「弱さ」だって生かせる
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
澤田智洋さんの
「マイノリティデザイン」
はじめに
です。
マイノリティデザイン
って聞いたことありますか?
私はこの本を読むまで知りませんでした。
本書ではマイノリティを、
「苦手」や「できないこと」や「障害」や「コンプレックス」
出典:「マイノリティデザイン」より
と捉えて考えています。
苦手なこと・コンプレックスが自分にあるとどう思いますか?
みんなはできるのに自分だけできないのは嫌だ
早くできるようにならなきゃ
と考える人が多いです。
私もそう考えていました。
できないならできるように頑張ろうと。
しかし、努力した結果克服できるものもあればなかなか克服できないものもあります。
そんな時、
自分はダメだぁ
と落ち込んでいませんか?
そんなことありません
マイノリティデザインとはそんな考え方です。
この章では、
マイノリティデザインという考え方
について書かれています。
コンプレックスがある・どうしても〇〇ができない
そんな自分を責め続けてしまっていませんか?
一緒にマイノリティデザインという考え方を学んで前に進みましょう。
一緒にマイノリティデザインという考え方を学んで
前に進みましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- できない自分を責めている人
- コンプレックスがあって勇気が出ない人
- 長所より短所を見続けてしまう人
マイノリティデザインとは
マイノリティデザインとは、
「弱さを生かせる社会」を残す方法
出典:「マイノリティデザイン」より
です。
自分だけ〇〇ができない
私ってこれが苦手なんだよなぁ
このような自分が持っている「弱さ」をあなたは普段どうしていますか?
できないことをバレたくない
できるようになるまで人まではやらないようにしよう
このように隠していませんか?
自分の弱さはあまり人に見せたくない
そう思う人が多いです。
私も後輩には失敗は見せたくないです。
これはただの見栄ですけどね。
しかしマイノリティデザインとは、
そんな弱さを生かす
という考え方です。
「弱さ」という逆風そのものを、追い風に変えたい
出典:「マイノリティデザイン」より
それがマイノリティデザインという考え方です。
自分が苦手だから苦手な人の気持ちがわかる
など「弱さ」から得られるものもあります。
苦手なことだって一つの”特徴”
あなたはは、
「苦手なこと」・「できないこと」・「コンプレックス」
を人に隠したことありますか?
私は小5まで自転車に乗れず、
当時友達に隠していました。
誰にだって苦手なことやできないことはあります。
では、なぜ「苦手なこと」など隠そうとするのでしょうか?
それは、
周りのみんなができることだから
です。
みんなができて今の自分はできない
つまり、自分は少数派ということです。
それが「マイノリティ」デザインの由来の一つでしょう。
そして、
人は経験したことがある方がそのことについて理解しやすい
ですよね。
実際にやってみたら、ここが難しかった
思ったより簡単だった
など実際やってみないとわからないことたくさんあります。
合わせると、
「少数派」の意見は「少数派」の人にしか経験できないこと
なのです。
つまり、
自分は「〇〇が苦手」
↓
「〇〇が苦手な人の気持ちがわかる」
ということです。
その苦手なことが人に隠したくなるようなことなら、
自分はいい経験ができているということです。
そう考えると、
苦手なこと・コンプレックスだって一つの特徴になる
のです。
奥付
題名:「マイノリティデザイン」
発行日:2021年01月25日 第1刷発行
著者:澤田智洋
出典:「マイノリティデザイン」より
まとめ
今回は、
マイノリティデザインという考え方
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章を読んで学んだ一番のことは、
隠したいと思えるようなことほど他の人にはできない経験である
ということです。
苦手なこと・できないこと
これらは皆、その人の「弱さ」に入ります。
「弱さ」と聞くと、つい良くないことと考えてしまいがちです。
しかし、
他の人にはない「弱さ」があるから同じ「弱さ」がある人の気持ちがわかる
のです。
つまり、
「弱さ」は良くないことではない
のです。
だから、
「弱さ」を隠さないといけないという考えをみんなでなくしていく
ようにしましょう。
お互いがお互いの「弱さ」を知っていることが、
- 苦手なら手伝ってあげよう
- 同じ経験したことあるかもしれないから色々聞いてみよう
など仕事面や会話面でもいいことにつながります。
この本では、他に
「AIにできる自動化」や「AIの未来予想図」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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