自分で考えるように質問してみよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
リーダーのやるべきことの一つに、後輩・部下の育成があります。
でも、
今まで自分のことで必死でどうすればいいかわからない!
ちゃんと教えられるか心配
ってことありませんか?
自分ができるからってみんなができるとは限りません。
それに、一つ一つの作業でもみんなの感じ方が違うことはよくあります。
そのため、自分のやり方をそのまま教えれば育成になるとは限りません。
ではどうすればいいでしょうか?
この章では、
後輩・部下を育てる方法
について書かれています。
自分がどれだけ仕事ができてもうまく育てられるとは限りません。
「いい選手がいい監督になれるとは限らない」って言いますね。
また、その逆も然りです。
後輩・部下を育てられることも一つの長所になります。
一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- リーダーに任命された人
- うまく周りを育てられない人
- 教えるのが苦手な人
質問して考えてもらおう
後輩や部下を育てるのに必要なことは、
質問すること
です。
なぜなら、
質問することで自分で考えてくれるから
です。
人は誰かに質問されると、
無意識に答えようとしてしまう
出典:「たった一言で部下が成長する最強の指導法 しつもん上司術」より
ものです。
意味なくクイズを出されても反射的に考えます。
答えようとする
つまり、
自分の中の答えを考える
ということです。
この「考える行動」が大事なのです。
「考える力」こそが、成長につながる一歩になる
出典:「たった一言で部下が成長する最強の指導法 しつもん上司術」より
のです。
そのため、教える時などには、
- 自分ならどうやるか
- どうすればいいと思うか
- なんでみんなそうしていると思うか
など質問をして考えを聞きましょう。
考える範囲を決めてあげる
後輩に自分ならどうするか聞いてそのやり方でやってもらったとします。
その場合、成功することもあれば失敗することもあります。
初めてやるなら失敗はつきものです。
その失敗はOKです。
その経験から、
- なぜ失敗したのか
- どうすればよかったのか
- みんなと何が違ったのか
などをさらに考えるようになるからです。
自分で考えてやったことでの失敗はまた自分を考えされてk流えます。
ここでダメなことは、
失敗するのをただ見ているだけになってしまうこと
です。
初めてやる仕事などでは後輩の想像できないことだってたくさんあります。
それをわからないままで頑張って考えたやり方でやった結果、
- 取り返しのつかない失敗をしてしまう
- フォローしきれないことが起こる
なんてことだってあり得ます。
いくら失敗は経験になると言ってもそれでは遅いですね。
そのため、
考える範囲、行動の範囲を設定してあげる
出典:「たった一言で部下が成長する最強の指導法 しつもん上司術」より
ようにしましょう。
いきなり「好きにやっていいよ」や「自由にやっていいよ」と言われると、相手だって候補がありすぎて困ってしまいます。
考えるのやめて思い立ったことをやってしまうこともあります。
そこで、考える範囲や行動の範囲を決めることで、
失敗の許容範囲を設定できる
のです。
それに、
その中で何が一番いいだろう
どうすれば上手くできるだろう
と考えてくれます。
遠すぎないから考えようと思います。
そのため質問する時は、
- どの順番でやればいいと思う?・・・範囲を順番だけにする
- この作業だけで考えてみて・・・範囲をその作業だけにする
などのようにして最初は考えやすくしましょう。
慣れてきてから範囲を広げていきましょう。
「なんで〇〇なの?」はNG
よく後輩に質問する時、
「なんで間違えたの?」
「なんでまだできてないの?」
と聞く人もいます。
それはダメです。
なぜならそれでは、
後輩が「もう一度やってみよう」と思わなくなってしまうから
です。
育てる時に質問する理由は、考えてもらうこととの他に、
やる気を上げてもらうため
でもあります。
質問することで自分なりの答えを考えたら、
自分から出てきた答えはやってみたい
出典:「たった一言で部下が成長する最強の指導法 しつもん上司術」より
と思います。
自分で考えついた答えは試したくなります。
それなのに、「なんで〇〇なの?」のように脅すような聞き方ではもう一度やってみようとは思わなくなってしまいます。
まるで尋問のような感じです。
「しつもん」と「尋問」では、まるで効果が違う
出典:「たった一言で部下が成長する最強の指導法 しつもん上司術」より
のです。
ではどのようにすればいいでしょうか?
この質問が答えです。
「なんで?」を「どのようにすれば?」に変えてみましょう。
先ほどの例でいくと、
なんで間違えたの?
↓
どうのようにすれば間違えないで済むと思う?
このように聞くことで一緒に考えてみようというような質問になります。
失敗は誰でもあります。
大事なことは、その次もう一度考えてやってみようと思わせることです。
終わりに
今回は、
後輩・部下を育てる方法
についての本を紹介させていただきました。
後輩や部下を育てるには、
自分なりに考えてもらうように質問する
のが良いです。
自分で考えることで、
- 早く試してみたい
- 絶対成功させたい
などのように責任感ややる気が上がっていきます。
これこそが育てるということですね。
ただし、必ず成功するとは限らないため、最初は範囲を設定して、大きな失敗はしないように見てあげましょう。
次やるのが怖くなるような失敗はさせないよう事前に止めてあげましょう。
この本では、他に
「AIにできる自動化」や「AIの未来予想図」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント