小さな質問を繰り返し聞こう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
会議やみんなで集まった時、
どれだけ質問しても、誰も答えてくれない
みんな下を向いてばかりで良い意見が出てこない
って経験ありませんか?
どんなにあなたがその会議に対してモチベーションが高くても、みんながそうとは限りません。
でも、現状を良くしたいという気持ちは誰でもあります。
現状が良くなれば自分も良くなりますからね。
では、なぜみんな下を向いて意見を述べてくれないのでしょうか?
それは、
- 間違っていたら恥ずかしいから
- 自分には関係ないと思っているから
などがあります。
では、どうすればみんなが意見を出してくれるでしょうか?
この章では、
みんなが意見を出したくなる方法
について書かれています。
なかなか意見を言ってくれない
それならこちらから、みんなが意見を出したくなるように工夫してみましょう。
みんなが進んで意見を出してくれる方が
やっぱり良い会議になりますよね。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- チームのリーダーを任された人
- 会議の進行役をしている人
- みんなのモチベーションを上げたい人
小さな質問をしよう
みんなが意見を出しやすくする方法は、
まずは小さな質問からするようにしよう
ということです。
会議で、
この会社を変えるには何をすれば良いかな?
何か画期的なアイディアはない?
このようにあまりにも大きな質問から始めていませんか?
モチベーションが高い分、
大きなことを考えすぎています。
確かに、その答えが出てこれば素晴らしいです。
でもみんながみんな、
同じくらいモチベーションが高いとは限らない
です。
そのため、
- 間違ってたらどうしよう
- それは上の人が考えることだ
などと考えて、あまり自分の意見を言ってくれないこともあります。
あまり大きすぎると、
自分のこととは思えなくなっていきます。
まずはその質問が「自分に関係があること」と思ってもらうことが大事です。
そのため、
小さな質問をする
出典:「脳が教える!1つの習慣」より
ようにしましょう。
大事なのは”繰り返すこと”
小さい質問をしてもなかなか意見を言ってくれないよ!
と思っていませんか?
確かにどんなに小さい質問でも、すぐに意見を出してもらえないことはあります。
なぜなら、
答えを準備していないから
です。
誰だって急に聞かれたら考えることもあります。
質問内容を先に知っていたら、答えを先に準備するため、即答えられます。
学校のテストのような感じですね。
でも質問内容がわからなければ、聞かれた時から考え始めます。
だから、すぐに答えが出なくても何も不思議ではありません。
逆にすぐ出たらそれは前々から思っていたこと
ということです。
でも、大きな質問をした時とは大きな違いがあります。
それは、
質問の答えを考えている
ということです。
大きな質問の時は、”自分は関係ない”と答えを考えてもいなかったのに対して、小さな質問の時は”何があるだろう”とちゃんと考えてくれます。
そのため、
同じ質問を数日間あるいは数週間繰り返す
出典:「脳が教える!1つの習慣」より
ようにしましょう。
繰り返すことで、
“また同じ質問されるなぁ”と普段から答えを考えるようになってくれる
ようになります。
普段から意見を考えてくれるということです。
どんな質問がダメ?
では逆にどんな質問が良くないでしょうか?
それは、
否定的な質問
出典:「脳が教える!1つの習慣」より
です。
例えば、
- どうして私たちはこんなに結果が出ないんだろう?
- どうして良くならないんだろう?
などです。
失敗した原因を探すのも大事じゃないの?
言い方が違うだけで聞いてること同じじゃない?
と思いましたか?
確かにそうです。
でも、否定的な質問は、
秘めた弱い部分をかき乱し、欠点を強調する
出典:「脳が教える!1つの習慣」より
ことになります。
よくない部分を探していると、
些細なことでも良くないって思ってしまう人もいます。
今は失敗していても、これから良くしたいからみんなで意見を言い合っているのです。
あえて後ろ向きに考えるのではなく、自然と前向きに考えられるようにしましょう。
「こうだからダメだった」よりも、
「こうすれば良くなる」などを考えましょう。
終わりに
今回は、
みんなが意見を出したくなる方法
についての本を紹介させていただきました。
大事なことは、
「小さな質問」を何日も繰り返し聞くこと
です。
誰でも最初は答えを出すのに時間はかかります。
でもそれを、
結局誰も意見を言ってくれない
と決めつけてはいけません。
質問をした時、その人は自分の答えを考えてくれているのです。
あとは、その答えがすぐ出てくるようにあなたが繰り返し聞くようにしましょう。
本書によると、
質問は脳を目覚めさせ、喜ばせる
出典:「脳が教える!1つの習慣」より
性質があるそうです。
脳に喜んで考えてもらうためにも、その質問が自分に関係あると思ってもらうような質問をしましょう。
その人が考えて出た答えこそが意味のある意見となるのです。
この本では、他に
「AIにできる自動化」や「AIの未来予想図」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント