壁にたくさんぶつかれる
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
鈴木明子さんの
「壁はきっと越えられる 夢を叶える晩成力」
第1章:遠回りという素晴らしい生き方
です。
鈴木明子さん
ご存知の方多いと思います。
フィギュアスケートで元オリンピック選手のあの鈴木選手です。
本書は鈴木選手が書かれた
周りより遅くても夢は叶えられる
という本です。
本章では、
人よりできるのが早い早熟型
できるまで時間がかかる晩成型
に分かれて書かれています。
世の中には早熟型の何でも人より簡単にできてしまう人がいます。
そんな人を見ると、「良いなぁ」って思いますよね。
しかし、ほとんどの人がそうではありません。
少ないからみんなが「良いなぁ」と思うんですよね。
つまり、
たくさんの人が晩成型
になります。
自分より器用にできてしまう早熟型の人を羨ましく思うのもわかります。
しかし、晩成型にしかない良いこともあるのです。
この章では、
覚えが悪い人の方が良いこと
について書かれています。
覚えが悪い方が良い点もたくさんあります。
そんなことを教えてくれる章です。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 遅かったから夢を諦めようとしている人
- 続けるのが辛くなってきた人
- 自分は覚えが悪いと思っている人
何度も壁にぶつかれる
まず晩成型の良いところは、
何度も壁にぶつかれる
ということです。
周りがすぐにできることでも、時間がかかることありますよね。
壁にぶつかることを、嫌なことと思っていませんか?
壁にぶつかるということは、
壁を乗り越えられる
ということです。
壁を乗り越えるには、当然壁が必要ですよね。
人より簡単にできる早熟型の人は最初のうちは壁にぶつかりません。
ぶつからないから早熟型というのです。
しかし、どんなに早熟型でも上を目指せば目指すほど
いつかは壁にぶつかる
ことになります。
そして、晩成型でも早熟型でも
初めての壁は怖いもの
です。
それを乗り越えるには努力しかない
のは同じということです。
何度もぶつかり、何度も乗り越えることで、
自分は乗り越えられるという自信になる
です。
乗り越えるには努力と知っている
次に晩成型の良いところは、
何かできるようになるには愚直に努力するしかない
出典:「壁はきっと越えられる 夢を叶える晩成力」より
と知っているということです。
晩成型の人は早熟型の人よりたくさんの壁にぶつかります。
その度に頑張れば、乗り越えられます。
壁を乗り越えるということは、
成功体験ができる
ということです。
「壁を乗り越えられた」
この感情は壁がない人には経験できません。
努力したから乗り越えられた
その成功体験があればあるほど、壁にぶつかるたびに
- よくある壁
- 努力すればまた乗り越えられる
ということを知っています。
今までにできるようになったことがあるから
知っているのですね。
逆に、体験したことのない人にとっては、乗り越えられるか不安に思います。
晩成型にとっても最初の壁は不安だったと思います。
同じところで壁にぶつかった時、
早熟型に比べて晩成型は既にたくさんの壁を乗り越えている
でしょう。
「乗り越えたことがある」
その経験がとても大きいということですね。
奥付
題名:「壁はきっと越えられる 夢をかなえる晩成力」
発行日:2014年09月03日 第1刷発行
著者:鈴木明子
出典「壁はきっと越えられる 夢をかなえる晩成力」より
まとめ
今回は、
覚えが悪い人の方が良いこと
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章で学んだ一番のことは、
壁があるだけ人は成長できる
ということです。
そして、覚えが悪い人ほどたくさん壁に出会えます。
その壁を乗り越えた分、それは自信に変わっていきます。
そのため、まずは自分は晩成型と思ったなら、晩成型と認めましょう。
私は本を読むことに関しては確実に晩成型です。
本書でも、
自分は晩成型と認めるには勇気が要る
出典:「壁はきっと越えられる 夢を叶える晩成力」より
と書かれています。
誰でも自分はスッとできると思いたいですからね。
しかし、晩成型の方が良いこともたくさんあります。
晩成型の方が良くないと思ってはいけません。
そして、自分は晩成型だと認めることにより、
周り以上に努力する覚悟ができる
のです。
人より努力しよう
そのモチベーションが続けることには大事ですよね。
この本では、他に
「壁の越え方」や「本番で力を発揮するには」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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