自分で考えるように聞いてあげよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
板越正彦さんの
「部下が自分で考えて動き出す上司のすごいひと言」
第2章:壁にぶつかった部下を支援する「ケーススタディ」
です。
後輩がミスして落ち込んでいる時、あなたはどうしますか?
私は、一緒に手伝うことしかできませんでした。
私のように手伝うことで全て解決するのなら良いです。
しかし、手伝うことで解決するのは今だけですよね。
常に一緒にいるとは限りません。
今のままでは次またミスをしてしまうかもしれません。
自分が先輩であるなら、
そのような時にサッと後輩をフォローしたい
ですよね。
それが後輩のためになり、自分のためにもなります。
後輩は成長できますし、信頼が築けます。
こんな良いことありませんよね。
この章では、
後輩・部下が壁にぶつかったときに自分ができること
について書かれています。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 後輩・部下を育てたい人
- 落ち込んでいる後輩・部下の力になりたい人
- 後輩・部下と信頼を築きたい人
ミスをした後輩・部下をサポートするとき
自分で気づいたことはある?
出典:「部下が自分で考えて動き出す上司のすごいひと言」より
後輩・部下が落ち込む一番の理由って、
ミスをして上司に怒られたから
ですよね。
怒られるとやる気をなくしますよね。
その時は、まず
自分の言葉で説明してもらう
出典:「部下が自分で考えて動き出す上司のすごいひと言」より
ようにしましょう。
- どんなミスをしてしまったのか
- なぜミスが起こったのか
- なぜ怒られたのか
などを、あなたがいうのではなく自分で考えて説明してもらいましょう。
そうすることで、
自分で問題を向き合うことができる
ようになります。
大事なのは、
自分で向き合うこと
ですね。
間違ってもあなたから原因を決めつけてはいけません。
その決めつけが間違っているかもしれませんよね。
そうなっては、信頼してもらえません。
原因と向き合った後は、
上司であるあなたの方からサポートをする
ようにしましょう。
なんでも手伝うのは良いわけではありませんが、
困っているならサポートしてあげましょう。
後輩がミスが怖くて挑戦したくないとき
君にとっての成長ってなんだろう?
出典:「部下が自分で考えて動き出す上司のすごいひと言」より
新しいことに挑戦しなければミスする可能性は少ない
そう思うことありますよね。
実際、昇進試験なども受けなければ落ちることもないです。
成功経験もできませんけどね。
本当に受けたくない人もいれば、ミスすることが怖い人もいます。
本当は挑戦したいけど、ミスしたくないという人です。
そんな後輩・部下には、
成長した自分をイメージしてもらう
出典:「部下が自分で考えて動き出す上司のすごいひと言」より
ようにしましょう。
ミスするのが怖い人は、
ミスした後ばかりイメージしてしまっている
のです。
それでは怖いですよね。
なので、あなたの方から成功した後に自分をイメージさせてあげましょう。
良いイメージができたら、そうなりたいと思えるものです。
そしてら、挑戦する気も湧きてきます。
それでもまだ怖いと思う後輩には、
まず自信を持たせる必要があるかもしれませんね。
後輩のやる気がなくなってしまっているとき
今のやる気は何%ぐらいだろう?
出典:「部下が自分で考えて動き出す上司のすごいひと言」より
なんかやる気が起きない
誰にでもあることです。
体調が悪いとき・小さくても嫌なことがあったとき
などやる気が落ちることはよくあることですよね。
そんな時は、
やる気の度合いを数値化してもらう
出典:「部下が自分で考えて動き出す上司のすごいひと言」より
ようにしましょう。
そしてそれをあげるために何をするかを考えるのです。
数値化してもらうことで、
- なぜやる気が落ちたのか
- どうすれば上がるのか
を考えやすくなります。
今のやる気と向き合うためにも
まずは数値化してもらいましょう。
そして、どうすれば上がるのかにたどり着いたら、
そのためにワクワクさせる
ようにしましょう。
やる気が100%になったら自然と動いてくれますよね。
つまり、やる気のない後輩・部下を動かすには、
やる気を上げたいと思わせるのが一番
ということです。
やるべき仕事をそのままさせるよりも
やる気を上げてからの方が後輩・部下にとっても良い結果が得られる
気がしますよね。
奥付
題名:「部下が自分で考えて動き出す 上司のすごいひと言」
発行日:2017年07月18日 第1刷発行
著者:板越正彦
出典「部下が自分で考えて動き出す 上司のすごいひと言」より
まとめ
今回は、
後輩・部下が壁にぶつかったときに自分ができること
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章を読んで学んだ一番のことは、
自分で考えてもらうことが大事
ということです。
後輩が困っている時はつい手伝ってあげたくなりますよね。
わかりやすく感謝してくれますからね。
私はずっとそうしていました。
しかし、それでは今の解決にしかなりません。
本当の原因を探り解決する必要があるのです。
つまり、
先輩・上司は自分で原因を探る手助けをすることが大事
なのです。
キツく指導するのが上司なんて考えは間違いです。
誰だって成長するには壁があるものです。
その壁にぶつかれば後輩・部下は落ち込むこともあります。
そんな時こそ、
上司であるあなたの出番
です。
今までの私のように、ただ手伝うのではなく、
なぜそうなったのかを自分で考えるようなひと言をかけてあげる
ようにしましょう。
自分で考えたことで、
直そうと思いそれが成長につながる
のです。
自分で出した答えが一番行動につながる
ということですね。
この本では、他に
「部下のやる気スイッチを入れるひと言」や「部下を自分で走らせるひと言」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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