もっと自分の良いようにも考えてみよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
枡野俊明さんの
「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」
第一章:ちょっと図太くなって、たくましく生きる
です。
図太い人
って聞くとどんな人に思いますか?
相手のことを考えないで話してしまう人
無神経な人
この様なイメージでしょうか。
しかし本書では、図太い人とは、
生きていくうえで、心を強く持っていられる
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
人とあります。
- 辛いことがあってもすぐ立ち直れる
- 挫折をしてもめげない
- 人に批判されても気にしない
そのような人が図太い人です。
すごく良いですよね。
では、どうすれば図太い人になれるでしょうか?
この章では、
図太い人の考え方
について書かれています。
大丈夫、図太さは必ず育ちます。
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
一緒に図太さを学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- なかなか立ち直れない人
- すぐ悩んでしまう人
- 周りの目が気になる人
悪意を持って接する人はいない
悩んだり落ち込んだりする原因の一つに、
人間関係
があります。
〇〇さんに辛いことを言われた。
××さんに怒られた。
その様な時繊細な人は、
その人に嫌われている・避けられている
と思ってしまいます。
つい深読みしてしまいます。
しかし、
そもそも人間関係を結んでいる相手に対して、
はっきりした悪意を持って接することは、ふつうないはず
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
です。
まずはここから考えましょう。
普通はない
だからその人も悪意があって言ったわけではない
と考えましょう。
それでも悩んでしまったら、
深い呼吸を数回して、「ありがとさん」を三度心のなかで唱える
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
様にしましょう。
「ありがとさん」でなくても良いです。
そうすることで、
まず自分が落ち着ける
様になります。
何か言われて
- 落ち込む
- イライラする
ことのないように一度落ちつきましょう。
落ち着けば、
相手もそんなつもりで言ったわけではない
と考えられる様になります。
敏感になるべきは”長所”
悩む人はよく、
短所にはとても敏感
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
です。
周りより仕事が遅い自分はダメだぁ
人前で話すの苦手だなぁ
など短所ばかり思い浮かべてしまいます。
短所しか考えなければ誰だって悩みます。
人には短所もあれば、長所もあります。
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
その長所に鈍感になりすぎているのです。
もっと自分の良いところを見てあげましょう。
以前、仕事で5対5の面接を受けた時、
周りの人は皆長所より短所の方がスラスラ言えている印象を持った
ことがあります。
なんで自分のダメなことばかり言うんだろう?
と私も思ったことがあります。
誰でもできないことはあります。
しかし、
できることだったある
のです。
一度、短所に目をつぶって長所を見てみましょう。
敏感になるべきは長所、鈍感でいていいのは短所
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
なのです。
全部できなきゃダメなことなんて
そんなにないですよね。
失敗が怖いけど”開き直ろう”
悩みの一つに、
なかなか行動できない
という人もいます。
失敗が怖くて行動できない
やらなきゃ失敗もないから逃げよう
私も経験あります。
たくさんの時間を準備にあてていました。
確かに、
全ての行動をする必要はない
です。
時には「逃げる」ことも選択する必要はあります。
しかし、
失敗はしたくないけど成功はしたい
ですよね。
成功するには、行動するしかありません。
そのため、最初の一歩を踏み出せる必要があります。
では、そうすれば一歩目が踏み出せるでしょうか?
それが、
開き直り
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
です。
実際には、
やってみないと成功するか失敗するかはわからない
です。
それなら、
わからなければ、放っておく
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
様にしてみましょう。
それが一歩目を踏み出す勇気になります。
もしその結果失敗しても、
こういうことがわかった。
失敗した原因の対策を考えよう。
というように失敗から何か学べることを探しましょう。
今回は望んだ結果でなかったかもしれないけど、
何か学べたらそれは失敗でなく過程になるかもしれない
のです。
最後に成功したら、あの失敗があったから
みたいに思えますよね。
奥付
題名:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」
発行日:2017年05月02日 第1刷発行
著者:枡野俊明
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
まとめ
今回は、
図太い人の考え方
についての本を紹介させていただきました。
図太い人とは、
生きていくうえで、心を強く持っていられる
出典:「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」より
人のことです。
- 辛いことがあって立ち直れない
- なかなか行動できなくて後悔ばかり
そんな人たくさんいます。
だからこそ、心の強い人になりたいですよね。
本章を読んだ私の感想としては、
もっと自分の良いように考えよう
ということです。
確かに、辛いと思うことも逃げたいと思うこともあります。
でも、その中に自分で悪いように考えてしまっている部分もあると思います。
その部分に関しては、
もっと自分の良いようにも考えてみる
ようにしてみましょう。
この本では、他に
「図太い人の気持ちの切り替え方」や「怒りを溜め込まない方法」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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