正しいデータを使って勘を数値化しよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
最近よく聞く
統計学
ご存知ですか?
なんかグラフとか作るやつだよね
平均とかはわかるけど、分散?P値?
結局、何に使えるかよくわからない。
そのように思っていませんか?
ネットなどでたくさんのデータを得ることができる現代なら、
統計学はビジネスなどにも役立つ
学問です。
しかし、
分散・検定・P値・正規分布
など結局ちゃんと学ばないと何を意味してるかわからない言語もたくさんあります。
それらが何を表してるかが大事ですよね。
そのためまずは、
統計学って結局どんなことがわかるの?
ということから学びましょう。
この章では、
統計学がどんなことに役立つのか
について書かれています。
統計学って色々わかるらしいから使ってみよう。
と思っても色々あって何からすれば良いかわかりません。
そのためその前に、
自分のどんなことに統計学を使えるか
から学びましょう。
モチベーションを保つためにも、
まずは自分に使える部分がないかから学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 統計学を学ぼと考えている人
- 結局、統計学って何ができるの?と思った人
- いろいろな言葉があってわけがわからないって思った人
一を聞いて十を予測する
統計学とは、
「一を聞いて十を知る」方法
出典:「文系でも仕事に使える統計学 初めの一歩」より
です。
つまり、
自分の持ってるデータからどんな傾向にあるかを予測する
ということです。
普段あなたも初対面の人に会ったとき、
すごく落ち着いてて、冷静な人なんだなぁ
自分と正反対に感じる。
ちょっと合わないかも・・・
など色々感じることありますよね。
これは、
自分の今までの経験やその場で感じたことから相手がどんな人か予測している
のです。
ファーストインプレッションですね。
統計学も同じです。
今までの経験(持っているデータ)から
相手がどんな人か(どんな傾向にあるか)を予測する
のです。
その予測に使う値が、
平均値・分散・P値・F分布
などいろいろな形で表されるのです。
つまり、
自分が何も予測したか・何の傾向を知りたいのか
からどの値が必要かが決まってくるのです。
まず最初に、
自分が何を知りたいかを決めましょう。
「勘」を数字で説明できる
私の勘からして〇〇に行くと思います。
計算した結果このような値が出たため、
〇〇に行く可能性が高いです。
あなたが話を聞く場合、どちらの方が信用できますか?
ちゃんとした統計結果なら、
Bさんの方が説得力ありますよね。
このように統計学は、
「数値」や「確率」を駆使して説明すれば、
周りの人にも説得力を持つ
出典:「文系でも仕事に使える統計学 初めの一歩」より
ことができます。
なんと言われようと、数値として出てるのですかね。
また、勘は
- 思い込みが入ってしまう
- 実際には違う
こともあります。
こっちの方が選ばれる感じあるなぁ
5回も×なんだから次は○でしょ
このように勘はあくまで自分が感じたものです。
しかし、統計学を使って計算すると、
こっちの方が選ばれる感じあるなぁ
↓
確率を求めてみると
↓
こっちよりあっちの方が確率高かったんだぁ
5回も×なんだから次は○でしょ
↓
確率を求めてみると
↓
確率が1/2なら次だって1/2だから
なんてことはよくあります。
このように、
統計を求めることで思い込みや勘違いを減らす
こともできます。
長年の勘
これは経験からくるものでとても大事なものです。
なぜなら、
今すぐ判断しないといけない場合などは経験している人の勘は判断材料になるから
です。
統計学はあくまで計算できる時間があるから、
わかるものですからね。
しかし、
相手を説得するためには数字があることが大きな点になる
のです。
大事なのは”データの信頼性”
統計を使ってこのような値が出ました。
だからきっと大丈夫です。
毎回そう思えるでしょうか?
自分たちの思っていたことを数値にしても証明できた時は、大丈夫と思うでしょう。
しかし、思っていたのとは逆だった場合はどうでしょうか?
この計算本当にあってる?
なんか不安だけど、
統計で出た以上信じるしかないよね。
なんて思うこともあります。
不安だけど統計で出た以上信じる
これは大事です。
しかし、その前に注意しないといけないことがあります。
それは、
データの信頼性
出典:「文系でも仕事に使える統計学 初めの一歩」より
です。
どんなに「計算式」や「求める値」があっていても、
扱うデータが間違っていた異なる結果になる
ことがたくさんあります。
このように、使用するデータの内容によってその結果が本当に欲しい値とは異なることがあります。
そして厄介なことに、
データが間違っていても計算結果ですぐ気付けないことが多い
ということです。
逆だと思ってたけどそうだったんだぁ
と思うことあります。
そのため、統計を扱うときは、
どうやって生まれてきたデータなのか
出典:「文系でも仕事に使える統計学 初めの一歩」より
を気をつけるようにしましょう。
各データの集め方が間違っていないかですね。
終わりに
今回は、
統計学がどんなことに役立つのか
についての章を紹介させていただきました。
この記事では、統計学は
- 一を聞いて十を予測すること
- 「勘」を数字で説明できること
- 大事なのは”データの信頼性”
の3点を紹介しました。
統計によってできる一番のことは、
このくらい・大体このあたりだと思う・確率はこのくらいだよねを数値化する
ことです。
そして大事なことは、
- 自分が何を知りたいのか
- そのために必要なデータの条件は何なのか
- どの値を求めればそれがわかるのか
です。
これらがわかれば、
こんなことができるんだ!
なら、自分のここに統計で予測できるかも。
思うことができます。
この本では、他に
「データとグラフの扱い方」や「自分の仮説が正しいかどうか」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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