大切なのは「やり切る」こと
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
冨松誠さんの
「PDCAは、4割回せばうまくいく! 第5章:目標の4割でもやり切ると人も会社も変わる」
です。
あなた会社ではPDCAをうまく回せていますか?
PDCAを知っていても、なかなかうまく回せない会社が多いです。
なぜなら、
良いものにしようとしてPlan(計画)に時間をかけ過ぎてしまったり、理想を追い過ぎてすごく難しいPlan(計画)を立ててしまう
ことが多いからです。
その結果何が起こるでしょうか?
「Check(検証)・Action(改善)までいけない」「回せたとしてもPDCAを1周するのにすごく時間がかかってしまう」
このようなことが起きてしまいます。
しかし、それではせっかく時間かけて作ったPlanも台無しです。
私が働いている会社でも、週1回1時間の会議でPDCAを一つづつ進めていた会議がありました。
つまり、P(計画)からA(改善)までに3週間かかっています。
その結果、会議よりも現場の人たちでの改善ですんなり解決しました。
PDCAサイクルは、
考えて、やってみて、振り返って、改善するだけ
出典:「PDCAは、4割回せばうまくいく!」より
です。
これだけきくとそんなに難しいことをしてるわけではありません。
しかし、うまく回せない会社もあります。
この本では、
どうすれば、PDCAをうまく回せるようになるか
を知ることができます。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- PDCAがうまく回せない人
- 回している間にすぐ挫折してしまう人
大事なのは「やり切る」こと
もっとも大切なのは「やり切る」癖付け
出典:「PDCAは、4割回せばうまくいく!」より
PDCAサイクルが続かない理由として、
途中で挫折してしまう
というのがあります。
挫折してしまう理由は、
「時間がかかり過ぎている」「無茶なことをしている」
などいろいろあるでしょう。
PDCAのいい点の一つに、Aの後Pに戻ることがあります。
つまり、
途中で問題点があっても改善してもう一度回せる
のです。
最初から時間をかけ過ぎてしまったり、無茶なことをしようとせずに、まずはやり切りましょう。
まず1周やり切って、もう一度改善をすればいいのです。
なので、できないことを考えるよりも先に、
できるのにやっていないこと
出典:「PDCAは、4割回せばうまくいく!」より
に気づき、PDCAを回しましょう。
できることをやり続けて「やり切る」力をつける
無理・無茶と思えることは捨てて、頑張ればできるかもしれないにとどめておく
出典:「PDCAは、4割回せばうまくいく!」より
他社でうまくいっていることを、自社にも取り入れてみようとするのはよくあることです。
そして、最初はそのまま取り入れてみるでしょう。
しかし、それは長く続かないことがよくあります。
なぜなら、
「他社ではうまくいったが自社でもうまくいくとは限らない」「他者とは状況が違う」
ということがあるからです。
なので、他社がうまくいったノウハウをそのまま取り入れるではなく、自分たちに置き換えてそのノウハウの良い点を探しましょう。
その後、その点を残しつつ、自分たちのやり切れる方法に改善していきましょう。
自分たちのやり切れる方法になることで、続けることができ、定着していきます。
予測以上にいい結果の時こそ気をつける
大概、最初は誰でも未熟でうまくいかないもの
出典:「PDCAは、4割回せばうまくいく!」より
いきなり、全てうまくいくというのは難しいです。
誰でも、最初は初心者であり、いろいろな問題点が出てくるでしょう。
しかし、PDCAはサイクルになっているため、問題点が出てきていいのです。
その度に、改善案を考えて、一つづつ解決していけば最後にはうまくいっているのです。
なので、PDCAサイクルは何度も早く回しましょう。
そして気をつけるべきは、
予測以上にうまくいった場合
出典:「PDCAは、4割回せばうまくいく!」より
です。
もちろん、すごくいい解決策ができた可能性もありますが、
- 環境が味方した
- タイミングがたまたま良かった
ということもあります。
なので、いきなりうまくいった時は、
「自分たちがうまく解決できた」のか「たまたま状況が良かった」のか
を冷静に見極めましょう。
いきなりうまくいくのは誰にでも難しいことです。
今回うまくいったからと次も同じで大丈夫と決めつけるのではなく、冷静に見極めて次に活かしましょう。
まとめ
今回は、「PDCAをうまく回す方法」についての本を紹介させていただきました。
失敗は誰だってしたくありません。
しかし、PDCAは見つけた問題点を一つづつ消していくサイクルです。
つまり、
問題点は出てくるもの
です。
そう考えずに、1回で問題点を全てなくなるようにするために、
- Pに時間をかけ過ぎてしまう
- 最初からできないようなDをしようとしてしまう
などがあり、途中で挫折してしまうことが多いです。
PDCAで大事なのは、
やり切る
出典:「PDCAは、4割回せばうまくいく!」より
ことです。
これは、「PDCA1週をやり切る」、そして「そのサイクルをやり切る」ことです。
つまり、
できないようなこと・無茶なこと
を計画していてはいけません。
できることからやっていき、そのときに見つかった次の問題点を改善していく
これがうまくPDCAを回すことになります。
この本では、他に「PDCAの使い方」や「計画の仕方」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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