大事なのは人間らしく生きること
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
ひろさちやさんの
「「がんばらない」人生相談 第1章:狂ってみよう」
です。
お金を稼がなきゃと休むまもなく仕事にをしていませんか?
それでは、働く目的がお金になってしまっています。
本当の目的は、そのお金で周りのみんなと楽しく過ごすことですよね?
休みを潰してまでお金を稼いでも、いざ楽しむときに身体を壊してしまっては、元も子もありません。
そんなのは、ホンモノ人間がすることではないのです。
この本では大人の人を、
クダラヌ人間とホンモノ人間
出典:「がんばらない」人生相談より
に分けています。
目的は、
のんびり、ゆったり、たのしい人生
出典:「がんばらない」人生相談より
を生きるためです。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- お金を目的にしてしまっている人
- 急ぎすぎている人
クダラヌ人間とホンモノ人間
クダラヌ人間というのは、お金のことばかり考えている人間
出典:「がんばらない」人生相談より
私は、お金のことばかり考えていました。
今は、なによりもお金を稼ぐことが大事だとずっと考えていました。
お恥ずかしい限りです。
今では、働いている間は会社人間になってしまい、奥さんや子供のことを全く考えず、退職したら離婚という話も多いそうです。
そのような大人になってはいけません。
お金のことよりも、自分の周りのことを第一に考えましょう。
ただ、金を稼ぐためにあくせくと働くのはホンモノ人間のすることではありません。
出典:「がんばらない」人生相談より
お金を稼ぐために働くのではなく、周りの家族や友達と楽しく生きるために働くのです。
ウサギとカメ
ウサギとカメ
みなさんも知っている童話ですよね。
ウサギとカメの競争の話です。
昼寝をしてしまったためウサギは負けてしまいました。
大人ならほとんどの人が、
途中で寝たうさぎが悪い
と考えるでしょう。
しかし、ホンモノ人間であれば、
昼寝をしているウサギを起こしてやるべき
出典:「がんばらない」人生相談より
と書かれています。
なぜかわかりますか?
残念ながら、最初はわかりませんでした。
勝負している以上、起こしてしまうと勝てないため、起こすべきとは思えませんでした。
答えは、
ひょっとしたらウサギは心臓発作で苦しんでいるのかもしれない。
それとも、自分が勝つことばかり考えている、そんなカメが好きだと言うのか。
出典:「がんばらない」人生相談より
大人になると、つい自分が勝つことばかり考えてしまい、相手を思いやることだができなくなってしまいます。
そんなの自己責任だ
と思わず、相手のことも考えられるような人間こそがホンモノ人間です。
欠点でなく個性
欠点というものを個性と考えるとよい
出典:「がんばらない」人生相談より
子供の時によく、
欠点のない人間になりなさい
と言われることがある人もいると思います。
しかし、
成績はどの教科もトップクラス・体育で上位で美術などもできる
そんなに人が多いと思いますか?
つまり、得意なものがあり、苦手なものがある。
そのような人がほとんどだと言うことです。
また、
成績は平均点以上・体育も美術も普通
普通なら欠点ではないですよね。
しかし、これは個性もないと感じませんか?
得意なものも苦手なものも共にその人の”個性”なのです。
欠点と考えるから、がっかりするし悩んでしまう。
悩むくらいならそこが自分が人と違う”個性”と考えましょう。
人はよく、普通以上を目指します。
つまり、
普通で良い
と考えます。
しかし、営業の仕事やたくさんの人と話すときなどでは、普通では周りの印象も普通です。
それよりも、一つの”個性”を持った方が印象にも残ります。
そしてこれは、自分だけでなく、周りに対しても考える必要があります。
相手の苦手なことを欠点と見てしまい、注意したり非難をしてはいけません。
それが、
その人の”個性”
です。
「すぐ人を叩いてしまう」などの、人に迷惑をかけてしまうことは直すべきですが、自分の中だけのものなら、”個性”と考えるのも良いと思います。
まとめ
今回は、「人間は何のために生きているのか?」についての本を紹介させていただきました。
大人になると、お金を稼ぐために働いている人と考えてしまう人が多いと思います。
私がそうです。
最近も「暑い中、家に自分一人なら扇風機でいいや」とクーラー代をケチったせいか熱中症になってしまいました。
お金よりも自分の身体を大事にしましょう。
お金を稼ぐことは、もちろん大事です。
しかしそれよりも、家族や友達を楽しい時間を過ごすために働きましょう。
大事なのは、
人間らしく生きる
ことです。
あくまでお金はその目的でなく、手段なのです。
この本では、他に「がんばらない」や「そのまんま」という考え方についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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