「損すること」も受け入れる
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
心屋仁之助さんの
「望んでいるものが手に入らない本当の理由」
第3章:拒んでいた「損」をどんどんしてみよう
です。
あなたの欲しいものはなんですか?
私は、「お金」と「信用できる友人」です。
「お金」はたくさんあるに越したことはないですし、
信用できる友人が多いほど毎日が楽しいですよね。
欲しいものとは、まだ手に入れていないものです。
そして、自分が欲しいものを手に入れるために、日々頑張っている人が多いでしょう。
例えば、
- もっとお金を稼ぎたいから、仕事をもっと頑張る
- ライバル店よりも売り上げをよくしたいから、もっと頑張って売る
と考えますよね。
私も、もっと周りに信頼されたいからと、
人の倍動く様にしていた時もありました。
結果、上司に「人の仕事を取るな」と怒れましたw
頑張ればある程度までは手に入れられます。
しかし、欲しいものが大きければ大きいほど、
頑張りだけでは手に入れられない
こともあります。
そして、もっと頑張らないとと無理していませんか?
私はずっとそう思っていました。
この章では、
欲しいものを手に入れるために必要な考え
について書かれています。
頑張ったのにまだ手に入らない
そんな時の考え方を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 頑張ったのにまだ手に入れられないものがある人
- どうしても手に入れたいけれどもあと何をすればいいのかわからない人
自分にとって損にあたることをすると得が手に入る
頑張っても手に入れられない欲しいものがあるのなら、
損を受け入れる
様にしてみましょう。
これが本章の答えです。
あなたがまだ手に入れられていない欲しいものは、
他の人にとっても欲しいもの
ではないですか?
例えば、「お金」です。
いらないという人の方が少ないですよね。
このように、
自分にとって欲しいもの = 他の人にとっても欲しいもの
のことがよくあります。
しかし、
自分が手に入れるということは、他の誰かは失う
ということです。
誰かがくれるから自分は手に入れられるのですね。
自分が得を得るということと相手が損を受け入れるということが繋がっていることもあるのです。
逆に、自分が損を受け入れることで相手は徳を得ることもあるのです。
そして、
自分のために相手が損をしてくれたら逆もしよう
と思う人が多いですよね。
つまり、
自分にとって損にあたることをすると得が手に入る
出典:「望んでいるものが手に入らない本当の理由」より
ということです。
「悪いもの」を手にする覚悟が必要
もし、人から良いものが欲しいなら、
「悪いもの」を手にする覚悟
出典:「望んでいるものが手に入らない本当の理由」より
も必要です。
頑張っただけでは手に入らないものには、手に入れるには悪いものもついています。
人に信用してほしい場合、
他の人が嫌がる様なことをすることで
手に入ることもありますよね。
このように、
頑張っても手に入れられないものを手に入れるには、損することも受け入れる
必要があるのです。
損することを受け入れるからこそ、
相手も自分に差し出してくれるのです。
逆に、
損することから逃げていると手に入れるのも難しい
ということですね。
私自身、今まで損することからは逃げ続けていました。
人生は、損したってかまわない
損を受け入れることで、欲しいものが手に入るかもしれない
では、「かもしれない」で損をスッと受け入れることができますか?
損の具合にもよりますが、
私は即受け入れるとは言えませんでした。
誰でも嫌なことは避けたいです。
つい、
他の方法で手に入れられないかな
と考えてしまいます。
本書でも、
手に入っていないものに気づいたときに、
「ひょっとしたら何かを拒否しているから手に入っていないのかもしれない」
と、少し考えて欲しい
出典:「望んでいるものが手に入らない本当の理由」より
と書かれています。
つまり、いつでも損を受け入れる様にしようということではありません。
まずは、手に入れたくて頑張っているのに手に入らないときに、
損しちゃってもしかたないか
出典:「望んでいるものが手に入らない本当の理由」より
と考えることでできることが増えていくということです。
今まで損しないためできなかったことが、
損を受け入れることでできる様になるのです。
奥付
題名:「望んでいるものが手に入らない本当の理由」
発行日:2013年07月17日 初版発行
著者:心屋仁之助
出典「望んているものが手に入らない本当の理由」より
まとめ
今回は、
頑張っても手に入らないものを手に入れる考え方
についての本を紹介させていただきました。
頑張ればなんだって手に入る
そうならいいですよね。
しかし、現実はそううまくはいきません。
こんなに頑張ったのにまだ手に入らない
そう思った時は一度、本書に書かれていることを考えてみましょう。
大事なのは、
損を受け入れる
ことです。
どんなに欲しいものを手に入れるためでも、
「損をしないで」という条件
をつけていませんか?
頑張ればたくさんのものが手に入ります。
しかし、全てを手に入れるとはできません。
損を受け入れることで、
他の人にはできないことができる
ようになるのです。
その結果、欲しいものが手に入るかもしれないのです。
自分にとって本当に欲しいもの
それは、
損をしてもいいくらい欲しいもの
ということです。
- 頑張っても手に入らなかった
- まだ諦めたくない
- でも何をすればいいかわからない
そう思ったら、自分は損することから逃げていないか考えてみましょう。
その逃げていたことを受け入れることで、できることが増えるかもしれません。
この本では、他に
「過去の自分を受け入れるには」や「なくした自信を取り戻すには」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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