自信がつくまで己を磨き続ける
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
北尾吉孝さんの
「ビジネスに活かす「論語」」
第5章:成果を上げるために「正しいことをする」ー 経営力強化の原点
です。
あなたは、論語を読んだことありますか?
私はあります。
しかし、私には難しすぎて、すぐに止めました。
論語とは、
孔子の教えを弟子の人たちがまとめたもの
です。
この教えは、現代のビジネスにもとても役に立つものと言われています。
大河ドラマでも題材になった渋沢栄一さんも
「論語と算盤」
という本を書かれています。
そして、論語では、
- 人間力
- リーダー力
- 経営力
などたくさんのことの教えが書かれています。
リーダー力や経営力は今でもたくさんの本が出ています。
論語もその一冊ということですね。
この章では、
論語における経営力の教え
について書かれています。
今では、たくさんの論語の本が出ているため、
著者の方の解釈も載っています。
私のように、読みたいけれども難しいと思っていた人は、
これを機に学んでみましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 論語を読もうとしたが難しくて断念した人
- 論語を経営に活かしたい人
目標を決めたら王道を歩む
行くに径に由らず
出典:「ビジネスに活かす「論語」」より
意味としては、
近道をしない
ということです。
つまり、
これと目標を定めたら、ただひたすら大道を真っ直ぐに進んで行けばいい
出典:「ビジネスに活かす「論語」」より
ということです。
誰でも、
- 近道があるなら通って、早く着きたい
- たまには寄り道して、遊びたい
と考えますよね。
その近道は、
何かいけないことをするから早く着ける道
なのかもしれません。
何も問題なく、行ける道であるなら、
その道こそが王道になっているはずですよね。
また、寄り道は楽しいものです。
楽しいからこそ、
抜け出すことは大変
です。
私もゲームが大好きでよく寄り道してしまいます。
1時間だけが気づいたら3時間になっていることも多々あります。
このように、近道や寄り道は
魅力はあっても危険なことがよくある
のです。
なので、目標を定めたらまずは王道を歩みましょう。
恒心を保たなくてはいけない
君子固より窮す。小人窮すれば斯に濫る
出典:「ビジネスに活かす「論語」」より
意味としては、
君子は恒心で乱れず、その他の人は急ぐと乱れてしまう
ということです。
恒心
という言葉をご存じですか?
私はこの本で初めて聞きました。
恒心とは、
常に変わらない正しい心
です。
経営者がよく揺らいでしまっては、着いていく周りの人も不安になってしまいます。
そのため、経営者は
恒心であって、乱れることがない
出典:「ビジネスに活かす「論語」」より
ようにいなければいけません。
では、どのようにすれば恒心が保てるでしょうか?
恒心を保つためには己を磨いていくしかない
出典:「ビジネスに活かす「論語」」より
己を磨いて自信をつけましょう。
自分なら大丈夫と思えるようになれば、要素外のことが起きても冷静を保てます。
経営者は、
危機にあっても恒心で判断しないといけない
こともあります。
その恒心で判断ができるように、己を磨き続けましょう。
困難にあった時に本当の価値がわかる
歳寒くして、然る後に松柏の凋むに後ることを知る
出典:「ビジネスに活かす「論語」」より
意味としては、
本当の強さというのは厳しさの中で初めて出てくるもの
ということです。
言われたことを常にやり続けられる人も重要です。
私にはそれが本当に難しいです。
しかし、
困難にあったときに、その人の本当の価値、強さがわかる
出典:「ビジネスに活かす「論語」」より
のです。
常に予定外のことは起きないなら良いです。
しかし、予定外のことが起きることも当然あります。
その非常時に、
動ける人にも価値がある
のです。
普段、言われたことをどれだけ行えるかのみで、その人の価値を判断するのではなく、
非常時にどれだけ動けるかでも判断をする必要がある
ということです。
思ってもみないことが起きた時に、冷静に判断できる人はとても良いですよね。
まとめ
今回は、
論語における経営力の教え
についての本を紹介させていただきました。
今回挙げたポイントは、
- 目標を決めたら王道を歩む
- 恒心を保たなければならない
- 困難にあった時に本当の価値がわかる
ということです。
大事なのは、
己を磨き自信をつける
ことです。
危険なことや思っても意なきことが起きた時、
たくさんの人恒心を保てず揺らいでしまう
ものです。
しかし、
己を磨き続けることでそれは自信になる
のです。
あれだけやったんだから自分は絶対大丈夫
と思えるくらいに磨きましょう。
論語は、
今ではたくさんの人が読んでいるビジネス書の一つ
となっています。
本屋に行っても、複数の本が置かれていますよね。
そのおかげで、その著者の解釈も載せてある本が増えました。
そのまま読んでも難しすぎた人は、これを機に読んでみてはいかがですか?
この本では、他に
「論語が教える仕事上達のヒント」や「論語に学ぶリーダー力」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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