あなたの一言で成長を邪魔するものをなくしてあげよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、

です。
はじめに
人にものを教えることはできない。
自ら気づく手助けができるだけだ。
ガリレオ・ガリレイ
即戦力になるような人材なんて存在しない。
だから育てるんだ。
スティーブ・ジョブズ
あなたも聞いたことあるのではないでしょうか?
このように、人は何かグッとくる言葉を言われると
- 感動する
- モチベーションが高まる
- はっと何かに気づける
ことがあります。
これがその人の成長にもつながります。
ではどんな言葉表現をすれば、成長に繋げられるでしょうか?
この章では、
後輩に成長を促す伝え方
について書かれています。
上での例では、特に有名な方々の名言を紹介しましたが、何も有名だから感動するわけではありません。

もちろん、知っていることで補正はされますが。
しかし、有名でなくても心に響く言葉をチームのみんなに言えます。

どんな言い方があるか学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- リーダーを任された人
- 後輩を育てる立場になった
- チームのモチベーションが下がってると感じた人
どうせ出るなら出すぎちゃおう

後輩の成長を促す言葉の1つ目は、
どうせ出るなら出過ぎちゃおう
です。

自分だけ頑張ってると嫌な目で見られないかなぁ

空気読めよって思われる・・・
そう思った経験ありませんか?

上司が後輩に言っているの聞いたことがあります。
成敗してやりましたがw
出る杭になりたくない
出典:「部下を育てるリーダーのレトリック」より
そんなふうに考えてしまう人も多いと聞きます。
だからって、せっかく頑張ろうとしてるのをやめるのはもったいないです。
そんな時は、出過ぎちゃいましょう。
杭はちょっと出ていると打たれるけど、
出すぎるどうしようもないから放っておく
出典:「部下を育てるリーダーのレトリック」より
そんなものです。

これは僻みにしか聞こえないって思わせるくらい出ちゃいましょう!
120%を目指そう

後輩の成長を促す言葉の2つ目は、
120%を目指そう
です。
みんなに声を掛ける時、

今できること全部を出そう

100%出せるように頑張ろう
誰でも言う言葉です。
そう思って立てた目標に対して「やるぞ!」と思って続けていると、ゴールが見えたところで停滞してしまうことあります。
理由としては、
- あとちょっとで終わるという気の緩み
- そこまでやったことへの疲れ
など色々考えられます。

私の場合は、緩みが多いです。
つまり、
あとちょっとで100%達成というところで疲れてしまう
ということです。
実際自分も、その日やることを決めてから始めた場合、最後に気が抜けて余裕だったはずがギリギリ終わるということがよくありました。

もう終わったようなもんと思ったところでペースがゆっくりになってしまいます。
誰でも、最初から最後までずっと同じペースで頑張るのは難しいです。
そのため、
最後にちょっとペースが遅くなっても問題ないペースを最初の目標にする
ようにしましょう。

100%より上を目指して、気づいたら100%は終わってるというようにしましょう。
準備は徹底的に・実践は楽観的に

後輩の成長を促す言葉の3つ目は、
準備は徹底的にして、実践は楽観的にしよう
です。
よく、

ポジティブな人は本番で力が抜けてていいなぁ

自分はネガティブだから本番も不安がいっぱい
ってことを聞いたことがあります。
ポジティブな方が良い
とよく聞きます。

私もポジティブ人間なのでよく言われます。
しかし、私は常にそうとは思いません。
なぜなら、
ポジティブだと楽観すぎて準備に穴があることが多いから
です。
ポジティブとは、楽観的なことであり「これだけやれば大丈夫だろう」と思うことが多いです。
その結果、実践で穴を見つけて答えられないなんてこともあります。

考えればすぐ見つけられる穴なのにその前にやめてしまっています。
逆にネガティブな人は、

ここは大丈夫かなぁ

まだ穴があるはず
と徹底的に準備をします。

時間がある限り準備をしている感じです。
その結果、実践では簡単に見つかる穴はないことが多いです。
しかし、実践中にも不安になりすぎてしまうことがあります。
そのため、両方のいいとこ取りをしましょう。
- 準備はネガティブに徹底的に
- 実践はポジティブに楽観的に
これが理想です。
つまり、
自分はネガティブだから本番に弱いって思う必要はない
のです。

それだけ準備したんだからあとは実践あるのみ。
怖がる必要はありません。
終わりに
今回は、
後輩の成長を促す言葉表現
についての章を紹介させていただきました。
この記事では、
- どうせ出るなら出すぎちゃおう
- 120%を目指そう
- 準備は徹底的に・実践は楽観的に
の3つを紹介しました。
この3つをまとめると、
後輩が成長しようとしているなら不安がっているものをなくしてあげよう
と言うことです。
- 周りに嫌な目で見られる
- 結局頑張っても結局最後に疲れちゃう
- ネガティブ
このように成長を邪魔するものはいろいろあります。
でも、先輩の言葉一つでなくせることもあります。
後輩のためにも自分のためにも成長の後押しをしてあげましょう。
この本では、他に
「気づきを与える言葉」
「チーム力を高める言葉」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付

本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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