伝える力を身につけるには|齋藤孝『大人の人間関係力』

ビジネス

「100%伝言できていないかも」という謙虚さとトレーニング

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

齋藤孝さんの

「大人の人間関係力 第3章:伝えたいことがきちんと伝わる!5つの極意 」

です。

みなさん、自分の伝えたいことが家族や友人になかなかうまく伝わらないことありませんか?

一緒にいることの多い家族や友人でもうまく伝わらないことがあるのなら、ビジネスでの取引相手に対して伝えることは、もっと難しいです。

しかし、その伝える能力を本格的に鍛える場は学生時代にはありません。

つまり、トレーニングすることなく社会人になる人が多いのです。

ビジネスは、自分の仲間のみですべて解決できることの方が少ないため、他の人との交流は避けて通れません。

そして、「伝える力」がビジネスに必要なら、手に入れましょう。

必要なのは、

「100%完璧に、伝言でいていないかも」という謙虚さと、トレーニング

出典:大人の人間関係力より

です。

得意ならもっと磨き、苦手なら克服すればいいのです。

この章では、

「依頼」「交渉」「報告」などのビジネスで誤解を招かないように伝える極意

について書かれています。

この記事を読めば、取引相手に伝える前に、どんな準備すればいいかがわかります。

一緒に伝える力を身につけましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • 仕事相手と話すのが苦手と思っている人
  • 自分の伝えたいことを、いつも伝えきれていないと感じている人


「依頼」は全体像から見てもらい”パートナー”になってもらう

取引先との商談の一番の目的は、協力してもらうことです。

つまり、取引相手に進んで引き受けてもらうため、こちらから”頼む”のです。

そのためには、

熱意や誠意といった「情」を見せること

出典:大人の人間関係力より

です。

そのために必要なのは、

仕事の全体像を示す

出典:大人の人間関係力より

ことです。

そして、その中のどの部分の協力をお願いするかを伝えることで、相手もイメージしすくなるでしょう。

これにより、

共同で1つのものを作り上げるパートナーの関係に消化させる

出典:大人の人間関係力より

ことで、お互いのモチベーションを高めるのです。

「交渉」は大事なのは”BATNA”

BATNA

出典:大人の人間関係力より

という言葉をご存知でしょうか?

Beat Alternative To a Negotiated Agreement

の略で

合意できなかった場合の次善策

出典:大人の人間関係力より

という意味です。

交渉においては、どちらかがある程度折れることで成立することも多くあります。

ある程度有利な交渉をするためにも、この”BATNA”は重要です。

一生
一生

取引相手には次善策があり、こちらにはない場合、折れないといけないのはこちらになることが多そうですね。

そのためにも、交渉前に

自分のことも、相手のことも、徹底的に調べ上げる

出典:大人の人間関係力より

必要があります。

「報告」は簡潔にスパッと伝える

何かを報告するとき、相手が知りたいのは、

結論

ですね。

特に悪い「報告」の場合、前置きが長いと、聞いている相手をその間イライラさせてしまいます。

なので、「報告」は

まずできるだけ簡潔に、結論だけスパッと報告する

出典:大人の人間関係力より

のが大事です。

詳細は、その後に聞かれたことを説明しましょう。

また、その報告をするときに、自分なりの対策案を準備しましょう。

「報告」した後にその対策も伝えることで、

上司の意識を早々に対応策に向かってもらう

出典:大人の人間関係力より

ようにしましょう。

まとめ

今回は、「依頼」「交渉」「報告」での伝える力についての本を紹介させていただきました。

自分の伝えたいことを全て完璧に伝えるのは難しいです。

でも、せっかく自分たちで考えたビジネスの良さをちゃんと伝えたいですよね。

この本に書いてある技術を手に入れれば、完璧とはいかなくても熱意を伝えることはでいると思います。

この本では、他に「好印象を与える伝え方」や「苦手な人とつき合うためのヒント」についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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