生徒の周りも大切にしましょう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
本書は、
音大を卒業した人のための仕事術
について書かれています。
あなたは、音大卒の人ってどんな仕事に就くと思いますか?
オーケストラ
バンド活動
このように楽器を弾く仕事が思い浮かぶと思います。
しかし、みんながそうとは限りません。
ピアノの先生のような講師になる人もいます。
その人たちは、
楽器を弾くだけでなく教えることも大事
になります。
しかし本書によると、日本の音大では
「仕事のスキル」や「仕事の考え方」を教える環境は、ほぼありません。
出典:「ピアノ講師の仕事術」より
と書かれています。
講師をやる以上、
- どう教えればいいのか
- どうやって生徒を増やせばいいのか
などの仕事の考え方も必要になります。
この章では、
ピアノ講師に必要な仕事の考え方
について書かれています。
教える仕事である以上、それは塾講師などと通じるものがあります。
つまり、ビジネススキルも必要ということです。
大学で習わなかったのなら本で一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 楽器の先生になる人
- ビジネススキルを学んでこなかった人
- なかなか生徒が増えなくて困っている人
自分の強みを探そう
ピアノの講師をやる場合に必要な考え方の一つ目は、
自分の強みを探すこと
です。
講師と言っても、自分以外にもたくさんいます。
その中で自分を選んでもらうには、相手が欲しいものと自分が渡せるものが一致していることが望ましいです。
これを学びたい!
でも、この先生はこれを教えてくれない。
では、選んでもらえません。
そのため、まずは自分の強みをたくさん書いてみましょう。
でも、講師になりたての自分に強みなんてないよ。
と思っていませんか?
この強みというのは何も音楽に関したことだけではありません。
本書でも、
- 明るい
- 人のいいところを見つけることができる
- 山登りが好き
など自分の性格や趣味に関しても例として書かれています。
もちろん楽器や音楽のことも書かれています。
それでも強みをたくさん見つけるのは簡単ではないかもしれません。
本書でも、100個探そうと書かれています。
しかし、
簡単でないからこそ価値がある
出典:「ピアノ講師の仕事術」より
のです。
生徒さんだって、楽器以外にも同じ趣味を持った先生の方が習ってて楽しいと思えるかもしれません。
そのため、
音楽に関係ないことも含めて自分の強みを探すことから始めてみる
ようにしょう。
新しいことを学んでどんどん与える
ピアノの講師をやる場合に必要な考え方の二つ目は、
学んでどんどん与えること
です。
先ほど、自分の強みを探そうと紹介しました。
でも、
なかなか見つからない。
って人も最初はいると思います。
それなら、
どんどん新しいことを自分から学ぶ
ようにしましょう。
強みがないと思うなら自分で作れば良いのです。
そしてその学んだことを、
どんどん周りに与える
ようにしましょう。
たくさんのことを周りに与えることで、
〇〇についてならこの人!
というように知ってもらえます。
自分の強みを知ったら次はその強みを周りに知ってもらいましょう。
相手の周りまで大切にする
ピアノの講師をやる場合に必要な考え方の三つ目は、
相手の周りの人まで大切にすること
です。
講師や先生と聞くと、
- 相手はその生徒だけ
- 生徒のことだけ考えればいい
などのように考えてしまうこともあります。
でも、
生徒の背後にはたくさんの人の「支え」や「関わり」がある
出典:「ピアノ講師の仕事術」より
のです。
相手がお子さんなら当然、親など家族がいます。
その子が生徒になってくれたのはその人たちの「支え」があったからでもあります。
そのため、生徒以外は関係ないなんて考えずに、
生徒の周りの人まで大切にする
出典:「ピアノ講師の仕事術」より
ようにしましょう。
生徒だけでなく周りから他の人に言ってくれることだってあります。
終わりに
今回は、
ピアノ講師に必要な仕事の考え方
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、
- 自分の強みを探そう
- 新しいことを学んでどんどん与える
- 相手の周りまで大切にする
の三つを紹介しました。
誰かに教える場合、楽器が上手く弾けるだけではなかなか上手くいきません。
そのため、このような考え方から自分のオリジナルの教え方などを考えてみましょう。
また実際には、ピアノ講師だけでなく全ての人に何かを教える人が大切のするべきことだと私は思います。
誰もがこのように自分の強みを知ってお互いに与え合えるようになれるのが良いですね。
この本では、他に
「仕事術」や「時間術」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント