観察して情報を得よう (見過ぎてもダメですが)
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
内藤加奈子さんの
「絶対に売り上げを伸ばす人の販売のワザ 第1章:観察編」
です。
「売上を上げたい」
仕事をしている人なら誰でも思いますよね。
そして、そのためには「あと何をすればいいかわからない」と考えている人もいらっしゃると思います。
私は、肉体労働が多いため、あまりものを売る経験はありません。
そんな私が、知り合いの会社のデータ入力を手伝う機会がありました。
商品一つ一つの売上や個数・買ってくれた人の人数などを入力して、データからの傾向を自分なりに調べたことがあります。
しかし、私はデータでしかわかりません。
実際の接客をするわけでもないため、ある程度の傾向がわかるだけで、大きな売上のアップにはつながりません。
せっかく、手伝わさせてもらったのなら、私だって売上アップに協力したいです。
この本は、
「自分の可能性を信じている人」が
売上を伸ばすための「きっかけ」を手に入れるために存在する
出典:絶対に売上を伸ばす人の販売のワザより
と著者の内藤さんはおっしゃっています。
たくさんのワザを紹介してくれている本です。
全てが皆さんのお店に関わるかわかりませんが、まず知識として頭に入れて、皆さんのお店にも置き換えて使えるかを考えてみましょう。
大事なのは、
変換力
です。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 店の売上を上げたい人
- 会社にプラスになるアイデアを出し昇進したい人
接客に入る前の準備から
接客に入る前にどれくらいお客様を、いかに観察できているかが、
そのお客様との関係、ひいては売り上げに影響します
出典:絶対に売上を伸ばす人の販売のワザより
お店に入ってくる客層から、商品を考えることはします。
しかし、売れる人はその前から考えているそうです。
つまり、
- どんな人はお店に入ってくれるか
- どんな人は素通りされるのか
- 他店を見ているお客様を見て、自分の店ではこれが好みじゃないのかな
など観察により、お店に入る前から得られる情報を集めるのです。
お店に入ってこられたら、その情報も掛け合わせて接客に役立てましょう。
目と手
観察はお店に入ってからも重要です。
観察するのは、
目と手
出典:絶対に売上を伸ばす人の販売のワザより
です。
目を見ることで、
そのお客様が何に興味があるか・どこに目線が行きやすいか
などが観察できます。
確かに、私もパッと見で興味がなければ、視線も止まりません。
そして、手に取るって見ることで、確実に興味があることが観察からえれらます。
つまり、手に取った商品を買わないにしても、似た商品があれば、進めることもできます。
お客としての自分を観察する
自分がどんなキーワードに反応したのか、どんな言い回しに心動かされたのか
出典:絶対に売上を伸ばす人の販売のワザより
は接客に重要です。
どんなに、「お客様目線」で考えようにも、接客をする上では、「売り手目線」になってしまいがちです。
では、どんな時が「お客様目線」で考えやすいでしょうか。
それは、自分がお客の時です。
つまり、自分が買い手の時の、相手の接客や商品の陳列から、自分が動かされたところがあれば、どこに動かされたかを覚えるのです。
それがヒントになり、自分のお店でも役に立つかも知れません。
まとめ
今回は、売上アップのための観察についての本を紹介させていただきました。
どちらかというと、この本はデータからの売上アップでなく、実際の接客からの売上アップを考える本だと私は思いました。
それも、服関係の例が多いため、アパレルの店での売上アップのワザが書かれているなと思いました。
しかし、この本の最初に書かれていますが、大事なのは、
変換力
出典:絶対に売上を伸ばす人の販売のワザより
です。
自分の店では、このワザはこう変換すれば試せるなどの変換を行い、試してみましょう。
何もしないよりは、変化が見られるかも知れませんよ。
この本では、他に「商品説明編」や「リピーター獲得編」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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