結果だけでなく、ちゃんを行動を見てあげよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
人に教えるって苦手・・・
自分って教えるの下手だなぁ
って思ったことありませんか?
でも、あなたは誰かに教え方を学んだことありますか?
アプリには「アプリの使い方」・本を読むときには「本の読み方」があるように人を教えるときには「教え方」があります。
その教え方を学んでいないのにできないからといって、自分がダメなんて思うのは早すぎます。
自分が普段やっているやり方をそのまま後輩に教えても、うまく伝わらないことだって全然あります。
それを、
全然理解しない後輩が悪い
自分が下手すぎる
と決めつけてはいけません。
何かを責める前に、まずは「教え方」を学びましょう。
この章では、
「教える」前に知っておくべき心得
について書かれています。
まずは、「教える」前にしてくことから学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 自分は「教える」のが苦手と思っている人
- 後輩が全然育ってくれないと思っている人
「教える」とは
まず最初に、
「教える」とは、相手から”望ましい行動”を引き出す行為である
出典:「教える技術」より
ということです。
うまく教えられない人の中には、教えることを
- 自分のやり方を説明する
- 聞かれたことに答える
と思っている人もいます。
そのため、
説明したから自分の仕事は終わり
聞かれていないことには応えられない
と考えてしまうこともあります。
それは「教える」ではありません。
説明した中でも相手にはわからなかったっことがあるかもしれません。
初めてなら何を聞けば良いかわからないことだってあります。
そのようなことを察して、相手がその望ましい行動をできるように、どんどんフォローしましょう。
相手の「行動」に目を向けよう
うまく教えられないと思ったら、
その人の「行動」に目を向ける
ようにしましょう。
後輩に教えた結果、うまくできなかった
このようなことはよくあります。
その結果を見てすぐに、
学ぶ気ないのかなぁ
私の教え方が悪いんだなぁ
と決めつけていませんか?
しかし、誰でもそういうことはあります。
最初なんて誰でもトライ&エラーです。
大事なのは、そこからどう直していくかです。
できないにはできないなりの原因があります。
その原因をちょっとづつ見つけては直していけば良いのです。
ここができていないんだなぁ
と分かれば、そこのやり方を教えれば良いのです。
そしてそれには、
相手の行動をちゃんと見る
必要があります。
見なきゃどこができていないか分かりません。
そのため、教えた後にちゃんと見てあげましょう。
できるようになるまで、ちゃんとフォローしてあげましょう。
行動を認めてあげよう
後輩に教えるときは、
ちゃんとそこまでの行動を認める
ようにしましょう。
誰だって上司や先輩の認められれば嬉しいものです。
嫌いな上司なら別ですがw
しかし、教えられたことを最初からできる人は少ないです。
トライ&エラーを重ねることでできるようになっていきます。
そのため、
“結果”だけに注目するのではなく、
部下や後輩の仕事ぶりを「認める」
出典:「教える技術」より
ようにしましょう。
大事なことは、
結果でなく行動を認めること
です。
例え失敗しても、
- やり方は合っている
- 挑戦したことが偉い
- 前とよりもできるようになってきた
このようにそこまでの過程も見るようにしましょう。
認めてもらえるから次も頑張れるのです。
終わりに
今回は、
「教える」前に知っておくべき心得
についての章を紹介させていただきました。
先輩から後輩に教える・上司から部下に教える
これってすごく大変なことです。
聞こえ方や感じ方は人それぞれですからね。
そのため、いきなりうまく伝えられることができる人も少ないです。
でも、
「教える」とは、相手から”望ましい行動”を引き出す行為である
出典:「教える技術」より
のです。
その人がちゃんとできるように見てあげていろいろアドバイスをしていけば、きっとその人もできるようになっていきます。
難しいと思っても一緒に答えを見つけていきましょう。
この本では、他に
「上司がやるべきこと」や「部下のためにできること」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
「教える」ことについて元中日ドラゴンズ監督の落合博満さんも同じようなことを本で書かれていました。
落合さんの本についてはこちらで紹介しています
よろしかったらどうぞ
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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