあります。
しかし、それが目的ではありません。
意馬心猿
出典:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」より
人の意識は馬のように暴れ、心は猿のように落ち着きのないこと
誰でも、
- いろいろなことに意識が向いてしまう
- 緊張したり興奮してしまう
ものです。
それを落ち着かせるのが瞑想の目的なのです。
大切なのは”痛みを知ること”
瞑想の一つに、
座禅
があります。
足を組んで座って集中するようなことですね。
これを続けることも瞑想の一つです。
しかし座禅をしていると、
- 足が痺れる
- 背中が張ってくる
などの痛みが出てくることもあります。
私も最初は足が硬かったため、
組む時点で痛かったです。
この「痛い」という感覚があっては、なかなか瞑想はできません。
「痛い」ということが頭から離れません。
しかしだからと言って、
自分は瞑想ができない
自分には瞑想は合わない
と感じる必要はありません。
それでは、
誰でもできることではなくなってしまいます。
大切なのは、
「痛み」は出ると知っておくこと
出典:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」より
です。
痛いと思ったら、
ゆっくり呼吸して呼吸に意識を向ける
のです。
「足が痛い」と感じたら、
ゆっくり息を吐いて吸ってみましょう。
そうすることで、
呼吸に意識が行き、痛みが和らいでいく
のです。
もし、まだ痛いなら今はそこでやめしょう。
我慢はダメです。
静かでなくても瞑想はできる
瞑想 = 座禅
を思い浮かびませんか?
最初私は、
座禅が瞑想することと思っていました。
しかし先ほども紹介しましたように、瞑想は
とらわれない心を育てること
出典:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」より
です。
つまり、
座っていなくても、静かでなくても瞑想はできる
のです。
その一つの例が、
音や香り
です。
音や香りを使って、どう感じるかを内観し、
その音や香りから離れないように心を保つ瞑想
出典:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」より
です。
足が組めなくて、全然瞑想が続けられない
静かすぎて落ち着かない
そんな人は一度、
音や香りを使った瞑想
出典:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」より
なども試してみましょう。
座らなきゃダメ・静かでなきゃダメなんてことはないのです。
奥付
題名:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」
発行日:2018年05月23日 第1刷発行
著者:龍村修
出典:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」より
まとめ
今回は、
瞑想とはどんなものか
についての章を紹介させていただきました。
瞑想とは、
とらわれない心を育てること
出典:「あなたと心と身体をゆるめる瞑想メソッド100」より
です。
瞑想と聞くと、
座って静かにすること
をイメージする人多いです。
そのため、
静かすぎて落ち着かない
足が硬くて座っていられない
そういう人は自分は瞑想に向いていないと思ってしまうこともあります。
しかし、
瞑想は座っていなくても、静かでなくても問題ない
のです。
- この音楽を聴いている方が落ち着ける
- この香りがある方が落ち着ける
など自分の落ち着けるパターンを探しましょう。
この本では、他に
「いろいろな瞑想の仕方」
についてなどが書かれています。
本書では、絵や写真を使用して瞑想の仕方を紹介してくれています。
そちらをみて色々試してみましょう。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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