IaaS:土地・PaaS:家・SaaS:家具
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
クラウドサービス
最近色々なところで使われていますね。
クラウドサービスは、ネットさえ繋がっていればどのPC問わず使えるため、個人だけでなく企業でもよく使われます。
そこで、仕事としてクラウドサービスを使うことを検討し調べると、
IaaS・Paas・SaaS
という言葉が出てきます。
これなんて読むの?
パソコンに詳しくないから、
説明を読んでも全然わからないよ
と思っていませんか?
この章では、
IaaS・PaaS・SaaS
について書かれています。
この記事では、クラウドサービスを
現実世界でのモノを売るお店
に例えています。
私はこれが一番わかりやすいと思いました。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- クラウドサービスについて勉強している人
- IaaSってなに?と思った人
- 会社でクラウドサービスを使用することになった人
IaaSは土地だけ
IaaSとは
IaaS
こちらは、「イアース」または「アイアース」と読みます。
Infrastructure as a Service
の略です。
IaaSとは、
ハードウェアリソースをネットワークを介して利用する形態
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
のことです。
こちらは、
モノを売るお店での土地
になります。
IaaSは土地だけを借りるということです。
お店でモノを売る場合、まずは場所である土地を手に入れる必要があります。
でないとお店が作れませんね。
ネット上でサービスを提供する場合も同じです。
ネット上の土地
つまり、
サーバーやネット環境
です。
IaaSとは、
ネット環境の整備されたサーバーを借りるサービス
です。
IaaSのメリット
IaaSのメリットとしては、
アプリケーションなどのソフトウェアを自由に稼働できる
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
ことです。
IaaSは土地を借りるだけなので、
- その場所にどんな家をたてるか
- どんな機能をつけるか
などは自分の自由にできます。
IaaSのデメリット
IaaSのデメリットとしては、ソフトウェアなどを
ユーザ企業自身が自らインストールして管理する必要がある
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
ということです。
自由にできる分、
入れるのも管理も自分でしないといけません。
どんな人が利用するのが良いか
IaaSを利用する人
それは、
専門的なことが理解できている人
が多いです。
自由に設定できる分、
自分たちの理解量も増える
ことになります。
クラウドのこと何も知らない
そこからIaaSは難しいかもしれませんね。
IaaSの代表例
IaaSの代表例としては、
Amazon Web Servicesが提供する
Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
があります。
PaaSは建物まで
PaaSとは
PaaS
こちらは、「パース」と読みます。
Platform as a Service
の略です。
PaaSとは、
アプリケーション開発環境をネットワークを介して利用する形態
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
のことです。
こちらは、
モノを売るお店での土地と建物
になります。
PaaSは建物までを借りるということです。
土地を借りても、建物がないとお店で売ることができません。
建物がお店になります。
ネット上でサービスを提供する場合も同じです。
ネット上での建物
つまり、
OSやデータベースなど
です。
PaaSとは、
サーバーだけでなくOSやデータベースなどの環境も借りるサービス
です。
PaaSのメリット
PaaSのメリットとしては、
アプリケーション実行環境やデータベースなどが
あらかじめ用意されている
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
ことです。
PaaSは建物まで借りているので、
すぐに開発に取り掛かることができる
ということです。
ちゃんとしたとこなら、
セキュリティ関係もちゃんと整備されています。
PaaSのデメリット
PaaSのデメリットとしては、
他の環境への乗り換えが難しくなる
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
ということです。
PaaSの場合、環境が整っている分、
他のPaaSに乗り換える時、全く同じ環境というわけにはいかない
ことが多いです。
他の家を借りたら全く同じとはいきません。
どんな人が利用するのが良いか
PaaSを利用する人
それは、
自社開発のアプリケーションを稼働させたい人
が多いです。
PaaSは、開発環境が整っています。
そのため、環境構築などの手間が要らずに開発・稼働をすることができます。
PaaSの代表例
PaaSの代表例としては、
サイボウズのkintone
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
などがあります。
SaaSは家具付き
SaaSとは
SaaS
こちらは、「サース」と読みます。
サーズとも聞いたことあります。
Software as a Service
の略です。
SaaSとは、
ソフトウェアの機能をネットワークを介して利用する形態
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
のことです。
こちらは、
モノを売るお店での店の家具付き
になります。
SaaSは中の機能まで借りるということです。
お店でモノを売る場合、家を借りても売るための機械が欲しいということもあります。
SaaSはその機械になります。
機械を借りれば、
自分で準備しなくてよくなります。
ネット上でサービスを提供する場合も同じです。
ネット上の機械
つまり、
アプリケーションなど
です。
SaaSとは、
その企業が開発したアプリケーションを借りるサービス
です。
SaaSのメリット
SaaSのメリットとしては、
バージョナップは、ユーザー企業側で行う作業はなく、
クラウド事業者側が更新を行う
出典：「この一冊で全部わかるクラウドの基本」より
ことです。
あくまで借りているアプリケーションのため、
更新などは相手側が行なってくれる
ということです。
SaaSのデメリット
SaaSのデメリットとしては、
機能の追加も企業側次第になる
ということです。
自分で開発していないため、
自分で機能の追加はできません。
どんな人が利用するのが良いか
SaaSを利用する人
それは、
その機能を使いたい人
になります。
GoogleDriveなど
SaaSの代表例
SaaSの代表例としては、
Zoom・Googleカレンダー・マネーフォワード
などがあります。
終わりに
今回は、
IaaS・PaaS・SaaS
についての本を紹介させていただきました。
今となってはクラウドサービスはビジネスに欠かせないものになっています。
しかし、クラウドサービスといってもたくさんのサービスがあります。
そのため、自分がクラウドサービスを使って何をしたいかによって、利用するサービスも変わってきます。
自分でアプリを開発したい
それなのにSaaSのみでは開発環境にない可能性もあります。
この機能だけ使いたい
それなのに、他も使えるサービスを契約するのも勿体無いですよね。
この記事では、
IaaS
土地
PaaS
家
SaaS
家具
と喩えさせてもらいました。
自分がどのクラウドサービスを求めているのか考えてみましょう。
この本では、他に
「クラウドとは何か」や「クラウドと仕組みなのか」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント