みんなが同じ方向を向けるようにゴールを決めよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
チームにみんなで、これからの話し合いをすることはよくあります。
しかしそのとき、
何も決めずに終わっちゃった・・・
せっかく集まっても無駄だったじゃん
と言う経験ありませんか?
- その場では真剣に話し合っても、結果何も決まってない
- 最初は真剣に話してたのに気づいたら脱線してる
このようなことはよくあることです。
私も何度も経験しました。
それでは時間がもったいないです。
でも、自分がリーダーならうまくみんなを回して結果を出す必要もあります。
では、どうすればちゃんと結果の出る会議にできるのでしょうか?
この章では、
話し合いで結果を出す方法
について書かれています。
内容によっては1日で結果が出るとは限らないよ
と思うかもしれません。
確かにそうですが、
- ここまで話し合いができた
- 少しだけど進んだ
などの進歩が出ることも結果です。
そんな進歩の感じられる話し合いができるように学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 初めてリーダーを任された人
- リーダーになるための準備をしている人
- 後輩を育てる立場の人
育てる側にも知っていて欲しいことです。
ゴールを決めよう
話し合いで結果を出すためにはまず、
ゴールを決める
ようにしましょう。
なぜなら、
ゴールがわからないとみんなも何を話し合えば良いかわからない
からです。
話し合いをするからには、「〇〇について」などの議題はある程度決まっていることが多いです。
でも、その議題の範囲が大きすぎると結局みんなの考えることがバラバラになってしまいます。
例えば、議題を
「今度行われるプレゼンについて」
とします。
議題から次に行われる会社でのプレゼンについての話をするのはわかります。
でも、プレゼンといっても、
- 資料作成
- データ集め
- 内容確認
- 本番のための練習
など話し合いの内容となることがいろいろあります。
そんなとき、
もっとデータの正確にしたほうが良い
もっとこの部分をよく見せたい
など皆考えることが違ってしまうことが考えられます。
よくしたいのは同じですが、向いている方向が違うため、なかなか話が進みません。
それなら、議題を
「今度行われるプレゼンのデータの正確性をどうするか」
などのように先に今回の話し合いのゴールを決めましょう。
この場合は、データを正確にするべきかそのままでいいかですね。
そうすることで、他の部分に関しては今回の話し合いでは考えなくて良いことになります。
もちろん他の部分は他のときなどに話し合いましょう。
自分の意見を言う機会は必要です。
まずはみんなが同じことについて考えられるようにゴールを先に決めることから始めましょう。
そのゴールに対するアウトプットができれば良い話し合いですね。
データの整理をしておこう
ゴールを決めたら次は、
データの整理をしておく
ようにしましょう。
なぜなら、
現状の把握は常に必要だから
です。
いざ話し合いを始めるとき、
- 今どう言う状況なのか
- 何で困っているのか
- そもそも問題は起きていないのか
- どんな結果が出ているのか
など現在の状況がわかっていることが大事です。
今できていること・できていないことがわかっていないと、毎回同じことを伝える必要が出てきてしまいます。
そしてその時に重要なのが、現状までのデータです。
話し合いが進めば、資料やデータも増えていきます。
そんな時、毎回
前のデータどこに行ったのかなぁ
では、時間がもったいないです。
結果、無くしちゃったなんでこともありえます。
それは避けないといけません。
最終目的が遠ければ遠いほどたくさんのデータを使用するため、データはちゃんと整理しておきましょう。
また、それを一人で管理しないようにしましょう。
でないと、
〇〇さんが休みだから今はわからない!
となりかねません。
みんなで共有するデータです。
管理を一人だけに任せないようにしましょう。
リーダー一人で管理も良くないと言うことですね。
ちゃんとみんなで共有できるようにしましょう。
最後の確認は大事
良い話し合いにするために最後には、
決まったことをみんなで確認する
ようにしましょう。
人はホントに忘れやすい
出典:「リーダーのための!ファシリテーションスキル」より
です。
みんなで真剣な話し合いをしていても、気づいたら夜どこに食べに行こうかなどの全然違う話になっていることがはよくあります。
そうなると、せっかくそこまでに良い話し合いができていても、全て忘れてしまうなんてこともあります。
せっかくみんなでゴールを決めたのに忘れてしまってはもったいないです。
そのため、最後にはちゃんと、
「今決まったことはこれだよね」と確認する
出典:「リーダーのための!ファシリテーションスキル」より
ようにしましょう。
時間より早く決めることができた時ほどその後脱線してしまうものです。
例え脱線したとしても、最後にみんなで確認し合うことでもう一度思い出してもらいましょう。
脱線しても最後に思い出せば良いのです。
それに、最後にもう一度確認することで、
- これまだ決まってなかった
- こんな問題が起きるかも
- いつまでにやればいいの?
など新しい疑問が思いつけるかもしれません。
終わりに
今回は、
話し合いで結果を出す方法
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、
- ゴールを決める
- データの整理をしておく
- 最後の確認をする
の三つを紹介しました。
複数人での話でちゃんと結果を出すには、
みんなの向く方向を同じにする
必要があります。
そのためにも、リーダーのあなたが向けるように動かしてあげましょう。
この本では、他に
「ファシリテーションスキルとは」
「ファシリテーションスキルの使い方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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